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semスキン用のアイコン01 強豪達の「順当」の日 ≪SOUTH AFRICA 2010 決勝トーナメント1回戦 3日目≫ semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 29日

 強豪と思われているチームが、何の波乱もなく「順当」に勝ち上がった日だった。

≪オランダ2-1スロバキア≫
 噂のロッベンが、噂通りの力を見せつけた。右サイドから中に強引に切れ込んで、相手DF3人引き付けながら、ペナルティエリアの外から抜きもしないのにいとも簡単にゴールに突き刺した。これは日本戦で出ていればあと1,2点取られていたかもしれない。

 カメラが追い切れなかった2点目の素早いリスタートからのゴールも見事。すばしっこいカイトが、飛び出したGKの鼻先で掠め取って、またしてもスナイデルがズドン。これはブラジル戦が楽しみだ。

≪ブラジル3-0チリ≫
 これはやっぱり、力の差かね。ノー・トラップで合わせた3点目のロビーニョのプレーとかね。

 でも今回のブラジルは、何となく地味な印象を受ける。カカー、ロビーニョ、ルイス・ファビアーノと役者はいるんだけど、何となくね。その分、脆くないのかも知れない。堅実というか。

by pororompa | 2010-06-29 21:30 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 水を差した大誤審 ≪SOUTH AFRICA 2010 決勝トーナメント1回戦 2日目≫ semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 28日

 案の定、ネットでは誤審が騒がれている。この2日目は、古豪達の生き残りを賭けた真剣勝負となるはずだった。そこに水を差したことは否めない。

≪ドイツ4-1イングランド≫
 こんな惨めなイングランドを見ることになろうとは。ドイツのカウンターが次々にイングランド・ゴールに吸い込まれていった。

 あのランパードの同点ゴールが認められていれば、もっと違った展開になっただろうか。いや、やはり今回はドイツの方が一枚上だったのではないかと思う。

 どちらもベテランがずらりと並んでいる。「クローゼ・ポドルスキー・シュバインシュタイガー」と「ジェラード・ランパード・ルーニー」では互角の感じがする。しかし、立て続けにカウンターを決めたドイツの若手ミュラーやエジルに匹敵する人材が、イングランドにはいない。そこに差が出たか。

 イングランド・リーグは今世界最高のレベルにあるけれど、一人もイングランド選手がいないチームも珍しくない。有望な若手が育っていないポジションがあるのではないか。

 それにしても、ドイツは15大会連続ベスト8とかアナウンサーが言っていたが、ほんとかよと思った。すごいね、それは。

≪アルゼンチン3-1メキシコ≫

 これもテベスの1点目は完全にオフサイドだったけど、それを帳消しにするかのようなあの強烈ミドルはすごかった。

 そしてパス回しをかっさらったイグアインのプレーも、メキシコの単純なミスに見えて、いつも「狙っている」FWのあるべき姿を教えた。ちんたらサッカーに警鐘を鳴らすものだ。古くはスペイン’82でイタリアのロッシがブラジルを沈めたプレーを思い出した。

 結果的にこれも2点の差が付いてよかった。誤審は大きかったが、やはり全体としては順当な結果に収まったと言っていい。 

by pororompa | 2010-06-28 22:25 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 寂しい日々の始まり ≪SOUTH AFRICA 2010 決勝トーナメント1回戦 一日目≫ semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 27日

 もう決勝トーナメントである。ここからの大会は、より緊迫した勝負が続き盛り上がっていくと同時に、強豪が次々に姿を消していく寂しい日々の始まりでもある。

≪ウルグアイ2-1韓国≫
 決勝トーナメント進出の余韻に浸る暇もなく、初日にいきなり韓国が消えた。眠気も飛ぶ好勝負だった。韓国のパートは比較的楽な組み合わせになったと思っていた。それこそ「ベスト4」のチャンスだった思う。

 と言っても、韓国を応援していた分けではない。別段、韓国という国が嫌いでもないが、サッカーでは長年の宿敵、それに日韓大会のなりふり構わないやり方に嫌悪感を抱いていたので、思い切りウルグアイを応援した。

 前半目まぐるしく走り回り、早々とリードしたウルグアイは、後半引いて守りに入ったように見えた。単にペースを落として終盤に備えていただけかもしれないが、後半は相手をいなして逃げ切ろうと思ったのかも知れない。「韓国をなめたらいかんよ、ウルグアイさん」と呟いていたら、案の定追いつかれた。

 そこからのウルグアイの猛攻、そしてスアレスのあのゴール! 2人かわして、雨の中インフロントで思い切りカーブをかけながら右ポストをねらった。凄い。ポストに当たってゴールに吸い込まれた。好きだねえ、ああいうゴール。これまでの今大会のベストゴールと思う。あれをやられちゃしょうがないかな。

 この後、頭が冴えて眠れなかった。さて、パラグアイ-日本はいかなることに。

≪ガーナ2-1アメリカ≫
 こちらも好ゲーム。アメリカの強さは去年のコンフェデ見て感じていた。でもここはガーナ応援モード。

 アメリカはGKがいいと思っていたが、前半ガーナのシュートがあっさり決まった。だがアメリカはとにかくしぶとい。やはり延長にもつれ込んだ。

 それにしても延長に入ってギャンが一人で決めたゴール。転びそうで転ばない。あの態勢からあのシュートが打てるかね。ガーナとの練習試合で中澤を手玉に取ったのは誰だったか忘れたが、あのシュートを思い出した人も多かろう。

