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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々400】BADEN POWELL / SERESTA BRASILEIRA semスキン用のアイコン02

  

2018年 05月 06日

e0006692_17391425.jpg 短く感じた連休も今日で終わった。それなりに充実していたと思う。連休のありがたみを感じるのは今年までなんだろう。仕事をしていればこその休みだからな。

 連休を楽しもうと通販で思い切り5枚頼んでいたのが、悉く
外れだったのにはがっかりした。1枚は古いフォークの買い戻しだから当たり外れはないが、残る4枚は全てジャズ、どれか一つは心に響くものがあるかと思っていたのだが…。

 何か寂しい気持ちになったので、連休の狭間の出勤日の帰りに、中古店に寄って、
廉価盤の棚から4枚買って帰った。あまり期待はしていなかった。その中にこれがあった。

 バーデン・パウエルは昔、「孤独」という邦題のLPは持っていて、それは割と気に入っていた。しかしその後買うCDはどれもあんまりいい印象はなかった。今回も、もし1枚減らすならこれかなという感じだったが、ジャケットに何となく惹かれるものがあった。月夜に恋人の窓辺でギターを奏でる味わい深いイラスト。「セレナーデ」という言葉が思い出される。

 帰ってかけてみると、聴きたかった
バーデン・パウエルはこれだというような音が流れてきた。タイトルの「SERESTA」というのはやっぱりセレナーデの意味であるそうな。しっとりした濃い情感が、最初から最後まで、全体に流れている。突出して印象に残る曲はないが、最後まで心地よい潤いは続く。他の盤にない独特の雰囲気で貫かれた盤は貴重だ。「これでなくては」という時がある。この盤もその仲間入りした。
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# by pororompa | 2018-05-06 18:06 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々399】BARNEY WILEN / BARNEY semスキン用のアイコン02

  

2018年 04月 22日

e0006692_12295156.jpg うちでは今テレビで、錦織と藤井聡太を追いかけているから、これにサッカーが加わると観るものが多くて大変だ。この週末は女子サッカーのアジア杯で日本代表が優勝し、ひさしぶりに錦織も復活してマスターズ1000の決勝まで来たので、これで藤井君の対局まであったら、観るだけで大忙しだったろう。

 さて年度替わりの仕事も一段落し、家庭訪問にも突入しながら連休に向かっていく、光もまぶしいこの季節は、気分的にも楽しい。久しぶりにジャズのCDなどをまとめて注文したが、なかなか届かないのでこれを聴いている。

 フランスに渡ったアメリカのジャズメンと現地の
ジャズメンの合同セッションという趣だが、すでにこれが1950年代の演奏だ。フランスでも早くからジャズが愛好されていたのだろう。主役のバルネ・ウィランとベース、太鼓がフランス人で、ピアノがデューク・ジョーダン、トロンボーンがケニー・ドーハムという顔ぶれだ。

 1曲目「ベサメ・ムーチョ」は「哀愁の瞬間作曲家」とぼくが勝手に呼んでいる
デューク・ジョーダンにはぴったりの選曲だ。と言うか、ジョーダンのソロが自作曲みたいに聴こえて笑ってしまう。その御本人の代表作「ジョードゥー」、そしてドーハムの「蓮の花」と、1曲おきに哀愁系の曲が並んで、アルバムの雰囲気を決めているが、考えてみるとこんな有名曲の作者御本人が並んでいるわけだからすごいよな。これにバルネの書いた映画主題歌なんていうのも続くし。

 全体にラフと言えばラフなライブで、例によってピアノの調律が気になるところもあるが、空気がジャズというか、
時代の音に浸れる。ハードバップな中に哀愁の香辛料を振りかけて、人種や文化が違ってもジャズ語で語り合いました、って感じかな。
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# by pororompa | 2018-04-22 13:09 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 延長前半のハーフ・タイム semスキン用のアイコン02

  

2018年 03月 24日

e0006692_20205969.jpg 文集ができると、ようやく年度末の峠を越したことを実感する。

 再任用の1年目がやっと終わるところだ。2年やろうと決めているので、その半分、サッカーで言えば前半戦が終了だ。いろいろあったが、とにもかくにもここまで来た、やれたということがうれしい。

