ぽろろんぱーぶろぐ

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semスキン用のアイコン01 庭の蚊帳 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 28日

 庭に蚊帳を吊った。こんな感じである。
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 正しくは、「スクリーン・メッシュ・タープ」とかいうらしい。ネット・オークションで安かった。
 ぼくはもともとキャンプが好きで、子どもが小さい頃は家族で毎年あちこちの河原へキャンプに行っていた。クラスでも、4年以上受け持った時は必ずキャンプをしていた。高学年を持っていてしなかったのは今年ぐらいである。でもここ数年は、家族が行きたがらないので、夏はテントやタープを庭に張りっぱなしにしている。

 夏到来の気分だけでも味わおうと、ゆうべはこの中で焼き肉をした。蚊の襲来がないのは安心だ。でも、風を通す網でもやはり垂れているとかなり暑い。火を扱うなら、秋ぐらいの方が楽しいのかも知れない。ひょっとして冬の鍋物とかも。それでも外で飯を食うのはいい気分だ。

 飯を食わなくても、この中でぼうっとしていることがある。ビールを飲みながらただ座っているだけで十分楽しい。新しい歌が思い浮かぶこともある。

 最近の家はサッシに網戸だが、ぼくの子どもの頃のぼろ家は蚊が入り放題だったので、母はいつも蚊帳を吊ってくれていた。「夏休み」と言えば「蚊帳」を連想するぐらい、強いイメージがある。友達が誘いに来ると寝床から起き出して、蚊帳をくぐってラジオ体操に出かけていたものだった。

 暑い夜は今でもこの中で寝たいなと思う時がある。でも、いびきが近所に響き渡ったらかなり恥ずかしいし、第一迷惑だろう。そう思ってやめている。

 さて、今夜も網の中で風に吹かれようか。

# by pororompa | 2005-07-28 19:47 | 風に吹かれて | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 「きめこまかな肌」に注射針は刺された semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 26日

e0006692_1293589.jpg 今日も健康診断へ行ってきた。普通はこの中に胃の検診も含まれるんだが、この町のやり方は違うらしい。場所は「健康づくり協会」というところ。我が家の近くである。胃の検診がないせいか、手際よく進んだ。

 実はここ数年健康診断は「D」か「E」判定である。もうずいぶん前のことになるが、同僚に元気のよさがウリの女の先生がいた。「ええーっ?! Bハンテーなのー?、私ってAハンテェーイ! アハハハハー!」などと職員室で騒いでいたのはいいのだが、「みんなどうなってんのかしら?」というプライバシー無視の興味を突然抱いたらしく、「松田センセーはー?」などとはしゃぎながらぼくの封筒から勝手に通知を引っ張り出し、「え、Eーィ?!…」などと叫びやがった。さすがに一瞬座が白け、一緒に騒いでいた職員もシーンとなったことがある。今どこかで管理職をしているらしいが、「あなたって死にかけなのー?!」とか叫んでないことを願う。

 さて、ぼくの結果の悪いのはいつも血の検査で、中性脂肪とかコレステロールとかが適正の範囲にないらしくて、このままじゃ「動脈硬化」だと警告される。食事には自分なりに気を付けているつもりなんだが、あんまり毎年変わらないんで、半分は慣れっこになってしまった。それでも去年ぐらいから、好きなコーヒーに砂糖を入れなくなってきたので、太る傾向はおさまった。まあ脳梗塞とか言われても、70代や80代ならいいや、ぐらいに思うことにしている。

 それにぼくは血管が浮き出てこないらしく、毎年血を採るのに苦労する。どういうわけかぼくの体は、下半身が筋肉質なのに上半身が貧弱だ。子どもの頃から「体力テスト」の類では、跳んだり走ったりが満点近いのに、投げたり握ったりが弱かった。腕も細く手も小さい。そのせいなのか関係ないのか、血管がなかなか浮き出てこないと看護士さんに言われる。

