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semスキン用のアイコン01 取りこぼしか、失速か 【JFL’11後期第4節 ホンダロック 2-2 栃木ウーヴァ】 semスキン用のアイコン02

  

2011年 07月 24日

取りこぼしか、失速か 【JFL’11後期第4節 ホンダロック 2-2 栃木ウーヴァ】_e0006692_1529334.jpg
 真夏とは言え、薄曇りに海風で意外に涼しい。休み中ずっと仕事で籠っていたが、気分転換も兼ねて抜けてきた。

 今日の相手の栃木ウーヴァというのは初めて見るチームだ。ホンダロックも土日が操業となり、入りが心配されていたが、500人は超えている感じだ。

 前回のジェフには勝っているが、ここ数試合を見ると引き分けが多くなっている。やや勢いが鈍ってきたか。スタメンを見ると、FWには首藤が戻ってきている。他に目を引くのは東。初スタメンだそうだ。激励のため念入りなコールが行われた。その東は、出場停止の諏訪園のポジションだ。

 開始早々FKからいきなり入れられた。まあそれはいいだろう。そういうこともある。しかし、何かがおかしい。また仕掛けの遅い臆病なサッカーに戻ってしまっている。ほとんど見所がないまま前半が終わり、何もできなかった首藤が前半で下げられた。しかし球が来ないのだから首藤もどうしようもないだろう。むしろ代えるべきは中盤のように思えた。

 ところが後半、意思統一したのか、急に攻めのチームになる。代わった木下は活発に走り回る。まるで首輪の外れた犬のようだ。久しぶりの出場の喜びが感じられる。そして、右からのクロスをヘッドで決めてしまった。さらに、木下から山下と渡って一気に逆転。後半開始10分で2-1とした。

 だが会場では、「あと1点入れちょかんと、あぶねが!」と、不安がる声が聞こえる。そういう試合が続いているからだろうが、そんな気はした。案の定、残り5分前ぐらいで、中央突破され同点にされる。それから伊勢を投入して最後まで押したが、引き分けに終わった。

 全体としてはこちらが強い感じで、展開からも「取りこぼし」というイメージが残った。ただし前半のようなサッカーをしていては、「失速」という感じもする。ずるずるといくかもしれない。そんな中だが、FW木下の活躍は意外だった。このチームらしいといえばらしい。

 そう言えば今年は熊元がめっきり使われなくなった。今日も入り口でもぎりをしていたが、前線が消耗した秋口から出番が来るのでは。下木屋もそうだ。一種のターン・オーバーで乗り切るのも、失速を防ぐ方法の一つか。強豪を立て続けに迎え撃つ最終盤に向けて、いっそうの工夫とがんばりが必要だ。次々のニュー・ヒーローの出現を期待したい。

by pororompa | 2011-07-24 18:22 | ホンダロックにわかサポ | Comments(0)