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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々377】THE MILLS BROTHERS / THE MILLS BROTHERS & FRIENDS semスキン用のアイコン02

  

2016年 06月 19日

e0006692_17334463.jpg 夏風邪だと甘く見ていたら、38.7度まで上がったよ。何だこれ。ちょっとしたインフルエンザの感じ。一日ずれたら参観日が欠席で、色々面倒なことになっていただろう。まだちょっと頭がふらつく。

 ヤフオクで買ったLP3枚組の箱物。送料込即決で500円とかだったのですぐ落としたが、これ、売ってる方に何か利益あるのだろうか。届いてみたら盤も箱もかなりきれいなのでさらにびっくり。

 調べてみると、久しぶりに買ったLPだった。以前立て続けにLPを買い続けたが、期待通りの盤に出合えなくて、それから買ってなかった。本棚買ってLPが何十枚か入るスペースが空いたので、また買おうかという気にはなっていたのだ。

 DISKPORTっていうレコード会社あったかな? 西武系? 調べたらやっぱりそうだった。解説は瀬川雅久さんで、ジャケットもしっかりした感じだから、安っぽさはない。帯まで付いてるけど、すぐ外した。こんなものありがたがる人の気が知れない。

 曲はもちろん手持ちとダブりは多いが、時代がSPの頃の人だから仕方がない。ただ、昔、CDが出初めの頃聴いたミルスが、LPより格段落ちる、加工されたような音だったので、ミルスは針で聴きたいと何となく思っていた。サッチモとの共演が11曲入っているので楽しみにしていたが、全く聴いていないのは2曲だけだった。

 その2曲は最後の2曲、「懐かしのヴァージニア」と「スワニー川」。さすがに音は悪かった。派手なスクラッチ・ノイズ。あまりいいSPが残っていないのだろう。でもその隙間から流れてくるのは…。本物だなあ。本物の音楽にしばしノイズを忘れてうっとり。ジャケットも含めて得した感満載。

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# by pororompa | 2016-06-19 18:08 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々376】SONNY ROLLINS / CUTTING EDGE semスキン用のアイコン02

  

2016年 06月 05日

e0006692_1449884.jpg 梅雨入りだそうである。毎年6月は教員にとってはそう忙しい月ではないのだが、今年は久しぶりに研究授業なんぞが回ってきて若干忙しい気分ではある。指導案書きが終わってしばし休憩。

 「野ばらによせて」。ロリンズのこのアルバムを取り出すのはいつもこの曲を聴くためだ。買ったのももちろんこの曲を聴くためだった。まだ職に就く前、FMで流れて来たのが初めてだったと思う。素晴らしいバラードだ。クラシック畑の人の作品らしい。

 ロリンズは、ゆっくり時間を掛けて、語り、綴り、解きほぐしていく。無伴奏ソロの最後の方で、モントルーの聴衆の感動が高まり、拍手喝采に包まれながら、バックの演奏が加わり美しいテーマに入っていく所がたまらない。

 他の曲はあまり印象には残らないか、聴くのに疲れるような曲だ。4曲目のバラードはまあまあだけど、ラストの「スウィング・ロウ~」の調子っ外れの珍妙なバグパイプにはちと閉口する。ギターの増尾はがんばっているけれど。

 それでもこのアルバムは、好きなアルバムだ。「野ばらによせて」1曲だけでも持っている価値はある。

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# by pororompa | 2016-06-05 15:12 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々375】HANK WILLIAMS / COUNTRY MUSIC HALL OF FAME 15 - HANK WILLIAMS LIVE VOL.1 semスキン用のアイコン02

  

2016年 05月 08日

e0006692_16175518.jpg 飛び石ながら10日間続いた連休の期間が終わる。例によってどこにも行かなかったが、いろいろと実りの多い休みだった。初日に、前から考えていた塀を作り、二日目には庭の草を刈り、三日目にはメダカの水替えをした。出勤をはさんで火曜には、届いていた本棚を組み立て、翌日には本や文集を並べ、ついでにその部屋を片付けてすっきりした。それから要らない本を古本屋に二束三文で売って、帰りに古本を何冊かと、このCDを買ってきた。

