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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々404】ZOOT SIMS / SOPRANO SAX semスキン用のアイコン02

  

2018年 11月 18日

e0006692_18112252.jpg  この秋はよくLPでジャズを聴く。日曜の夕暮れにジャケットを持って聴いていると、新しく我が家の家族に加わったやんちゃ猫のモジャが膝に乗ってきた。どこから来たのが知らないが、また例によって迷い込んできたやつだ。久しぶりの子猫を見ると、家の中が若返ったような感じだ。

 バディ・デフランコを聴いた後、これを選んだ。懐かしい。学生時代の愛聴盤だ。問題なく聴ける。

 これはまず選曲がいい。「サムディ・スウィートハート」だとか「ヴァ―モントの月」、「苦しみを夢にかくして」など、小粋なスタンダード続く。裏も「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー」や「ゴースト・オブ・ア・チャンス」などの佳曲が並ぶ。

 歌うようなズートのソプラノ・サックス、軽くかかったヴィブラートが何とも心地よい。アドリブに入っても、歌の味わいは損なわない。この人のテナーは、嫌いではないけど、それほど感動するというほどでもない。最初にズートに惹かれたのは、ソプラノだった。

 リズム隊は、ねちっこく絡みつくようなレイ・ブライアントのピアノ。このセッションにはぴったりだ。ベースはムラーツ。’70年代の録音だからもう顔を出しているのか。タイトルはよく知らないがかっこいいラスト・ナンバーも、聴き覚えがあった。
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# by pororompa | 2018-11-18 18:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々403】BUDDY DeFRANCO / COOKING THE BLUES semスキン用のアイコン02

  

2018年 10月 27日

e0006692_16192390.jpg 家の壁塗りの工事がほぼ終わって、足場が撤去され家の周りがすっきりした。気が付いてみるともう10月末、秋が深い。夏に買ったLPでも聴こう。

 バディ・デフランコの盤に針を落とすと、音が変だ。片チャンネルが途切れ途切れに聞こえる。このプレーヤーTRIO KP-800も、就職した年に買ったからもう36年だもんなあ。あまり使わない年もあったけど、何度もの引っ越しによく耐えたものだ。もう壊れてもよい頃だなどと考えていると、まともに鳴り出した。

 クラリネットは好きなんだけど、モダン以降のジャズではあんまりいい盤がない。前にデフランコのCDを1枚持っていたけど、騒々しいので売り払った。やっぱりこの楽器は、もっと素朴な音楽の方が生きるのだろう。

 だがこの作品はすっと聴ける。まず、バラードで始まるのがいい。普通はクラシックでもそうだが、まず軽快なのから始まって、ゆっくりしたのを挟みという流れだが、この盤は「言い出しかねて」でしっとり始まる。騒々しくないデフランコだ。

 それに、オルガンが効いてる。ギターと絡んで場の雰囲気を支配している。そこをクラリネットが泳ぎ回る。選曲も「スターダスト」なんていうスウィング時代の曲も選ばれているし、面子も白人黒人半々だし、何となくノーマン・グランツの意向がかなり反映しているのかなあという感じがする。軽いといえばまあ軽い作品だが、気持ちよく聴けた。
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# by pororompa | 2018-10-27 17:26 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 将棋のテレビ観戦 semスキン用のアイコン02

  

2018年 09月 25日

e0006692_14420874.gif 運動会が終わって学期末の成績処理に追われる日なのだが、今日はこのところずっと応援している藤井聡太七段の新人王戦準決勝の日なので、それを気にしながらの仕事。幸い今日はずっと優勢に進んでいるので気は楽だ。この前の叡王戦は絶体絶命からの大逆転でハラハラした。

 それにしてもだ。サッカーではよくあることだが、せっかくの名勝負がアナウンサーとか解説者で台無しになることがあるのだ。いや、放送してくれるのはありがたいんだけど、もう少し作りようがあるだろう。このニコニコ生放送の叡王戦、藤井―小林戦がそうだった。もう何日か前になるけど、いまだに腹立たしい。