 昨日見つけた10年前の書き込みでも、こんなこと書いてる。
>血の検査をするという事で痛い注射もされたのですが、看護婦さん、「男の人
>にしてはきめこまかな肌してますね。きっと娘さんはべっぴんさんでしょう。」
>などとほざきながら、何度も失敗して針を刺し直すんです。僕は、憮然として、
>「白魚のような指と言われています」と答えただけでした。

 でも今日の人はうまかった。いかにもベテランという感じだったが、喋りもうまい。一番採りやすい所をすばやく見極め、安心感を与えながら巧みに血を採っていった。

# by pororompa | 2005-07-26 12:54 | 日常雑事 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 今日も元気だバリウムがうまい semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 25日

e0006692_17344642.jpg 胃の検診に行ってきた。勤め先の町のG病院が指定となっている。一般の病院で受けるのは初めてだ。
 ぼくは、バリウムというやつが大の苦手である。10年くらい前に初めてバリウムを飲まされた時、こんなもの飲むぐらいなら病気でくたばった方がましだと思った。検診車の中で、飲んだばかりのバリウムをもどしたこともある。

 10年前のパソコン通信の書き込みを引っ張り出してみた。
>月曜日は人間ドックというやつで朝からバリウムちゅうのを飲まされました。
>初めて飲みましたが恐れていた通りのものでした。2度と飲みたくありません。
>飲んでその後のことは知りませんでしたが、まさか回転ベッドが待っていると
>は思いませんで。チャップリンのモダンタイムズがふと頭をよぎりましたが、
>幸い機械が暴れたり火花出したりはしなかったようです。
 くだらんことを書いている。

 今日もバリウムが心配でならなかったのだが、今日飲んだバリウムは、これまでで一番楽なものだった。今日の病院は、例の「回転ベッド」に立たせてからバリウムを飲ませた。
 「まず、一口、口に含んでください。」 
 「はい、飲んでください。」
 そんな指示を2,3回繰り返し、その後一気に全部飲ませた。なぜかいつもより楽だ。味がいいのか。それとも喉が渇いていたのか。量は確かに昔よりは少ない。昔はジョッキみたいに大きかったような気がする。
 飲み干すとちょっと間をおいて発泡剤を飲ませた。「ゲップするな」という例のやつである。ゲップするなと言われてもねえ。

 無事飲み終えると、「回転ベッド」で、言われるとおりにあっち向いたりこっち向いたり。しばらくしてようやく撮影は終わった。
 途中逆さまになるのがある。看護士さんが心配して体を支えに来てくれたが、ちゃんと取っ手を握っておかないと落ちそうになる。毎年何人かいるんじゃないだろうか、頭を強打する人とかが。

 しばらくすると診察室に呼ばれ、撮ったばかりの写真を見せながら説明してくれた。こんなのは初めてだ。これはドキドキする。最初に結論を言わない。10枚ばかりある写真を1枚ずつ説明していく。ドラマにありそうなシーンだ。「この部分ですねえ、ちょっと陰りが…。」とか言い出しそうな気がして、緊張した。
 
 胃は大丈夫だったようである。明日は血や尿の検査。こいつは毎年大丈夫でない。「コレステロール」てやつだ。気が重い。

# by pororompa | 2005-07-25 18:22 | 日常雑事 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 こんなピンコに誰がした semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 24日

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 このブログのトップの画像になっている猫は、我が家の「公式猫」の中で一番古株のピンコである。しっぽがピーンと立っているので「ピン」という名前が付き、その後「ピンコ」とか「ピンちゃん」と呼ばれるようになった。この名前を誰が付けたかは諸説あり、我が家でしばしば口論となったが、はっきりしているのはしっぽの立ち方で名前が付いたということである。

 この猫は近所に生まれた子猫から適当に選んできたのだが、これがとんでもない猫だった。恐ろしく凶暴な猫なのである。我が家の中でピンコにケガさせられたことがない者は一人もいない。娘などは小さい頃は襲われてさえいた。突然ダッシュして来て足などを噛んで逃げるのである。ぼくなんかも今でも機嫌が悪い時は側を通るだけでいきなり叩かれたりする。とにかく気性の激しい猫だ。

