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semスキン用のアイコン01 賭けに勝ったジーコ ≪日本1-0韓国≫ semスキン用のアイコン02

  

2005年 08月 08日

 「危険な賭けに勝った」。ずっとジーコに懐疑的なことを書いてきたSPORTSNAVIの宇都宮徹壱氏のトーンが、韓国戦後に変わっている。「結果論」だとは思うが、「ご乱心」としか思えなかったジーコの起用法が、終わってみる確かにそれなりの理屈を持ち、成功したかのように見える。優勝は逃したが、監督としての評価は下がらなかった。不思議な人だ。これまでも、奇跡的なPK戦勝ちから優勝まで駆け上がったアジア杯といい、ロスタイムにかろうじて決めたりすることの多かったW杯予選といい、賭けに勝ち続けてここまできている。
 ぼくも監督としてのこの人は、未だによく分からない。賭けに勝っても、「監督としては未知数で危なっかしい」という気持ちは変わらないのだが、他の監督にないよい面もあるし、面白い人だとは思っている。
 よい面というのは、現役時代の彼のサッカーそのままの、攻撃的で面白いサッカーを好む人だということである。そのことは、就任の時の記者会見や、その後の発言などでよく分かった。(SPORTSNAVIが、いつも記者会見を全文載せてくれるので助かる。)

e0006692_1426512.jpg ぼくは、現役時代のジーコは大好きだった。特に、1982年のスペインW杯のブラジル・チーム。2次リーグで敗れはしたけれど、あの時のブラジルとジーコの印象は強烈だった。必殺のスルー・パス、華麗なジャンピング・ボレーや鋭い弧を描くフリー・キック、凄すぎて笑ってしまうようなパス回し、どこをとってもサッカーの面白さが詰まっていた。
 だから、フリー・キックなんかは今でも日本代表の誰よりもうまいんじゃないかと思う。最高の手本が示せる、これもまた「よい点」の一つだ。
 もう一つよい点だと思うのは、「選手を軽く扱わない」という点だ。これは親分としては重要な資質だ。「鈴木をマスコミに笑われた」と怒ったことがあった。今回も、「私が選手を信じなくて、誰が信じるか」などと啖呵を切っている。これは、「軍団」のムードを高め、結束させていく上ではプラスに働くと思う。
 監督には、上手に選手を育てる「教育家型」と、戦略に長け采配のうまい「勝負師型」がいると言われるが、いくら賭けに勝ち続けたと言っても、ジーコはやはり緻密な勝負師には思えない。監督の経験も少ないし、采配で勝敗が決まる接戦なんかではやはり危なっかしい。勝負師でないとするならば、一種の「教育家型」だろうか。だがトルシエのように細かく戦術を教え込むタイプではないし、そこがいつも批判されている。自分があまり拘束されず自由にやっていたので、教え込まれないと動かないようなやつは嫌いなんだと思う。また、天才的なひらめきでやっていたので、そこまで緻密な理論を持たないのだろう。
 優れた部下を信頼し、細かいことはあまり口を出さない「親分型」とでも言おうか。「お前に任せた」と預け、評判が悪い時も使い続け、信頼を裏切られたらスパーッと切ってしまう。中田のように自分で考える優秀な選手の場合は、かえってありがたいだろうが、指示待ち君ばかり育ててしまう日本社会では難しい面もありそうだ。
 当分はジーコ監督で行きそうなので、この「危なっかしい親分」と一喜一憂を楽しむことにしよう。

# by pororompa | 2005-08-08 15:13 | TVサッカー観戦記 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 森山直太朗 / 新たなる香辛料を求めて semスキン用のアイコン02

  