 値段は108円。「カントリー・ミュージック・ホール・オブ・フェイム」とある。何かの安っぽいシリーズ物の一つだろう。日本盤のようだ。他のはオムニバスだったが、これだけはハンク・ウィリアムズ単独のライヴ盤だった。

 帰ってネットで検索するが、詳細がよく分からない。解説もない。ところが聴いてみると、これが案外できがいい。まず音がいい。スクラッチ・ノイズがするが、そう古い音源ではない感じがする。自然なライブの雰囲気がいい感じだ。

 曲は、この分野は詳しくないので知らない曲が多いが、「アイ・ソー・ザ・ライト」や「泣きたいほどの淋しさ」などの有名曲も入っている。量も33曲とたっぷり詰め込んである。こうなると、VOL2が気になる。VOL2もあればよかったのだが、残念ながらなかった。

 淡々と歌い進む中に、この人ならではの小節回しが心地よく、古い「アメリカ演歌」という感じで味わいがある。例によってちょっとはずれたようなフィドル、そしてハワイアンのようなスチール・ギターや、ブルース的な要素の混入など、色々と興味をかき立てられた。
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# by pororompa | 2016-05-08 16:49 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々374】ROLAND HANNA / 24 PRELUDES semスキン用のアイコン02

  

2016年 04月 16日

e0006692_16202789.jpg 長く苦しい年度末・年度初めのトンネルをようやく抜けたかなという感じの週末。もちろん熊本大地震の余波はここ宮崎にも押し寄せていて、落ち着かない気分ではある。昨夜の真夜中に来たのは大きかった。その後は一応警戒して、2時間ほど起きていた。眠ってからも、何度も警報と揺れで目が覚めた。

 でも毎年、家庭訪問、そして連休と続き、初夏へ向かうこの季節は、気分も晴れやかな季節なのだ。やっと訪れた春を、頼むから地震は邪魔しないよう願いたい。とにかく今日はゆっくり休むことにする。

 このアルバムは懐かしい。学生時代に出たアルバムだ。ローランド・ハナとジョージ・ムラーツ。大の愛聴盤だった「ポーギーとベス」と同じ組み合わせ。でもぼくはこれは持っていなかった。クラシック臭すぎると思ったのだ。

 今回あらためて聴き直してみてまずハッとしたのは、ベースの音。「ポーギーとベス」のあの音だ。このズンと来る響きはたまらなく心地いい。ピアノ音もいい響きをしている。このアルバムも「ポーギーとベス」も日本の企画・録音だ。録音者は違うが、音の良さは共通したものを感じる。

 クラシック臭さもそれほど鼻につかない。ジャズにそれほどこだわらなくなった今の耳で聴いたからか。逆にジャズメンの作品だなと感じさせる瞬間もある。品のいいBGMにもなりうる。

 ジャケットもいい。LPならもっと映えただろう。そうか、これは1集と2集があって別売りだったんだな。金の無い学生時代には、そんな理由からも買えなかったに違いない。

 残念なのは、ハナが主役なので、「ポーギーとベス」ほどムラーツのベースが聴けないことだ。もう少しムラーツのベースが多めに聴けるとよかったが、これはそういう作品ではないのだろう。それでも、あまり期待していなかった分うれしい再会だった。

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# by pororompa | 2016-04-16 17:07 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 「なんちゃってペグ三線」購入顛末記 semスキン用のアイコン02

  

2016年 03月 27日

 土曜も日曜もなく働きに働きまくって、ようやくゴールが見えて来た。ゴールしたかと思うとまたスタートしなくちゃいけないが、とにかくやっと書き込みができるようになったので、三線購入の顛末を書き残しておく。

 なんでそんな忙しいときに三線など買ったかというと、勤務校の子どもたちの吹奏楽部の定期演奏会というのがあって、そこに我らが職員バンドが今年も前座で出ることになり、その中で三線を弾く曲があったわけだ。それで持っている人から借りてしばらく弾いている内に、「こりゃあおもしろい、オレも買おう」みたいなことになったが、どうせ買うなら糸巻きがギターのペグみたいなのはないかとなって、探して手に入れたのが今回の三線なのである。沖縄のD工芸というお店から通販で購入した。23000円、よく分からないが、手頃かなと思ったのだ。