 それより最近のできごとでショックだったのが、車が走行中に動かなくなったこと。走行中にだよ。

 職場から帰ろうとするときにエンジンがかからなかったので、バッテリーが上がったのだろうと思い、直結してもらってエンジンを駆け、充電がてら郊外を走って、やっと家まで戻ってきたその時だった。
家に続く最後の路地を曲がろうとしたところで、まったく動かなくなった。クラクションも鳴らないし、うんともすんとも言わない。取りあえず通行の邪魔になるので、押して何とか車が交差できるスペースを空けた。

 場所が家のすぐ近くだったからまだよかった。しかも週末の夕方。そこのご夫婦のお力をお借りしてその家の駐車場に押し込み、次の日レッカー車が来るまで置かせてもらった。本当に助かった。

 原因は、バッテリーの接触部分にあったようだ。古い車だからそういうこともあるのだろう、恐いけれど。

 
時と場所が悪かったら死んでたな。しばらく車に乗るのが恐かったし、今も恐い。

 
色々つらい苦しいだとかあっても、生きていての話。
当たり前に生きて、今日が迎えられたのがうれしい。延長戦の後半も楽しく勤め上げて、有終の美を迎えたい。うまくいった今年の学年末の日程を書き残しておかなくちゃ。


# by pororompa | 2018-03-24 20:46 | 本業方面 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々398】山下洋輔 / WIND OF THE AGE semスキン用のアイコン02

  

2018年 02月 25日

e0006692_17522279.jpg コルトレーンの息子はコルトレーンそっくりの音で吹くのか。これ聴いて驚いた。

 中古屋で山下洋輔が安く出ていたので買ったというだけで、別にコルトレーンの息子など期待していなかったのだが、すっかり気に入ってしまった。このつややかな音色は、間違いなく父ちゃんの音だ。フレーズはもちろん父ちゃんほど過熱しないけど、かと言って軟弱でもなく、ほどほどに
聴きやすい。丸くなった山下洋輔にぴったり合う。

 1997年と書いてあるから、30年も前か。気づくのが遅すぎたけど、まあジャズ界の時の流れじゃ、近年の範囲か。

 前半はほどよく暴れて、後半は抑え気味に「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ 」なんてのも出てくる。ラストの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」が山下調なのがおもしろい。

 春のこの忙しい時期にこんなのを聴いているのも珍しいが、若干気持ちがハイの休日なのだ。そのわけは、明日がクラスの子どもたちの発表会で、昨日すっかり準備をすませたからなのだ。一年で一番忙しい季節に突入だ。
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# by pororompa | 2018-02-25 18:09 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々397】JANOS STARKER / チェロ小品集 semスキン用のアイコン02

  

2018年 01月 28日

e0006692_12103804.jpg 寒い朝にこれをかけたら、しっくりきたので、この頃は休みの日にはこれを聴いていた。今年の冬は寒い。

 ずいぶん前に買ったものだ。シュタルケルを生で聴いたことがあって、その余韻が残っていて買ったような記憶がある。安い席で、3階の端っこの、天井桟敷のような席だったが、十分に鑑賞の気分に浸れた。

 ぼくはどうも大編成の音楽よりも、こういった小さな編成の音楽の方が好きなようだ。クラシックではオーケストラを聴くより、カルテットやデュオなんかを聴くことの方が多い。特にチェロとギターが好きだ。

 シュタルケルという人は何となく地味な印象だが、その日もわりと渋い選曲だった。アンコールで弾いたコダーイだったか何だったかの渋い曲がすごくよかったのを覚えている。もっとも、クラシックをよく知る人には案外定番なのかもしれない。

 このCDも、買った時は渋すぎる感じがした。この種の小品集に入っている「白鳥」だとか「トロイメライ」だとかは並んでない。
ドビュッシーの「亜麻色」ぐらいかな。ヘンデルの「シチリアーノ」から始まる空気感が、室温10度に満たない朝の部屋によく馴染む。
この人の編曲が多いから、自分で開拓したチェロのレパートリーとして大切に弾いてきたのだろう。

 今では当たり前のデジタル録音の先駆けの、DENONのPCM録音シリーズ。変な音作りはなく、自然に音楽に浸れる。

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# by pororompa | 2018-01-28 12:00 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々396】遠藤賢司 / 嘆きのウクレレ semスキン用のアイコン02

  

2017年 12月 30日

e0006692_14415304.jpg 我が子二人が戻って来て、いつもの、そして幸せな年越しだ。スピッツを聴きながらマージャンをしたり、焼肉を食いに行ったり、これもいつものことだ。

