ウクレレ・ベース OT-UB & ベースアンプ VOX PB10
2013年 08月 04日
そんなぼくがこの年齢になって初めて買ったベースが、この「ウクレレ・ベース」である。ウッド・ベースもどきの音で、小型サイズで、2万円。なぜこのサイズで低音が出せるのか、その訳は、ゴムのような素材の弦にあるという。それとアンプの力で、擬似的なアコースティックのベース音を再現しようというわけだ。KARAという会社の開発したU-BASSというのが元祖で、それを島村楽器が真似して、安くで作ったもののようである。
さて肝心の音の方だが、やはりこのサイズだから、ウッドベースの音をというのは無理である。もともと大きな期待は抱いていなかったから、それはまあいい。特に生音では、話にならない。
アンプを通せば、仲間内のギターのバック程度なら、十分実用になる。弦はソフトで、ハードに弾くと音がびびるが、本体も軽くて演奏はしやすい。ただし、よく音が鳴るのは3弦までで、最低音の4弦はやはり厳しい。アンプを通しても同じである。
フレットレスもあって、どっちにしようか迷ったが、難しそうなのでフレット付きの方にした。1弦の高音で、ベースソロまがいを弾くと、音程が正確なのでなかなか気持ちいい。
本体がチープなので、アンプも安いのにした。アンプについては初めて買ったのでよく分からないが、超低音はサイズや楽器から無理だけれど、3弦までは温かい音で気持ちよく鳴っている。
学校で子どもたちが「段ボールバンド」をしているが、そこでも弾かせてみようと思っている。
購入後、一週間で、アンプから音が出なくなった。島村楽器の対応はよく、素早く交換してくれた。対応には満足している。交換品を見て、電池のケースが付いているのに気が付いた。最初のものには電池ケースがなく、特に取扱説明書のようなものもないので、電池を直接差していた。
音が出なくなったのは、電池の容量が小さいのと、ぼくは知らなかったがシールドを差しっぱなしだと電池を消耗するそうな。もしそのまま音が出続けていたら、電池のケースがないことに気が付かないままだったかも知れない。この楽器を買う人の中には、ぼくのようにアンプにつなぐ楽器は初めてという人もいるだろうから、簡単な取扱説明書は欲しいと思った。ただ、繰り返すが、店の対応はよかった。
by pororompa | 2013-08-04 19:38 | こころの糧 | Comments(2)
4弦だけ音が全く出ていない程弱くてクレーム対応で修理してもらいました。
若干バランスは悪いですが実用上許容範囲と判断しています。
因みに、修理以降の方が全体的な鳴りは良くなっています。
また、S楽器オリジナルブランドの製品ですが良くにたモノが色々出回っているようで製造企画は同じのそれぞれ仕様違いのOEMかと思います(値段は最大2倍程度違っています?)
アンプはアコースティックなベースらしい音を欲するとしっかりとしたモノが必要かと思います。
内蔵のプリアンプが意外とパワフル(出力レベルが高い)でヤワなアンプだと対応しきれない場合も懸念されます。
、、、ウッドベースのラインレベルよりも高レベルな場合も、、、
あと、ベースアンプよりもアコースティック対応アンプやパワードモニタースピーカーが良い仕事をしてくれそう?
自分はフィルジョーンズのダブルフォー(お持ちのVOXアンプとほぼ同じサイズ?ながら70W)やヤマハの古いパワードモニタースピーカー(60w)他で使って居ます
手軽なベースとして、十分遊べるとぼくは見ました。教員なので子どもたちに弾かせていますが、軽いので扱いやすく、これで低音の魅力に気付く子も出ました。面白い製品と思います。