 ただ、何となく不安だったのは、この会社、蛇柄でなくたくさんの柄を用意していて、ぼくも蛇はあまり好きではないのでそれはいいと思ったんだけど、代わりに用意している柄が何とも恥ずかしいものばかりで、選ぶことができないのが残念だった。まあ、しょうがない、蛇柄でいいかと。しかし、デザインのセンスは、もののできにも関係することを、今になっては思う。

 それから肝心のペグの部分だけど、写真で見るとギターで言えばヘッドにあたる部分に穴が6個あいている。余分な穴が3個もあるのは不格好というか奇妙な印象を受けたが、まあ六線というのもあるらしいから、それと部品を共有しているのかなと思って納得した。でもこのいい加減さもやはり考慮すべきだった。

 購入を頼んだら、メールで返事が来た。ぼくの質問に答えて、「無地はないが代わりの布を送ってくれればそれで作る」というようなことが書いてあったので、そこまでする気はないのでお断りした。

 そして数日後、「12日お届けでヤマト便にて発送手配致します。」というメールが来た。それでその12日に外出もせず待っていたら、その当日のお昼11時頃に、「本日、下記の商品を発送させていただきました。」というメールが来るではないかいな。おいおい、「12日お届けで」というのはどうなったんだ。「すみません」も何もない。「ここの三線は瞬間移動でもするのかあ!」と思ったが、まあ多分、南の方はおおらかな風土なのだろう、ぼくもそんなのは嫌いじゃないので気にしないことにした。でも、妙な胸騒ぎがあった。

e0006692_1854631.jpg そして次の日、ブツが届いた。

 早速チューニングしようとすると、一部ギターやウクレレと巻きが逆である。巻き替えようとすると奇妙なことに気がついた。ペグにはヘッドの左側と右側用では形が違うのが当たり前だが、それがごちゃごちゃに取り付けられている。写真の一番上の左側に取り付けられているペグは、本来は右側用のペグのはずだ。だから巻きが逆で勝手が悪いのだった。そしてまたまた奇妙なことに、なぜか穴が5つ…。なんか落ち着かないが、ま、いいか。余った穴に、ストラップでも通そう、演奏はできるわけだし…。と考えたのは甘かった。この後、衝撃的な事実に気がつく。
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 写真を見てほしい。ギターで言えば1弦、三線で言えば女弦のヘッドの部分を。どんな弦楽器でも、ギターで言えばナット、三線で言えば歌口の所から、演奏者側へ折れ曲がっている構造になっている。ところがこいつは、そこに長いペグを通したもんだから、巻き取るペグの穴の方が歌口より高く突き出ている!!!。だから、弦がナットの溝に乗らず、浮いてしまう!!! ギョエーーー!!!!!、だからまともに音が出ない。

e0006692_19304688.jpg 信じられない。でも、この職人は三線は作るプロなんだろうが、ギターやウクレレなどのことに関しては全くの無知なのではないだろうか。ただギターもどきのヘッドを付ければそれでOKという単純な発想なのだろうか。

 気を落ち着けていろいろ試してみた。巻きを逆にして、溝への角度を付ければ何とか音が鳴り出した。ところがそれも甘かった。部屋で静かに弾いている内はそれでもよかったが、前日リハーサルで市民文化ホールで弾いたら、何度も何度も「脱線」して、とんだ恥をかいた。でもリハでよかったよ。本番までまだ時間はある。あれこれ知恵を絞った末、いい考えを思いついて急場をしのいだ。それは巻き取る上部に何重にも輪ゴムを巻いてそこに弦が巻けないようにし、できるだけ巻く位置を下に下げたのだ。これで格好は悪いが何とか音は出るようになった。

 肝心の音だが、これも職場の同僚から借りた、ケース付19800円のものに負けている。まあ、そこは主観もあるし、高価なものでもないので、それは問わないことにしよう。一応三線の部分は生きているので、それだけはよかった。しかし、とんでもない、「なんちゃってペグ三線」だった。これを今年息子や娘からもらった誕生日プレゼント兼落とし玉にしようと思っていたのだが、何だかなあ。まあでも、それも一つの思い出か。