2005年 08月 05日

e0006692_2171755.jpg 帰りに寄った中古屋で、なぜか急にこの人の声が聴きたくなった。その時タイミングよくこの人の歌が流れてきた。それでぼくは目の前の棚にあったこのアルバムを買った。フルアルバムで1280円。定価は3059円とある。
 帰りに車の中で聴いたが、あまりたいした歌には思えなかった。ぼくのカー・ステレオはこの頃調子が悪くて、サ行がひどく耳についたり音がひずんだりする。そのせいかもと思って、家に帰って聴き直してみたら、車の中よりは良かった。四つ星クラスかなと思った。でも、終わったらもう一回聴きたくなった。
 2回目をかけたら、随分と印象が違った。かなりいい。飾りも少なく、まじめに、正面から挑んでくる感じがいい。歌詞がちょっと青いというか、大げさで気負いが感じられるが、青年の歌なんだからそれもいいだろう。むしろ、頑固な感じが面白い。「俺はこれだ!」という強さが見える。発音がちょっと気になるけれども、嫌悪感を感じるほどではない。
 森山良子の息子だということだが、完全に親を越えているとぼくは思う。ギター一本、ピアノ一本の素朴なスタイルの良さや、完成度よりも勢いや味わいの方が大切な場合もあることを、改めて教えてくれる。
 3059円なら買わなかったかもしれないし、何かまだ足りないものも感じるけれど、期待の青年だ。e0006692_21362892.gif

# by pororompa | 2005-08-05 21:34 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ふぬけサッカー ≪日本2-2中国≫ semスキン用のアイコン02

  

2005年 08月 03日

e0006692_22462097.jpg 日本はまたふぬけたサッカーに逆戻りしよるのじゃないか。そんな心配が胸をよぎる悲惨な試合だった。何で点を取らにゃいかん時にチンタラ横パスを回してんの。後半のDF陣の球回し、総替え食らったメンバーよりひどい。まるで、勝っているチームのようだった。
 せめて、阿部よ。お前が縦に出さなくてどうする。そのためにそこにいるんだろう。FKはよかったけど、最終盤のプレー、なんじゃあれは。バックパス、横パス。その間にどんどん時間が経つばっかり。自信がないのか、やる気がないのか。
 どんなFWでも、ボールが来んかったら点は取れんでしょう。やっと茶野が勝負のパスを縦に入れたと思ったら達也のゴール。よくあれだけ少ないチャンスで点を取ったと思う。達也こそ今夜の唯一の光明だ。
 ジーコ氏は凄いプレーヤだけど、人間的にもいい人だけど、代表監督としては危なっかしいというのが、もうはっきりしてきたんじゃないかな。大体、メンバー総替えなんて、笑い者でしょう、普通。

# by pororompa | 2005-08-03 23:07 | TVサッカー観戦記 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 総替えキターッ! ≪日本0-1北朝鮮≫ semスキン用のアイコン02

  

2005年 08月 02日

 サッカーの日本代表の話だが、昨日の女子の方は仕方ないにしても、おとといのは負ける相手じゃなかったと思う。

 ブラジル戦と何が違うかというと、やっぱり中盤が薄いね。責任回避の横パスばっかりじゃあねえ。スパーッと切り裂くような縦への玉出しは、中田、小野、中村の仕事なのかな。
 それと、犬のように走り回る潰し屋も欲しいよね。遠藤ではちょっと弱いのかな。まあ福西はそういうところあるけど。疲れてたんかね。
 それより、大黒柱の中澤があんなふうじゃ勝てるわけないか。

e0006692_21381330.jpg いつも思う。日本サッカーはまだまだ。浮かれたらあかん。
 唯一の収穫は、田中のたっちゃん。いいね。何かやりそう。巻君はまだまだと見たけど。


 そんなこと思っていたら、とんでもない情報が。ジーコ御大、何をトチ狂ったか、先発11人総替えー!? 冗談きつい。
 でも、よく考えたら前もこんなことあったよね。DF総入れ替え。あの時以来秋田とか名良橋とか使われなくなった。なかなかメンバー変えない人だけに、怒るとやっかいなのかも。何しろ今度は11人総替えだからねえ。ツネさんとか大丈夫か。小笠原なんかも内心ヒヤヒヤしているだろう。「誰でも いい時と 悪い時が あるんだな みつを」 なんて思っているかも知れない。

でも、このメンバー、なんか面白そうね。
GK楢崎(名古屋)DF坪井(浦和)茶野(磐田)茂庭(F東京)
MF駒野(広島)阿部(千葉)今野(F東京)村井(磐田)本山(鹿島)
FW巻(千葉)田中達(浦和)

 ここまでやるなら、本山の所、役者が欲しかったな。フランスにいる松井にやらせてみたい。
 

# by pororompa | 2005-08-02 21:27 | TVサッカー観戦記 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 HAWAIIAN SLACK KEY GUITAR MASTERS semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 31日

e0006692_1330319.jpg 「真夏の夜のジャズ」とか言うが、夏はあんまりジャズなんかは聴きたくない。ロックもだ。暑い時はテンションの緩い音楽に限る。だいたい、暑いところの音楽を聴くと、あんまり騒々しいのはないね。

