【音盤的日々 313】 MILT JACKSON / BALLADS & BLUES
2012年 05月 05日
アトランティックの千円盤、何枚も注文してしまった。未聴盤が何枚か積まれている。うちでは珍しい。このジャケットも昔からLPでよく見かけたものだ。試聴したこともあるかもしれない。何となく安っぽく見える作品だから買わなかったのかな。2012年の春、55になったぼくの手元に、CDの形でやって来た。
音はいい。ゴージャスなオープニングだ。そして2曲目、ギターの音に導かれて始まる「ジーズ・フーリッシュ・シングズ」。これが素晴らしい。何とも言えずいい。ほんとにうまいねえ、ミルト・ジャクソン。「ソリチュード」を挟んで、「メロディズ・リンガー・オン」。サッチモの歌で聞き慣れた曲だ。
連休中に曲を一曲ぐらいは作りたいと思っていた。曲想程度なら今日少し浮かんだから、まあよしとするか。草むしりをしようかと思っていたが、いきなり27度では暑すぎた。仕事のことも考えたり。そんな風で少しばかりの空しい気分とともに日は暮れた。でもこの音楽とワインでずいぶんと慰められるから不思議だ。
5曲目の「ゼイ・ディドント・ビリーブ・ミー」というのも、初めて聴くけど、なかなかいい。「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」はMJQの「ピラミッド」でのアレンジと同じだし、後半はそれほど面白くないけど、持っておきたいアルバムの一つではあったな。
by pororompa | 2012-05-05 19:56 | 音盤的日々 | Comments(0)