 それにしても、一番腹が立つのは、この店、このことを何度メールしても、一度も返事がないことだ。都合の悪いことは急にだんまりというわけだ。取り替えろと言っているのではない、金返せと言っているのでもない、一人の購入者の感想として送ったのに、一切無視とは、あまりにもふざけている。だからぼくは今でも激しく怒っているのだ! 今後の購入予定者の参考に、事実を正確に詳細に書き記したので、ペグ三線をお探しの諸氏は参考にしていただきたい。 

# by pororompa | 2016-03-27 19:43 | こころの糧 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ダダ永眠 semスキン用のアイコン02

  

2016年 03月 01日

e0006692_18464680.jpg 今このブログのタイトル画像にも使っている我が家の愛猫ダダが、今日の未明、病気のため永眠した。

 この猫は、6年前に親子猫5匹が原因不明の中毒で次々倒れた悲しい事件の時、親猫モモとともにかろうじて助かった猫だった。

 この冬、先に風邪のような症状になったのは親猫のモモの方だった。しかしモモはひたすら寝て食べて自力で治した。その直後ダダが急に弱ったのだが、どうも症状が少し違っていた。何も食べないし、息が苦しそうなのである。それでもまだ希望を持って点滴で命をつないだ。土日は家人が仕事だったがぼくがつきっきりで看た。

 でも苦しそうな姿を見るのはつらかった。助からないのなら、早く眠らせてやりたかった。息をするのをやめた後は、安らかな寝顔だった。永眠という言葉が似つかわしかった。

 この子が生きた6年という年月は、決して長くはなかったが、それでももしあの時獣医さんの輸血がなければ死んでいただろう。短かったと悔やむより、あの死の淵から生き延びて、6年間も楽しく野原を駆け回ったことを記憶しておきたい。ぼくにはなかなか馴染まなかったが、この頃はようやく抱かれて眠るまでになっていた。無邪気で愛らしい猫だった。

# by pororompa | 2016-03-01 19:57 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々373】ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団 / ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 semスキン用のアイコン02

  

2016年 02月 11日

e0006692_12211777.jpg これはいかん、朝起きたら体が重い。喉が痛くて咳も出る。風邪ひいたかな。インフルエンザではなさそうだが。それに、何だか知らんが指も痛い。指を伸ばすと腱が張ったようになって、薬指が鈍く痛む。何だろうか。

 今日は休日だが学校に行って、子どもたちの劇の舞台を作ろうと思っていた。それに、憲法学者中野晃一氏の講演会もあった。でも、そんな気分でも状態でもない。劇の準備ならまだ土曜日があるし、今日は休養に充てた方が良さそうだ。本番は来週の金曜なので、このまま悪化したら拙いな、と大いに不安がよぎる。

 その劇の一つに使うのがこの「田園」。昔、パソコンにはまる前に一時期クラシックに興味を持ったことがあったが、その時に宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」を台本にした。原作で「第6交響曲」と言っているし、高畑勲のアニメでも「田園」が使われているというのもあるが、何よりこの第2楽章が劇の始まりと終わりに合う。全体を通してもあらためていい曲だと思った。

 でもやっぱり今日は駄目だ。聴く気分も失せた。38度近くになったし、まずい展開だな。元気なときに聴き直そう。寝る。

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# by pororompa | 2016-02-11 12:39 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々372】CHARLIE HADEN FAMILY AND FRIENDS / RAMBLING BOY semスキン用のアイコン02

  

2016年 01月 11日

e0006692_119354.jpg 事務局長を務める年末の教育研究集会が成功し、久しぶりに家族が集まって麻雀に興じた思い切り楽しい正月が終わり、教えた子どもたちの成人式にも出席して成長を見届け、そんな感じで年末年始を過ごしてきて、今日は本当に久しぶりの完全オフである。

 ジャズ・ベースの巨匠で惜しくも亡くなったチャーリー・ヘイデンの、これはジャズとは遠い、「どカントリー」の作品である。どちらのジャンルも聴くぼくにはうれしい作品だ。ヘイデンはカントリーのミュージシャンの家系に生まれたそうである。この作品は、一族郎党、友人知人を呼んで楽しく歌ってもらい、ご自分は淡々とベースを爪弾いていらっしゃる。