 だから避妊手術なんかは大変であった。「ちょっと激しい猫なんですが…」とぼくらが言っても、ベテラン獣医さんは「大丈夫よ」と相手にしなかったが、手術が終わって戻ってみると、ピンコは恐れていたとおり怒りまくりの荒れ放題。獣医さんは「激しいなあ!」とあきれ果てて目を丸くしていた。たくさん猫を見てきた獣医さんが驚くような猫なのである。
 死んだぼくの母も、どんななつかない野良猫でも手なずけた「猫使いのばあさん」みたいな人だったが、この猫にだけは手を焼いていた。「こんな猫は見たことがない」と言っていた。

 この猫がこれだけ凶暴なのは、生まれつきそういうたちだと思うのだが、我が家では「後天的要因説」が根強い。特に「父虐待原因説」というのがあって、主に妻と娘がとなえている。この猫がまだ子猫の頃、二階に上がってこないようにするためにぼくが脅かしたところ、慌てて階段を転げ落ちるように逃げたことがあった。それがトラウマとなってこの性格が形成されたというのである。

 この猫は、猫的には優秀であったようで、狩りもうまく、子育てなんかも実に立派にやり遂げた。お乳も餌もしっかりやり、子猫を外敵から守るのにも目を光らせていた。外敵とまちがえられて妻は足に激しいケガをしたぐらいだ。

 それでも我が家でピンコを悪く言う者はいない。初代猫として特別待遇を受けている。ケガさせられたら、それはそいつが悪い。ピンコの性質を理解せず迂闊な行動をしたせいであろうということになっている。

 そのピンコも、猫エイズを患いつつも10年生き延びたが、さすがに勢いは弱くなっている。たまに狂ったように家中を走り回る以外は、若い頃の激しさはもうなくなった。
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# by pororompa | 2005-07-24 15:04 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 夏の庭 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 23日

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 夏になると庭で過ごすことが多い。写真はパソコンのあるこの部屋から撮ったもの。猫のピンコのやつが何事かと驚いている。
 奥に2ヶ所朝顔が茂っている。肥料のせいか葉ばかり茂って花があまりつかない。右側の木はバンマツリ、左側の花は、毎年勝手に生えてくるピンクのサルビアだ。左上に少し見えるのがヒマワリ。巨大化して2.5mぐらいになった。

e0006692_1029511.jpg 朝顔は好きで毎年植えている。ここ数年、「曜白」というのを植えているが、これは白い筋のある朝顔だ。有名な研究家が外国の朝顔と日本の朝顔をかけ合わせて作り出したものだというが、昼が過ぎてもしぼまず、夕方近くまで咲いているところが素晴らしい。今年も一袋買ってきたが、妻の管理している玄関先のアプローチ沿いに使ってしまった。これは何年か前の写真だが、今年もこんな感じで咲いている。

 それで、ぼくの担当になっている南側の庭には、適当にそこらで発芽したものや、去年の教材の残りなんかを植えておいた。曜白の朝顔も出たが、青紫ばかりである。去年スイカやニガゴリに包まれて見えなかったが、その色だったのだろう。或いはひょっとしてF2はだめなんだろうか。来年はもう一袋種を買ってカラフルな曜白朝顔で飾ろうと思う。
 さて、庭で過ごすのは好きなんだが、困るのが蚊というやつである。そこで去年から使っている網付きのタープを庭に張った。要するに蚊帳である。張る時に全身何十ヶ所も刺されてしまったが、何とか張り終えた。ううむ…。圧迫感はあるがまあ仕方がない。その蚊帳での様子はまた今度書くことにする。

