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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 350】NINA SIMONE / LITTLE GIRL BLUE semスキン用のアイコン02

  

2014年 04月 27日

e0006692_16492584.jpg 激安アンプで聴き始めて、初めての「音盤的日々」の投稿になる。決して音に満足しているのではない。一本調子で、うるさくも感じる。しかし、このパリッとした鳴り方が新鮮ではあるのだ。いろいろな盤が、今までと違って聞こえるのがおもしろい。それで、取っ替え引っ替えして聴いている。

 この盤については、書いたつもりでいた。ニーナ・シモンのデビュー作。最近は何を既に書いていて何が書いていないか分からなくなってきた。後で買ったRCAの箱物はあまりおもしろく感じなかったが、この時代のニーナは瑞々しくていい。

 もともとジャンルに収まりきれない人だが、このデビュー作では意外にジャズ色が強い。ピアノ・トリオの構成だからだろうか。それでいて、なりそこなったクラシック・ピアニスト的なフレーズが随所に顔を出すという、何がやりたいのかよく分からないような分裂的な内容の作品である。「 Love Me Or Leave Me 」なんかが、ベートーベンのピアノ・ソナタみたいになっている。とは言え、歌い出すと血が素直に出てしまうという感じである。確かにピアノもうまいけれど、やはりこの人の持ち味は第1にはヴォーカルにあると思う。

 今ひとつ分からないのは、この中で、「I Loves You, Porgy」がシングル・ヒットしたらしいということだ。もちろん悪くはないけど、至って地味だし、曲もスタンダードだから珍しくもなかろうに。やはりこの歌唱力かな。本人も、歌手で行くか、みたいな気にだんだんなっていったのだろう。

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by pororompa | 2014-04-27 16:47 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 中華デジアン2丁! semスキン用のアイコン02

  

2014年 04月 19日

e0006692_1038469.jpg 中華饅頭の話ではない。噂の激安中国製デジタルアンプ「Lepai LP-2020A+」を試してみた。何しろ3000円を切るという凄まじい安さなのである。それがウン十万のアンプといい勝負するとかしないとか。

 最初は家で使うつもりではなかった。教室のCDプレーヤーがあまりに貧相な音なので、安いアンプとスピーカーでパワーアップしようと思ったのだ。そんな中でこいつの噂を聞きつけ、FOSTEXの「かんすぴ」キットと一緒に買ったのだ。スピーカーの方はまだ開けてさえいない。こいつだけ先に家の装置につないだ。噂が本当かどうか確かめたかったからだ。

 知ってはいたが、あまりに小さい。チャチだ。何とも言えずチープ。いや、値段からしたら立派か。まあそれはいい。とにかくスイッチ、オン!

 鳴り出した。おお…。ううむ…。鳴りおるわい。

 最初の印象は、けたたましい感じがした。霧が晴れたような透明感は感じる。聴き疲れはしそうだ。でも、鑑賞には十分堪える。しばらく鳴らしっ放しにしたが、思ったより聴き疲れることなく、盤によっては輝かしく響くものもある。そしてこの一週間、毎日帰宅しては聴き続けた。聴き慣れた盤がどれも新鮮に聞こえた。ビル・エバンスのビレッジ・バンガードの客のおしゃべりが、初めてうるさく感じた。ジョニ・ミッチェルのギターが生々しかった。

 これまでにこのアンプについて確実に言えること。値段をはるかに超える音をしている。今まで聴いてきたマランツのPM-90よりいい音なのか、正直分からない。しかし、比べものになる音をしている。レンジが広い感じがする。トーンは使い物にならない。小音量では急に音がやせて、ちょっと大きめにするとうるさい。よく聞こえる音量の幅が限られる感じがする。でもよく聴く音量の時では、いい具合に聞こえるようだ。このところ、何を聴いてもおもしろくなかったのが、聴こうという気になっただけでもマルだ。マランツさんはしばらく休養。場合によっては引退。しばらくこのアンプで聴いてみることに決めた。

 でもこれを家のメインにするには大きな問題が残る。何しろ入力が一つしかないのだ。LPもこのままではかからない。フォノイコライザーとセレクターがあればいいが、面倒だね。いろいろ考えると、普通のプリメインにいずれは戻るのだろうなあ。でもとにかく、飽きるまでしばらくはこのチビアンプを鳴らしてみよう。

 おっと、本来の目的の方でも使うために、中華デジアンをもう一丁追加注文だ。何しろ、安い。

by pororompa | 2014-04-19 11:17 | こころの糧 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 349】CROSBY,STILLS & NASH / DAYLIGHT AGAIN semスキン用のアイコン02

  

2014年 04月 05日

e0006692_11413048.jpg 仕事にもようやく一段落付き、U17女子ワールドカップの優勝を見て、最高の休日の朝だ。小気味よく攻める戦い方も気に入ったが、いつものようにフェアプレー賞もちゃんと頂いての優勝というのが素晴らしい。

 電源を入れると、これが鳴り出した。値段が下がっては買っている、「水害で失ったLPのCD買い戻しシリーズ」の1枚。どんな作品だったか細部まで覚えてはいないけど、よかったいう印象はある。

 1曲目のスティルスとナッシュ、そしてバックのギタリストの共作「Turn Your Back On Love」が、1曲目にふさわしく軽快に鳴り始める。「ジュディ」や「キャリー・オン」に匹敵とまでは言わないが、クオリティは高い。

 そして2曲目のいかにもナッシュらしい「Wasted On The Way」がいつ聴いても素晴らしい。この作品の華ではないか。

 これが発表されたのは’もう80年代に入ってからで、CS&Nもそれほど話題にはならなくなっている時代だった。それに、メンバーの内の一人、クロスビーが、例の中毒でへろへろの時代で、ほとんどナッシュとスティルスで作ったという話だ。

 しかし今回聴き直して一番印象に残ったのは、このアルバムでは存在感が薄いはずのクロスビーの「Might As Well Have A Good Time」だった。本人の作ではないようだが、クロスビーの抜群の歌唱力と、曲のよさを引き立てるナッシュらのコーラス。アルバムに深みを与えている。

 そしてラストの「Daylight Again」、スティルスがこの頃はまだこんないい曲を作っていたんだねえ。

 ボーナストラック入りだったが、今回のボーナスは、質もそんなに落ちず、作品の完成度を壊している感じはしなかった。「朝の光、再び」、年度も切り替わったし、サッカーも優勝したし、そういう明るい気分だぜ。

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by pororompa | 2014-04-05 12:13 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)