 娘3人もカントリーのコーラス・グループを作っていて、何とライ・クーダーがプロデュースしたアルバムもあるそうだが、それはまだ聴いていない。後の楽しみに取ってある。

 内容だが、ごく普通のカントリーのアルバムという感じだ。カーター・ファミリーの「森かげの花」とかも取り上げている。平和で、やすらぎがあり、どこか懐かしく、親しげ。なるほど、「ファミリー&フレンズ」のタイトル通りの作品だ。ただし、目玉という程の曲はない感じがする。「ランブリン・ボーイ」がトム・パクストンの有名曲だったらよかったが、そうではなかった。最後に2歳のヘイデンがラジオショーに出演した時の録音と、「シェナンダー」を淡々と歌う老ヘイデンの歌が流れて終わる。

 難解な音楽もやってきたヘイデンのバックボーンにある「歌心」、音楽を軸に、家族と友人に囲まれた幸せな人生、子どもたちの自己実現と成長、いつは訪れる老いと死、そんなことを考えさせられるアルバムだ。家族と楽しい正月を過ごし、いろいろな道を進む若者たちを見てきた直後の、主観的な気分も入っているかも知れない。

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# by pororompa | 2016-01-11 11:46 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々371】NINA SIMONE / NINA SIMONE AND PIANO semスキン用のアイコン02

  

2015年 12月 19日

e0006692_17363523.jpg ニーナの代表作に挙げられているアルバムだが、ぼくは今一つそのよさが分からない。確か死んだ兄も昔持っていたような気がするが、その頃もあまり印象に残らなかった。やっぱりぼくは、ニーナ・シモンなら「禁断の果実」あたりが好きだ。

 そうは言っても何か聴き所はあるだろうと今日またCDをトレイに乗せてみた。LPならA面の前半、少しいいなと思ったのは最後の曲、オルガンがバックに入ってくる曲だが、あっという間に終わってしまった。後は何というか、頭でっかちというか、独りよがりというか、スウィングしないというか…。もっと言えば、クラシックのピアニスト目指していて挫折したこの人の「クラシック・コンプレックス」みたいなものが感じられる。音程も不安定で聴きづらい。英語が分かるとまた印象も変わるのかも知れないが…。

 B面にあたる後半に入ると、A面よりは親しめる。特に8,9曲目がよい。少し音を大きめにしてみた。その方がよりその世界に入ることができる。

 後半の印象が良かったので、もう一度、少し大きめの音で最初から聴き直してみたら、1回目よりは馴染めた。よくも悪くも流し聴きには向かない盤だ。
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# by pororompa | 2015-12-19 18:08 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々370】ART PEPPER QUARTET semスキン用のアイコン02

  

2015年 11月 23日

e0006692_18403035.jpg 風邪をひいてなかなか咳が止まらず、苦しい日が続いているが、娘が帰ってきていたので、気分的には明るかった。友人の結婚式だったとかで、またすぐ東京に戻っていったが。正月には息子も帰って、家族全員揃いそうなので楽しみだ。ぼくが事務局長の年末の大きな集会もその頃には終わって、ゆっくり正月気分を味わえるだろう。

 さて、アンプを替えてから、休みの日にはLPを主に聴いている。「ベサメムーチョ」の名演で有名なこのタンパ原盤のアート・ペッパーは、以前CDにしようとした時に、音跳びが発生してうまくいかないまま、ずっと聴いていなかった。でも昔から大好きな盤である。

 コンテンポラリー盤ほどではないけれど、56年にしては音もいい。そして、このLPの大きな魅力は、「ベサメムーチョ」と「アイ・サレンダー・ディア」の楽譜が付いていることである。吹けるわけではないけれど、ペッパーのアドリブを譜面を見ながら追っていくのは楽しい。

 それにしても、この軽やかなソロよ。緩急付けながら、情感豊かに綴られる即興の旋律の見事さ。天才の絶頂期だったのだなあ。麻薬がなければ…。惜しいものだ。それでも、残されたいくつかの名演を喜ぶべきか。

 盤面が傷んでいなかったので、またCDにしてみることにする。作るのは面倒だが、聴くのはやはりCDが便利だ。

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# by pororompa | 2015-11-23 19:14 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)