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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々365】PAUL SIMON / HEARTS AND BONES semスキン用のアイコン02

  

2015年 05月 24日

e0006692_1049264.jpg 空き地になっていた家の裏の土地がいよいよ売れたらしい。この土地はずっと近所の老夫婦の方が借りて家庭菜園にされていたものだった。新しい隣人とおぼしき方が草を刈るとかでわざわざ挨拶にみえた。その事だけでも非常識な方ではないようなので、ほっとした。一応、我が家には猫がいることを告げておいた。

 ちょうどテレビで空き家の問題をやっていたので、いろいろと考えてしまった。ここに来て20年になるが、この辺りも少しずつ様変わりをした。時の流れを実感する。時の流れは避けられない。狭い土地を分け合って暮らすこともやむを得ない。

 このアルバムも「水害買い戻しシリーズ」の一枚だ。就職したころだったと思う。まだLP中心だった時代に買って、かなり聴いた。特にタイトル曲の「ハーツ・アンド・ボーンズ」が好きだった。このサイモンが、ぼくの好きなポール・サイモンだ。

 この作品は世評はあまり高くないらしい。確かに、「ハーツ・アンド・ボーンズ」を除いたら小粒と言えば小粒な曲が多い。でも感じのいい曲ばかりで、アルバムとしては悪くない。この後の「グレイスランド」でちょっと違和感を感じ、「リズム・オブ・ザ・セインツ」は耐えられなくて売却した。ぼくのポール・サイモンは、この作品で止まっている。

 おまけで付いている何曲かのデモ・テイクは、いらない物も多いけど、今回はおもしろかった。
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by pororompa | 2015-05-24 10:45 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々364】ANTON KARAS semスキン用のアイコン02

  

2015年 05月 05日

e0006692_1813082.jpg 連休の慰みとしてウクレレを爪弾いた。ビールのCMに使われている懐かしい「第3の男」のテーマなどを弾いていて、ふとこのアルバムを思い出した。子どもの頃ラジオからよく流れてきたものだった。

 民族楽器というものは、それぞれに固有の味わいがあるものだと改めて思わされる。大抵は不器用だけれど何か独特の、それでなくてはけっして出せないような味わいを出しているものだ。ウクレレにしたってそうだ。このツィターという楽器も、演奏シーンを見てみると、一人でコードとメロディの二役を必死で奏でている。かなりご苦労さんな感じだが、それでも音は今日まで生き残ってきただけの魅力を放っている。

 それでも「第3の男」がなければこの楽器も、そしてこのアントン・カラスという奏者も今よりずっと日が当たらなかっただろう。そう言えば郷土宮崎から、この人の弟子で河野保人という世界的なツィター奏者が出ているそうだが、そういう諸々もなかったに違いない。

 1曲目「第3の男」で始まったアルバムは、しかしそれだけでは終わらない。「カッコー・ワルツ」、「エーデルワイス」、「ローレライ」、「菩提樹」…と、ヨーロッパの美メロを快調にまき散らしてゆく。曲によっては多少たどたどしいが、ビブラートをかけたスチール弦が何とも言えない深い説得力を秘めて鳴り渡る。

 ヨハン・シュトラウスのワルツがまた素晴らしい。「皇帝円舞曲」、大好きだ。これもシュトラウスだったんだ。「ムシ・デン」というタイトルの曲はあの「さらば、さらば、我が友~」というドイツ民謡だ。

 このビクターのベスト盤はよく選曲されていると思うが、今日聴き直しているともっと聴きたくなってきた。調べてみるとダブル盤も出ていて、「ララのテーマ」なんかもやっているようだ。そう言えばこの間聴きに行ったバラライカ・アンサンブルもこの曲をやっていたな。あれもまた、独特の味わいがある民族楽器だった。

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by pororompa | 2015-05-05 18:37 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)