 ということで、暑い夏の休日のBGMはこれ。ハワイのギター音楽。メロディはドレミファソラシド、コードもドミソの世界。冷房ガンガンのデパートで聴く「ハワイアン」なんかとは違う。扇風機の風に吹かれて昼寝でもする時にゆるやかに流れているといいような、素朴な音楽だ。

 この、Dancing Catというレーベルなんだけど、ピアニストのジョージ・ウィンストンが自分で作ったレーベルなんだね。ハワイアン・スラックキー・ギターの大ファンで、レコード作りも始めてしまったらしい。なるほど、楽器は違えどあの人のピアノと何か共通するものがある。

 オムニバスで、いろんなギター弾きが出てくる。ハワイアンというとあのファルセットのヴォーカルがちょっと馴染みにくいが、これはインストルメンタル集なので取っつきやすい。そして、雰囲気を壊すようなのは1曲もない。ぼくはこれを聴きながら、忙しかった毎日を思い返していた。脳をマッサージしてくれるような音楽だ。
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試聴サイト(なぜか2曲目と4曲目だけ聴ける)

# by pororompa | 2005-07-31 13:15 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 庭の蚊帳 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 28日

 庭に蚊帳を吊った。こんな感じである。
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 正しくは、「スクリーン・メッシュ・タープ」とかいうらしい。ネット・オークションで安かった。
 ぼくはもともとキャンプが好きで、子どもが小さい頃は家族で毎年あちこちの河原へキャンプに行っていた。クラスでも、4年以上受け持った時は必ずキャンプをしていた。高学年を持っていてしなかったのは今年ぐらいである。でもここ数年は、家族が行きたがらないので、夏はテントやタープを庭に張りっぱなしにしている。

 夏到来の気分だけでも味わおうと、ゆうべはこの中で焼き肉をした。蚊の襲来がないのは安心だ。でも、風を通す網でもやはり垂れているとかなり暑い。火を扱うなら、秋ぐらいの方が楽しいのかも知れない。ひょっとして冬の鍋物とかも。それでも外で飯を食うのはいい気分だ。

 飯を食わなくても、この中でぼうっとしていることがある。ビールを飲みながらただ座っているだけで十分楽しい。新しい歌が思い浮かぶこともある。

 最近の家はサッシに網戸だが、ぼくの子どもの頃のぼろ家は蚊が入り放題だったので、母はいつも蚊帳を吊ってくれていた。「夏休み」と言えば「蚊帳」を連想するぐらい、強いイメージがある。友達が誘いに来ると寝床から起き出して、蚊帳をくぐってラジオ体操に出かけていたものだった。

 暑い夜は今でもこの中で寝たいなと思う時がある。でも、いびきが近所に響き渡ったらかなり恥ずかしいし、第一迷惑だろう。そう思ってやめている。

 さて、今夜も網の中で風に吹かれようか。

# by pororompa | 2005-07-28 19:47 | 風に吹かれて | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 「きめこまかな肌」に注射針は刺された semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 26日

e0006692_1293589.jpg 今日も健康診断へ行ってきた。普通はこの中に胃の検診も含まれるんだが、この町のやり方は違うらしい。場所は「健康づくり協会」というところ。我が家の近くである。胃の検診がないせいか、手際よく進んだ。

 実はここ数年健康診断は「D」か「E」判定である。もうずいぶん前のことになるが、同僚に元気のよさがウリの女の先生がいた。「ええーっ?! Bハンテーなのー?、私ってAハンテェーイ! アハハハハー!」などと職員室で騒いでいたのはいいのだが、「みんなどうなってんのかしら?」というプライバシー無視の興味を突然抱いたらしく、「松田センセーはー?」などとはしゃぎながらぼくの封筒から勝手に通知を引っ張り出し、「え、Eーィ?!…」などと叫びやがった。さすがに一瞬座が白け、一緒に騒いでいた職員もシーンとなったことがある。今どこかで管理職をしているらしいが、「あなたって死にかけなのー?!」とか叫んでないことを願う。