 小林裕士七段の猛攻が続いて、藤井七段の王は裸同然で逃げる。そこに龍が成り込んできて藤井七段は絶体絶命。画面にはコンピュータの「3XXX点」の「評価値」が!。ところがこの後、急に評価値が、一桁ちがう「300点」ぐらいになる。それどころか、その後逆転の即詰みが!。キターッ!。これは面白い。コンピュータも気づかなかった即詰みで逆転とは…。しかも、ただ逃げたように見えた藤井の王が、最後の詰みに参加している。王で王を詰む?。感動を通り越して、笑ってしまった。番組としては、一番面白いところだろう。

 ところが、どっこい。コンピュータ将棋の権威である解説の千田氏。驚きもしなければ感動もしない。しばらく状況がつかめないのか絶句。そして、まるで何事もなかったように、平然と「あ、詰みですね」。ちょっと待ってくれ、詰まれたのはあんたが言ってた方とは逆の人なんだけど。

 この人は前にもこれとそっくりのことがあった。飛車と歩を交換して切り込んでいった竜王戦の石田戦。コンピュータを一方的に盲信して状況に気付くのに遅れた。それだけならまだいい。それならそれで潔く認め、大いに驚いて盛り上げてくれればいいのに、自分のメンツがつぶれた思ったのかもしれないが、その場を適当に言いつくろったために話題の逆転劇がまるで冷ややかなものになってしまったのだ。

 コンピュータの読みを超えたと話題になった対局が2戦とも、コンピュータ将棋の権威に解説させて台無しになったことを、作る側も感じてほしい。違う人呼んだら、きっとすごく盛り上がったに違いない。

# by pororompa | 2018-09-25 15:13 | なぜか将棋 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々402】THE MODERN JAZZ QUARTET / THE LEGENDARY PROFILE semスキン用のアイコン02

  

2018年 08月 12日

e0006692_18043912.jpg この休暇は、映画を観たり届いたLPを聴いたりして過ごしている。来年仕事を辞めてからの生活のシュミレーションかなという気もしている。

 今回届いたLP5枚の内のこれは4枚目だ。前にLPばかり集中して買った時は外ればかりで興味を失ったが、今回はまずまずだ。1972年の作品だから、MJQとしてはずいぶん後の方だ。世間からは忘れられかけているころの作品で、今回聴いてみて驚いたが一部ジョン・ルイスが電気ピアノを弾いている。あのジョン・ルイスがねえ…。

 ただ、エレクトリックな感じにはならない。電気に繋いでもやっぱりジョン・ルイスはジョン・ルイスという感じで微笑ましい。8ビートを取り入れても決してロックにもフュージョンにもならないし、なれないというのがMJQだろう。

 ミルトの音はこの年代はあまり金属的でなくてまろやかな感じだ。ちょっぴり時代を取り入れましたみたいなミルトのブルースナンバーで始まり、2曲目は聴き覚えのあるバラードだ。そうだ。ローリンド・アルメイダとの「コラボレーション」に入っていた曲だ。哀調を帯びたテーマがいい。懐かしい。3曲目は60年代のポピュラー曲で、ここでもルイスが電気ピアノだが、邪魔にならない。時代に色目は使いながらもどこまでも格調高くA面が終わり、さすがMJQだと満足した。

 B面はやや地味だが、長谷川きよしなどで馴染んでいたシャンソンの「そして今は」なども取り上げていて悪くはない。値段の割に盤の傷みもあまりなく、通して楽しく聴き終えた。大きなジャケットを眺めながらライナーを片手に持ち聴く楽しみは久しぶりだ。
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# by pororompa | 2018-08-12 18:52 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々401】TOMMY FLANAGAN / SUPER-SESSION semスキン用のアイコン02

  

2018年 08月 07日

e0006692_15081579.jpg 休暇に入ったと思ったら歯の被せ物が取れた。どうも虫歯が進行していたらしい。こういうことでもないと行かないよな。タイミングはよかったと思おう。

 休みにLPをまとめて聴こうと思って注文したら、お店も休みをとるのでで遅れますとか。こっちはタイミングが悪かった。もうすぐ息子が帰省するので、一人で音楽聴くにはそぐわない。

