【音盤的日々 121】 RAY CHARLES / WHAT’D I SAY
2007年 08月 05日
ところがやっぱりいいですな、本物は。有無を言わせない。音が始まると容赦なく引きずり込む。帰りの車の中で体が揺れてた。
帰って聴き直してみたら、もっと良かった。とにかく濃い。ぶっといベースの音に乗ってぐんぐん持っていく。よく聴いたらウッド・ベースだ。ポップ・ミュージックなんだけど、この時代はまだアコースティックなのね。まあレイ自身も歌無しでジャズメンと共演したりしてた時代でもあるし。ソウルの創始者とか言われてるけど、「ジャンルなんてどうでもいい、オレの好きな歌を好きなようにやるのだ」という感じで、歌いまくり弾きまくる「ジニアス」ぶりが強烈だ。
ついでに家にあった他の作品も聴いてしまったが、元気が出た。ある意味じゃ、真夏向きなのかな。
by pororompa | 2007-08-05 18:54 | 音盤的日々 | Comments(0)