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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 348】THE HISTORY OF AMERICAN FOLK semスキン用のアイコン02

  

2014年 02月 15日

e0006692_17342028.jpg ピート・シーガーが逝った。93才の大往生だそうな。

 と言っても、ピート・シーガーを音楽的に聴いたことはない。それはピートにもそれほど失礼に当たることはないだろう。彼は鑑賞音楽というよりも、音楽を通した社会運動家という印象が強い。このオムニバスにも、ウィーバーズとか入っているが、ウィーバーズならエリック・ダーリングが入ってからの方が音楽としては魅力的だと思えた。

 それでもやっぱり、ピート・シーガーはすごいと思う。やり遂げたものが圧倒的に大きい。「フォークソングの父」の称号は、ウディ・ガスリーより彼にあげたい。ガスリーは「祖父」ぐらいでいい。

 この編集盤3枚組には、ピートやウィーバーズが当然ながらいっぱい入っている。中でも印象に残ったのは、2枚目の1曲目、「We Shall Not Be Moved」だ。「We Shall Overcome」ほどは日本では有名でないが、シンプルな中に、耳について離れない魅力がある。集会やデモ行進の中でこれが歌われれば、一気に盛り上がるだろう。「俺らは俺らは動かない」とくり返しながら明るく軽快にメロディは流れて行く。さすがはピート・シーガーだ。

 この古い音源を聴いていくと、日本の「フォーク」の本歌がいくらでも出てくる。中でも「Bury Me Beneath The Weeping Willow」が好きだ。岩井宏の「紙芝居」だし、ナターシャー7はもっと直接的に「柳の木の下で」と訳して歌っていた。

 観賞用として聴くのはちとつらいし、編集も大雑把だが、資料として聴いていくと、随所に発見がある。

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by pororompa | 2014-02-15 18:15 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)