 さて、ぼくの結果の悪いのはいつも血の検査で、中性脂肪とかコレステロールとかが適正の範囲にないらしくて、このままじゃ「動脈硬化」だと警告される。食事には自分なりに気を付けているつもりなんだが、あんまり毎年変わらないんで、半分は慣れっこになってしまった。それでも去年ぐらいから、好きなコーヒーに砂糖を入れなくなってきたので、太る傾向はおさまった。まあ脳梗塞とか言われても、70代や80代ならいいや、ぐらいに思うことにしている。

 それにぼくは血管が浮き出てこないらしく、毎年血を採るのに苦労する。どういうわけかぼくの体は、下半身が筋肉質なのに上半身が貧弱だ。子どもの頃から「体力テスト」の類では、跳んだり走ったりが満点近いのに、投げたり握ったりが弱かった。腕も細く手も小さい。そのせいなのか関係ないのか、血管がなかなか浮き出てこないと看護士さんに言われる。

 昨日見つけた10年前の書き込みでも、こんなこと書いてる。
>血の検査をするという事で痛い注射もされたのですが、看護婦さん、「男の人
>にしてはきめこまかな肌してますね。きっと娘さんはべっぴんさんでしょう。」
>などとほざきながら、何度も失敗して針を刺し直すんです。僕は、憮然として、
>「白魚のような指と言われています」と答えただけでした。

 でも今日の人はうまかった。いかにもベテランという感じだったが、喋りもうまい。一番採りやすい所をすばやく見極め、安心感を与えながら巧みに血を採っていった。

# by pororompa | 2005-07-26 12:54 | 日常雑事 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 今日も元気だバリウムがうまい semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 25日

e0006692_17344642.jpg 胃の検診に行ってきた。勤め先の町のG病院が指定となっている。一般の病院で受けるのは初めてだ。
 ぼくは、バリウムというやつが大の苦手である。10年くらい前に初めてバリウムを飲まされた時、こんなもの飲むぐらいなら病気でくたばった方がましだと思った。検診車の中で、飲んだばかりのバリウムをもどしたこともある。

 10年前のパソコン通信の書き込みを引っ張り出してみた。
>月曜日は人間ドックというやつで朝からバリウムちゅうのを飲まされました。
>初めて飲みましたが恐れていた通りのものでした。2度と飲みたくありません。
>飲んでその後のことは知りませんでしたが、まさか回転ベッドが待っていると
>は思いませんで。チャップリンのモダンタイムズがふと頭をよぎりましたが、
>幸い機械が暴れたり火花出したりはしなかったようです。
 くだらんことを書いている。

 今日もバリウムが心配でならなかったのだが、今日飲んだバリウムは、これまでで一番楽なものだった。今日の病院は、例の「回転ベッド」に立たせてからバリウムを飲ませた。
 「まず、一口、口に含んでください。」 
 「はい、飲んでください。」
 そんな指示を2,3回繰り返し、その後一気に全部飲ませた。なぜかいつもより楽だ。味がいいのか。それとも喉が渇いていたのか。量は確かに昔よりは少ない。昔はジョッキみたいに大きかったような気がする。
 飲み干すとちょっと間をおいて発泡剤を飲ませた。「ゲップするな」という例のやつである。ゲップするなと言われてもねえ。

 無事飲み終えると、「回転ベッド」で、言われるとおりにあっち向いたりこっち向いたり。しばらくしてようやく撮影は終わった。
 途中逆さまになるのがある。看護士さんが心配して体を支えに来てくれたが、ちゃんと取っ手を握っておかないと落ちそうになる。毎年何人かいるんじゃないだろうか、頭を強打する人とかが。

 しばらくすると診察室に呼ばれ、撮ったばかりの写真を見せながら説明してくれた。こんなのは初めてだ。これはドキドキする。最初に結論を言わない。10枚ばかりある写真を1枚ずつ説明していく。ドラマにありそうなシーンだ。「この部分ですねえ、ちょっと陰りが…。」とか言い出しそうな気がして、緊張した。
 
 胃は大丈夫だったようである。明日は血や尿の検査。こいつは毎年大丈夫でない。「コレステロール」てやつだ。気が重い。

# by pororompa | 2005-07-25 18:22 | 日常雑事 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 こんなピンコに誰がした semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 24日

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 このブログのトップの画像になっている猫は、我が家の「公式猫」の中で一番古株のピンコである。しっぽがピーンと立っているので「ピン」という名前が付き、その後「ピンコ」とか「ピンちゃん」と呼ばれるようになった。この名前を誰が付けたかは諸説あり、我が家でしばしば口論となったが、はっきりしているのはしっぽの立ち方で名前が付いたということである。