# by pororompa | 2005-07-23 10:48 | 風に吹かれて | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 余韻 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 21日

e0006692_20474562.jpg  1学期が終わり、学校は夏休みとなった。もちろん休みとなったのは子どもだけで、ぼくらは言うまでもなく仕事である。それでも、子どもたちがいるといないとでは大きな違いがある。夏休みの始まりは学校にとって大きな節目である。

 ぼくの勤めている学校も、来年度から「2学期制」が導入されることになった。ぼくが一番違和感を感じるのは、形式と実体が一致していないことである。長い休みは一つの区切りである。1つの学期が終わり、長い休みがある。そしてまた新しい学期が始まる。それが自然だ。

 いろんなことがあったけど、最後は子どもたちは笑って帰って行った。最後の日の「お楽しみ会」で踊った子達が、終わりの挨拶をした後も、何度も何度も教室の中を踊り回っていた。それを見ている子達もずっと笑顔で見ていた。たまらず踊りをまねする子もいた。成績の良かった子も悪かった子も、一つの区切りを迎えた気分を感じていた。明日からの夏休みの始まりを楽しみにも思っていたのだろう。

 何人かの子が、黒板にメッセージを書き残して行った。進級の春ならともかく、1学期の終わりにこんなことは珍しい。ぼくは思いのほか明るい気分になるのを感じた。e0006692_20475898.jpg 何か前向きの、あたたかい気分。子どもたちが帰った後もその余韻は残った。

 こういう「気分のよさ」をぼくらが与えてもらうのでなく、ぼくらが子どもたちに与えなくてはいけないのだ、本当は。

# by pororompa | 2005-07-21 20:50 | 本業方面 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ROD STEWART / IF WE FALL IN LOVE TONIGHT semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 17日

e0006692_12253387.jpg ようやく通知票を書き上げた。仕事はまだまだ残っているけれど、明日に回すことにして、今日は休息。

 もし、自分が買ったCDの内容的な満足度を値段で割るならば、その値が一番高いのはこのCDだろう。何しろ某中古屋で四百何円だった。
 ロッド・スチュワートなんて軽薄で騒々しいロック野郎だろうと何となく思っていた。それでも浅川マキが自分のLPのライナーノートで、「『それはスポットライトではない』をロッドに先にカヴァーされた」と書いていたのを、昔見たことがあるので、気にはなっていた。普段買わないミュージシャンでも、安いと試しに買ってみたりする。

 聴いて驚いた。おっと。これは大人の歌だ。バラードのベスト盤なんだけど、次々にいい歌が出てくる。どの曲も全部素晴らしい。大変失礼しました。参りました。
 品のいいアレンジ、この人だけの渋い声、バラード集なのに飽きさせない構成、感じのよいジャケット。実に丁寧な作りだ。音もいい。最後の曲が終わるとまた最初から聴きたくなる。夜一人で飲んでいる時なんか最高だ。そして、「ああ、自分も何かいい歌が作りたい」という気持ちになる。

 昨日帰りに寄った中古屋で見かけた、ロッドがスタンダードを歌っているCD。あれも買いだ。どうして買わなかったんだろう。今これを聴き直しながら、売れてないといいなと思った。e0006692_12261220.gif

# by pororompa | 2005-07-17 12:26 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 「空飛ぶにわとり」の「ヒット」 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 09日