 遠藤賢司が亡くなったらしい。ふと一人になった時間にこれを引っ張り出して聴く。

 ぼくは同時代にこれを聴いていた。その時のぼくはフォーク少年。「満足できるかな」の次の作品がこれだった。「猫と僕と君」なんか手癖みたいに弾ける。ぼくはある部分、強く影響を受けているかもしれない。とても付いていけない狂気のような部分もある人ではあったが。

 静と動の人でもある。この中の3曲目と4曲目で、激しい情念がほとばしるが、中学生にはよく分からなかった。今聴いてもよく分からない世界が、絶叫の内に展開される。この辺はあまり触らないようにして聴いていた。

 LPではB面の2曲が、ぼそぼそと呟くように弾き語る。これがいい。
特に「いつの間にか雨が」いつの間にか雨が降りそうな日なんかに黙って聴こう。じわっとくる猫好きならもっとだ。

 最後のベートーベンには驚くが、1曲目の軽さにしても別にふざけているのではないということが、この人を知るほどに分かってくる。島倉千代子を絶賛していたが、ジャンルでどうのという感覚がない。純粋すぎるほど純粋な人なのだ。

 それにしても50年か。50年経っても古びていない。それは時を超えた純粋な作品だったからだと思う。合掌。

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# by pororompa | 2017-12-30 15:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々395】EUGEN CICERO TRIO / SPRING SONG semスキン用のアイコン02

  

2017年 12月 10日

e0006692_12500675.jpg 誕生日と日曜日が重なったので、「買い物籠」に入れっ放しになっていたチャーリー・ヘイデンとゴンサロ・ルバルカバの「Tokyo Adagio」を買ってゆっくり聴く日にしようと思っていたら、品切れだというので、仕方なくしばらく前にヤフオクで買ったこれを聴いている。

 オイゲン・キケロという人は、昔からクラシックを巧みにジャズ化して弾くことで知られているが、ジャズ界ではどこか軽く見られている人だ。かと言って正面から馬鹿にする人もあまり見かけないのは、やはりこのうまさというか、ジャズ的なノリのよさが抜群なためだろう。

 とにかくうまいのはうまい。クラシックをジャズ化するといっても、よくあるような、ただ題材がクラシック曲で、始まったら普通のジャズというのでもない、どこか原曲の雰囲気というか、香りのようなものは漂わせている。けれどもインプロヴィゼーションは抜群で、快くスウィングする様はジャズの楽しさに直結している。つまりはどちらのジャンルもうまいわけだ。

この人はクラシック弾きで、天才児や神童の扱いだったのが、ジャズを耳にしてこっちの道に進んできたという人だそうな。ある意味ヨーロッパらしいというか、最もヨーロッパ的なジャズ・ミュージシャンじゃなかろうか。

 スウィングしているのはベースやドラムの貢献も大きい。ジョン・クレイトンにビリー・ヒギンズ。ここはアメリカの黒人ミュージシャン勢がしっかり務めている。

 ところでこのCD、ひどく古い。1984年というからまだCDの初期である。でも音はいい。見ると、3800円と書いてあるではないか。高い。それでも30年以上も経ってこんな立派な音を奏でているのだから許そう。
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# by pororompa | 2017-12-10 11:28 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々394】GONZALO RUBALCABA / THE BLESSING semスキン用のアイコン02

  

2017年 11月 12日

e0006692_11392977.jpg 爽やかな天気である。暑からず寒からず。休養も十分。元気のいいのを聴こう。久しぶりにゴンサロさん。

 と言っても、この前職場の子どもの聴覚検査の担当をした時に自分で試したら、4000Hzが聞こえにくくなっていたのでびっくり。ま、トシだわな。あんまり大きな音を聴いたらいかんかも知らんけど、このくらいならよかろうと、ボリュームは9時くらい。それにこのアルバム、1曲目は走り回るけど、全体はバラードが多いんだった。

 その元気のいい1曲目は「シルクイト」。「シルクの糸」どころか、「サーキット」の意味らしい。それでか知らんが、走り回る
走り回る。でもどれだけ暴れても不思議にうるさくないのがこの人。やはり達人だからだと思うな。音の選び方やリズムの乗り方がうまいんだと思う。

 あ、
それと、ドラムがうまいのあるかな。デジョネット。ベースがまた、ヘイデンさんでした。面子は最高のトリオだ。音もいいし。キースみたいな唸り声もないし。もっともっと売れてもよかったのにと思う。