 この猫は近所に生まれた子猫から適当に選んできたのだが、これがとんでもない猫だった。恐ろしく凶暴な猫なのである。我が家の中でピンコにケガさせられたことがない者は一人もいない。娘などは小さい頃は襲われてさえいた。突然ダッシュして来て足などを噛んで逃げるのである。ぼくなんかも今でも機嫌が悪い時は側を通るだけでいきなり叩かれたりする。とにかく気性の激しい猫だ。

 だから避妊手術なんかは大変であった。「ちょっと激しい猫なんですが…」とぼくらが言っても、ベテラン獣医さんは「大丈夫よ」と相手にしなかったが、手術が終わって戻ってみると、ピンコは恐れていたとおり怒りまくりの荒れ放題。獣医さんは「激しいなあ!」とあきれ果てて目を丸くしていた。たくさん猫を見てきた獣医さんが驚くような猫なのである。
 死んだぼくの母も、どんななつかない野良猫でも手なずけた「猫使いのばあさん」みたいな人だったが、この猫にだけは手を焼いていた。「こんな猫は見たことがない」と言っていた。

 この猫がこれだけ凶暴なのは、生まれつきそういうたちだと思うのだが、我が家では「後天的要因説」が根強い。特に「父虐待原因説」というのがあって、主に妻と娘がとなえている。この猫がまだ子猫の頃、二階に上がってこないようにするためにぼくが脅かしたところ、慌てて階段を転げ落ちるように逃げたことがあった。それがトラウマとなってこの性格が形成されたというのである。

 この猫は、猫的には優秀であったようで、狩りもうまく、子育てなんかも実に立派にやり遂げた。お乳も餌もしっかりやり、子猫を外敵から守るのにも目を光らせていた。外敵とまちがえられて妻は足に激しいケガをしたぐらいだ。

 それでも我が家でピンコを悪く言う者はいない。初代猫として特別待遇を受けている。ケガさせられたら、それはそいつが悪い。ピンコの性質を理解せず迂闊な行動をしたせいであろうということになっている。

 そのピンコも、猫エイズを患いつつも10年生き延びたが、さすがに勢いは弱くなっている。たまに狂ったように家中を走り回る以外は、若い頃の激しさはもうなくなった。
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# by pororompa | 2005-07-24 15:04 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 夏の庭 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 23日

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 夏になると庭で過ごすことが多い。写真はパソコンのあるこの部屋から撮ったもの。猫のピンコのやつが何事かと驚いている。
 奥に2ヶ所朝顔が茂っている。肥料のせいか葉ばかり茂って花があまりつかない。右側の木はバンマツリ、左側の花は、毎年勝手に生えてくるピンクのサルビアだ。左上に少し見えるのがヒマワリ。巨大化して2.5mぐらいになった。

e0006692_1029511.jpg 朝顔は好きで毎年植えている。ここ数年、「曜白」というのを植えているが、これは白い筋のある朝顔だ。有名な研究家が外国の朝顔と日本の朝顔をかけ合わせて作り出したものだというが、昼が過ぎてもしぼまず、夕方近くまで咲いているところが素晴らしい。今年も一袋買ってきたが、妻の管理している玄関先のアプローチ沿いに使ってしまった。これは何年か前の写真だが、今年もこんな感じで咲いている。

 それで、ぼくの担当になっている南側の庭には、適当にそこらで発芽したものや、去年の教材の残りなんかを植えておいた。曜白の朝顔も出たが、青紫ばかりである。去年スイカやニガゴリに包まれて見えなかったが、その色だったのだろう。或いはひょっとしてF2はだめなんだろうか。来年はもう一袋種を買ってカラフルな曜白朝顔で飾ろうと思う。
 さて、庭で過ごすのは好きなんだが、困るのが蚊というやつである。そこで去年から使っている網付きのタープを庭に張った。要するに蚊帳である。張る時に全身何十ヶ所も刺されてしまったが、何とか張り終えた。ううむ…。圧迫感はあるがまあ仕方がない。その蚊帳での様子はまた今度書くことにする。

# by pororompa | 2005-07-23 10:48 | 風に吹かれて | Trackback | Comments(0)