 だが体力があるので大きな音で何か聴きたくなる。モーツァルトのシンフォニーを聴いたり、古いLPをかけたりした。これもLP。今日はB面から聴いてみることにする。

 かけてびっくりした。音だ。バスドラやベースの生々しい響きがビンビンくる。レッド・ミッチェルってこんな馬力あったっけ。やっぱLPの音って何か違うよな。

 これはあまりよかったという記憶がない。大学を卒業して、就職前の不安定な時期に買ったせいかもしれない。enjaにしてはアルバム・タイトルもくさいし、選曲もバタバタしている。「エクリプソ」に比べられるってのもあるのかな。だけど今日聴いた印象はよかった。疲れていないのもあると思うが、脳味噌の奥深くに眠っている何かに火をつけるというと大袈裟か。でも火はつけなくても、ゴンゴンと揺さぶってくる。これは注文していたブツが届くのが楽しみだ。
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# by pororompa | 2018-08-07 15:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 誇るべき敗退 semスキン用のアイコン02

  

2018年 07月 03日

e0006692_18560230.jpg 何とも悔しい敗戦だった。だがもやもやした気分や苛立ちは残らなかった。

 もちろん勝利は欲しかった。それでも、見苦しい勝利よりもすがすがしい敗北の方が感動を生むことを証明した。

 これまでも強いといわれるチームに「善戦した」と言われたり、あるいは運よく勝ってしまうこともあったが、どれも内容は圧倒的に押されながらが多かった。何十年も代表の試合を見てきたが、世界のトップレベルに対等に撃ち合った試合を見たのは初めてだ。

 前の試合で世界に無様な醜態をさらして、選手達はこのままで帰るわけにはいかないと思っていただろう。実力を証明したこの一戦は、彼らの人生の上でも大きかった。そして、日本のサッカーにとっても大きかった。果敢な攻め、目まぐるしい攻防、鮮やかな一撃、喜びの爆発、終了間際の死闘、そういうものを見たいからである。そういうものがサッカーである。そしてこの試合にはそれがあった。

 ハリルホジッチにも功績はある。それは、ポゼッション一辺倒ではだめだと教えたことだ。ハリルが辞めても、元のチンタラパス回しに戻らず、ポゼッションと縦への急襲が交った、選手にとってやりやすい形に進化していたように思う。西野の功績は、彼の志向ではなかったかもしれないが、状況を見て選手の意見を取り入れようと自由な討論を持ち込んだことだろう。

# by pororompa | 2018-07-03 17:52 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 残念で危険な賭け semスキン用のアイコン02

  

2018年 06月 29日

e0006692_18322791.jpg すっきりしないグループリーグ最終戦だった。確かに決勝トーナメントには進んだ。しかし、何か重要なものを失ったのではないか。

 もう一方の試合が終わっていたのならまだ話は分かる。残念な選択ではあるが、まあ一つのやり方として分からぬでもない。しかし、裏でセネガルが1点入れる可能性は十分あった。それならば慎重にではあっても攻めるべきではないのか。あまりにも臆病で、無様だ。

 しかも、勝ち上がりを決めたのが得失差や総得点ではなく、「フェアプレーポイント」だというではないか。それならば、なおさらここで、すがすがしく攻めてほしかった。それで敗退してもいい。勝ち上がりよりも大切なものはないのかと問いたい。

 称賛してもいいのは川島。言いたい放題言われていたが、今日は彼の意地が感じられた。
 
 今大会の善戦で西野監督を見直してもいいと思っていたが、ここで彼の限界が露呈したような気がする。一緒に恥をかかされた選手がかわいそうでならない。だが、次だ。次がよければこの醜態は忘れられるか、薄められるだろう。次は見苦しい結果よりもすがすがしい内容を求めたい。そうでなければこの試合は「ボルゴグラードの恥」として残るだろう。

# by pororompa | 2018-06-29 18:49 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 面白かったセネガル戦 semスキン用のアイコン02

  

