JOE CHINDAMO TRIO / PLAYS THE PAUL SIMON SONGBOOK "AMERICA!"
2005年 11月 23日
オーストラリアのジャズ・ピアニストの、サイモンとガーファンクル集。サイモンとガーファンクルは中学生時代に夢中で聴いた。そういった懐かしさもあり、ネットで試聴したらよかったので買いに行った。
買って帰って聴くなり、側にいた妻に「これ試聴して買ったの?」とケチをつけられたが、反論したくなる程のよさは残念ながらなかった。特に嫌悪するような演奏はないが、スーッと流れていって深みが足りない。コクが欠けているのだ。サイドメンも力不足かな。
ジャケットなんかもセンスが良くて、2500円出そうという魅力が感じられたのだが。外見は魅力的だが話してみたら案外つまらない女性のようなアルバムだ。
ネットではほんとにさわりしか聴けないので、テーマだけ聴いてアドリブが聴けないことが多いが、ジャズはそれではいいアルバムか見分けられないなと思った。
後半からわりと良くなる。「ブックエンド」がいい。まあ流しておく分には悪くないか。
タワーでは、バーゲンで出ていたナット・キング・コールの廉価箱物もついでに買った。帰ったら、ネットで買った小田和正も届いていたが、結局この日、一番満足したのはナット・コールだった。
by pororompa | 2005-11-23 22:37 | 音盤的日々 | Comments(0)