 2曲目の「サンディーノ」と3曲目の超スローの「ベサメ・ムーチョ」を聴いた時点でかなり満足感がある。ライナーを読むと、デジョネットはゴンサロのバラードのうまさを褒めていたらしい。確かにこの人のバラードは、通俗曲を弾いても全然俗っぽくならない。かと言って聴き手を拒んだりもしない。分かる人をじわあっとジャズの興奮に連れて行く。

 そう言えば、ヘイデンとゴンサロの東京でのライブを買い物籠に入れたままだったなあ。あれを買わなくては。
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# by pororompa | 2017-11-12 12:23 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々393】RED MITCHELL & KENNY BARRON / THE RED BARRON DUO semスキン用のアイコン02

  

2017年 10月 08日

e0006692_20383926.jpg これは久しぶりの当たりだぜ。

 買う盤に、だんだんと当たりが少なくなっていくのはこういう趣味の宿命なんだろう。この頃当たりに出合うことがほんと少なくて、買うのも聴くのも年々減ってきてる。耳と感性の衰えとは思いたくないが。

 でもこいつはガツンときたね。1曲目はしまったと思った。ピアノの音が気に食わない。妙にキンキン、ピラピラとしていて、なんか浮わついている。曲は「ザ・ボーイ・ネクスト・ドア」で好きな曲なんだけどな。

 2曲目が「オレオ」だなあ。これもバタバタとうるさいのかなと思ったら、これがなかなかいい。ベースの音がいい。ガンとくる骨のあるベースの音だ。不思議にピアノもいい音に感じ出した。息遣いが聞こえる。「ような」ではなくて、ほんとにベース弾きのひたむきな息遣いが、ベースの音とともに聞こえてくる。こういうベースが聴きたかった。どちらかと言えば、ケニー・バロンを聴こうと思って買った盤だけど、主役は完全にレッド・ミッチェルだった。

 3曲目がまた素晴らしい。ケニー・バロンの曲だというが、哀感のある短調の曲だ。熱いジャズを聴く喜びを久しぶりに感じた。その後もいい感じの演奏が続き、最後の2曲がまた素晴らしかった。「ネームリー・ユー」と「ダーン・ザット・ドリーム」。

 何でも、レッド・ミッチェルの自宅で録ったという話だ。ベースが主役に聞こえるのはそのためなのかな。年に一度、いや半年に一度くらいはこういう盤に出合いたいもんだ。
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# by pororompa | 2017-10-08 21:22 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 T's Ukulele CS-100 semスキン用のアイコン02

  

2017年 09月 16日

e0006692_21150085.jpg 台風が近づいているが、成績まとめと運動会も近づいているので、もっぱらそっちの方が気になっている。」去年の今頃もそんなことを書いている。今年と同じじゃないか。台風も含めて今年とそっくりだ。違うのは今日一日何も仕事をせずのんびりしたことだ。のんびりと、届いたばかりのウクレレを弾いていた。

 新しい職場でもウクレレ愛好会の話が出たりしているが、講師まがいのことをやっている割にはチープなウクレレばかりで、一つぐらいはまともなのが欲しいと思っていた。と言っても10万もは出したくはない。ところが、ウクレレは安価な量産品か、さもなければ高価な手工品かに分かれていて、中間的なものが少ないそうだ。

 そんな中で、マホガニー、コンサート・サイズで手ごろな値段の「T's Ukulele CS-100」に決めて、
夏休み中に買おうとしていたのだが、突然のPCのクラッシュで一度は諦めた。でもやはり欲しくなっていろいろネットで探していると、中古の程度のいいものが見つかって急いで買い求めた。

 届いてみると、新品のような感じだ。大事にされていたのがよく分かる。丈夫そうなケースまで付いていた。
 
 弾いてみると、ネックが薄くて弾き易さを感じる。そして、何より音程が正確だ。この2点が大いに気に入った。高音まであまり狂いがないのでハイポジションのストレスが少ない。音は繊細な感じで3弦や2弦を開放弦で激しく弾くとややびりつくが、許容範囲ではある。定価8万円クラスでも「入門に最適」などと宣伝してあって力が抜けるが、装飾を少なくして楽器としての部分をしっかり作ってある感じだ。

 再任用が思ったよりきつくて、今年で終わろうかと思っていたのだが、夏に十分力を蓄えられたせいかまた気が変わった。来年度まで働こうと思う。
明日からは仕事にかかろう。でも「こころの糧」も重要なのさ。

# by pororompa | 2017-09-16 22:51 | こころの糧 | Trackback | Comments(0)