2018年 06月 25日

e0006692_18580938.jpg 日曜日の夜中の12時から始まるという日本の第2戦、生で観るか録画で観るか迷ったが、昼寝して体力を蓄えて生で観た。

 立ち上がりから、何じゃこりゃ。猛烈な台風の中を応急処置に走り回っているような試合だ。早くて強くてうまくてしつこいのが、一時も休む暇なく集団で波状攻撃を仕掛けてくる。持ちこたえられずに早々とゴールを奪われて、こりゃあこの調子じゃ4点ぐらい取られるなと思った。

 ところが今回の日本代表はちょっと違う。長友の走りと乾の巧みなシュートから追いついたではないかいな。でもあんな対角線のロングパスをピシッと入れたのは誰だろ。見返したら、柴崎だった。今回の日本代表がちょっと違う理由が柴崎一人の存在だけではないけれど、ここからこんな球出しができるのはかなり大きいな。

 台風が少し収まったのか、目が慣れてきたのか、後半は対等に戦えそうに思えていた矢先、やっぱりやられた。ああ、善戦もまたここまでかと思ったら、本田がすぐ奪い返す。

 そのまま最後まで攻め合う面白い展開で、チンタラ・サッカーをしている暇がない。蘊蓄垂れるのでうんざりの都並がダラダラしゃべることもできない。サッカーの面白さを感じさせてくれる真剣勝負が最後まで続いた。勝ったとか負けたとかより、面白い、納得できるサッカーをしたことを称えたい。夜中まで見た甲斐があった。勝ち抜けとか敗退とかもうどうでもいい。こういう試合が観られて満足だ。

# by pororompa | 2018-06-25 19:21 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 コロンビア戦の勝利 semスキン用のアイコン02

  

2018年 06月 20日

e0006692_18033222.jpg 日本の初戦、スタメンがすごく納得のいくスタメンだったので、これはひょっとしてという期待も出て観ていた。ぼくは、特に香川が好きなので、やっと香川が真ん中で使われたと思ったし、乾とのコンビも期待していた。

 ただ、大迫の起用だけはちょっと疑問だった。大迫がストライカーとして優れているのは知っているけど、なんか、代表戦観ていると、大迫が入れる気がしない。ここは気迫溢れる武藤の方がいいのになと思っていた。

 ところが、結果は大迫が大暴れ。1点目も、シュートは外したけど、パワフルにゴール前まで粘って持ち込んだからこそ生まれたチャンスだった。今日の大迫からは、気迫が感じられた。最後まで大迫に賭けた西野監督の勝ちだった。

 この勝利を誰よりも喜んだのは、4年前のコロンビア戦で戦った長友や香川だろうと思う。組み合わせの偶然で、あの時の悔しさを晴らすチャンスが訪れ、見事それをやり遂げた。この4年間どれだけ悔しかっただろう。それを晴らした。その気持ちを思った。

# by pororompa | 2018-06-20 18:17 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 2018ロシアW杯始まる semスキン用のアイコン02

  

2018年 06月 17日

e0006692_13472790.jpg ロシアW杯が始まった。

 「いよいよ」と書かないのは、自分の中で、ここ数回で一番盛り上がってなかったからだ。日本代表の西野監督が嫌いであまり期待できないのもあるが、それだけじゃない。毎回「全試合観戦」を目標にしているのが、今年はそこまで気分がのってなかった。ガイドブックも買ってないし。関心が将棋の藤井君にいってるってのもあるな。

 でもま、とりあえずと思って開幕戦みたら…。これが面白い!。ロシアとかサウジとか、地味なイメージの試合が地味じゃない。笛が鳴ったかと思ったら大丈夫かというほど走り回って、派手にやりあってる。そして、スペイン対ポルトガル。これがまた面白かった。3対3の打ち合い。ここというところで、役者が決める。かと思うと、アルゼンチン対アイスランド。今度は役者が外す!。こりゃ面白いわ。

 ということで、すぐさま関連資料をそこら中に貼って、トイレにも貼って、一気にW杯モードに突入。でも今週は藤井戦もいっぱいあるんだよなあ。


# by pororompa | 2018-06-17 14:03 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)