e0006692_1605280.jpg 転勤先の学校では「帰りの歌」という習慣がなかったので、5年生のクラスで、いくつか歌を教えたついでに「帰りの歌」を始めることになった。朝は「今月の歌」といって学校中で歌う歌が指定されている。帰りはクラスで「メニュー」を作り、その中から毎日選ばせることにした。
 帰りは子どもも早く帰りたいので、よっぽど歌いたい歌じゃないとだめだ。そういう意味でもこの仕組みがいいと思った。
 とりあえず、この前聴かせた有名曲を並べて選ばせてみた。最初の内は「夜空ノ向コウ」か「上を向いて歩こう」を選んでいたが、その内「インド風チキンカレー」が人気が出てきた。これは、アラビア風の旋法に乗せてカレーの作り方を歌っていく、大変ユニークで愉快な歌である。吉岡弘行という東京芸大出身の作曲家が書いた合唱曲で、ぼくの歌が初めて音楽センターに採用された時に、そのCDでぼくはこの歌を知った。この歌を嫌う子もいたけれど、その面白さに惹かれてだんだん歌いたがる子が増えてきた。
 それを抑えてここ数日は「空飛ぶにわとり」が歌われている。CDが送られてきたのでちょっと聴かせただけだったのだが、予想以上に早く子どもたちは反応した。意外な「ヒット」である。これは案外この歌はいけるかもと思った。
 確かに今回の音楽センターのはできがいい。前の2つの時は、ぼくがアレンジした原盤の方が好まれたが、今回のは子どもたちも気持ちよくのって歌う。アレンジも、イントロはぼくのを採用しているし、「ケッコ-ケッコ」も歌い込んであるので、作者もあまり違和感がない。やはり、前奏や間奏など可能な限り譜面に書き込んでおくことが大切だと思った。

(写真はCDで歌っている八王子ぞう列車合唱団。前に、「全曲出してはと思いさわりだけアップします」と書いたが、このサイトでは最後まで試聴できる。)

# by pororompa | 2005-07-09 15:50 | 歌が生まれる時 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 NORBERT KRAFT / SOR・AGUADO・TARREGA 19TH CENTURY GUITAR FAVORITES semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 04日

e0006692_22565391.jpg またナクソスのギター・コレクション。ナクソスもじりじり値上がりしている。それでもまだ800円台だから魅力だ。
 何十年もギター弾いているのに、クラシック・ギターがまともに弾けない。細かい指定通りに再現するのが、大雑把な気性に合わないのだろう。でも、聴くのは好きだ。
 1曲目からイエペスで聴き慣れたソルのメヌエット作品11の6番を、びっくりするような解釈で弾く。テンポがまるで自由というか、好き放題に弾きまくる。まあ、一人やからね。でも不思議と違和感はあまりない。こういう曲だったのかもとさえ思う。
 2曲目はぼくでもなんとか弾ける「月光」だ。それから後は練習曲が並ぶけど、メロディの歌わせ方がうまいので退屈せず聴ける。
 後半はタレガだ。「ラグリマ」も「アデリタ」も好き放題。でも悪くない。意外に「アルハンブラ」が淡々としていた。
 今回も十分楽しませてくれた。このシリーズには、まだまだ面白いのがありそうだ。e0006692_2385220.gif

# by pororompa | 2005-07-04 23:09 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 鎌田慧 著 「弘前大学教授夫人殺人事件」 semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 03日

e0006692_17243148.jpg 時間待ちに寄った古本屋で百円で買った内の一つ。
 推理小説ではない。冤罪事件を追ったルポルタージュである。人殺しも怖いが、無実の人を無理やり殺人犯人に仕立て上げていく仕組みの怖さ。
 粗雑な警察操作、意図的な新聞記事、偏執狂的な検事、エセ「権威」によるいい加減な鑑定、頑迷な裁判官、世間の偏見、果ては証拠の捏造、偽証に次ぐ偽証で、全く無関係の人が「殺人犯人」に仕立て上げられていく。しかも、真犯人が名乗り出てもなお、なかなか罪が晴れない。
 鎌田慧の故郷で起きた事件ということだが、そういうことよりも、「こんなひどいことを許していいのか」という深い憤りや正義感が根底に感じられる。
 鎌田さんの文は、いつもそんなにうまいとは思わないのだが、やはり着眼点が鋭いというか、昔からいい仕事をしていたんだなあという感じがする。この事件も多くの人が知るべき事件だし、昔のことで片付けてほしくない。
 ぼくは子どもの頃から、作り事より真実の記録の方を好む。よほどできがよくないと小説の類は読む気になれない。本当の話は何でも興味深い。

# by pororompa | 2005-07-03 17:27 | 読書的休日 | Trackback | Comments(0)