 さて、花火のように惜しげもなく散っていく強豪達を、今夜も見届けてやらねば。

by pororompa | 2010-06-27 18:57 | ワールドカップ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 決して守備的ではない ≪SOUTH AFRICA 2010 日本3-1デンマーク≫ semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 26日

 意識の違いだと思う。戦い方が変わってきている。これまでだって、こうすればよかったのだ。ようやくそのことに選手が気付き始めた。そういう発言は、特に最近になって何人かの選手から出始めてはいた。それが本番前の連敗と、イングランド戦の健闘で、いい感じで動き出した。そう見る。

 諸悪の根元はジーコなどがもたらした「ポゼッション・サッカー」にあったと思う。下手なくせにパスを回してばかり、ちょっと詰められると引いて回すだけ、切り込みもしない、工夫もしない、出せるのに試さない、打てばいいのにパス、予想通りのパスコース、読まれてカウンターから失点・・・。

 それが今回は明らかに違ってきている。この試合でも、例えば前半に長谷部がスルーパスを呼び込んだシーン。右サイドがフリーだったので出すかと思っていたら、縦に走り込んだ長谷部に球が出た。別にサイドに展開するのが悪いと言っているんじゃない。真っ直ぐ行った方が早いならそっちがいいに決まっている。出したのは松井か。その松井がゴール前に飛び込んできてアウトで合わせたシュートも、攻めの積極性が象徴的に出ていた。

 今回の布陣は守備的と言われているが、そうとは言えないのではないか。FWがいないとか少ないとか言われているが、中盤から前が攻撃的というか、攻めが好きな選手が多い。遠藤にしても長谷部にしても。FWにいい選手がいなくてMFが余っているならMFをFW的に使って、後ろから走り込ませればよいのではと思っていたが、松井や大久保、本田がそうなっている。前が多くても守備的な感じがすることもある。「いつでも攻撃してやるぞ」的な陣形が今回からは感じられる。

 岡田監督がこれを見つけたのは、失礼ながら半ば偶然の「試行錯誤」的なものかもしれない。けれども、真剣に試行してきたから、負けの中からこの形を見つけ出すことができたのだろう。この予選突破という成功には、日本サッカーを劇的に転換させるヒントが含まれていると思う。

 それにしても2点めの遠藤のゴール、痛快だったね。ガンバでよくあの形から決めていたけど、見ているぼくもだまされた。てっきり本田が蹴るのだろうと思っていた。あれが効いたと思うね。

by pororompa | 2010-06-26 14:35 | ワールドカップ | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 もう彼の時代ではないのか≪SOUTH AFRICA 2010 ≫ semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 20日

 対カメルーン戦、オランダ戦と、日本の試合を2試合見たが、予想以上の健闘と言っていい。

 この2試合を見て、すぐ気が付くことがあった。それは、前への素早い展開が多く、日本代表の特長だった緩慢なバックパスや横パスが少なくなっている。場合によってはドリブルによる切り込みも見られる。

 特に、大久保、松井の両翼の活躍が光る。長谷部の展開も早い。大久保などは、そういう発言を前からしていたが、実践している感じだ。松井にしても、キック・フェイントから素早く切り返して放り込んだ本田へのアシストなど、今までの代表にあまり見られないプレーだった。カメルーン戦などは結果も付いてきているが、もし負けていたとしてもこの変化は注目できただろう。

 こうなったのは、大会前のイングランド戦の善戦からだろう。ただ、ここに来て急にレギュラーの座を失った俊輔やGKの楢崎は、勝負の世界とは言え、どんな気持ちで見ていただろうか。そんな時、勝負所で監督から呼ばれた。よし、俊輔、一発決めてやれ。ようやく登場した俊輔に、そんな思いをこめて、応援を送りながら見ていた。

 しかし、勝負事は非情だ。もう俊輔の時代ではない。ゆったりした走り、消極的なパス、弱々しい守備。昔の俊輔じゃないし、チームが俊輔のものではなくなっている。誰が見ても、そのことがはっきり分かる試合になってしまった。出ない以上に気の毒だったかも知れない。

 健闘に送られる拍手の陰で、そんなことを思った。

 さて、デンマーク戦に勝つか引き分けで決勝トーナメントという所まで来た。上り坂のチームには、勝ち抜けそうな気がしてきた。もう少し楽しませてもらうことにしよう。

by pororompa | 2010-06-20 15:47 | ワールドカップ | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 261】 BILL EVANS / WALTZ FOR DEBBY semスキン用のアイコン02

  

2010年 06月 06日

e0006692_19423064.jpg 何という美しい音楽だろうか。この奇跡のような作品は、100年後も、200年後も、バッハやモーツァルトのように聴かれ続けるに違いない。

 今日はあえて別テイク等は交えず、この作品のオリジナル通りに6曲を聴いてみた。

 冒頭の「マイ・フーリッシュ・ハート」、愚かなり我が心。心の寂しい部分にすうっと入り込んでくる。冒頭のピアノの一音に導かれるように、ベースが、シンバルが、固まりになって奏で始める。その寂しいこと、美しいこと。初めてラジオで聴いた時、一発で魅入られた。例えば映画の一場面で、主人公が懐かしい女性宅を訪ねるとする。扉を開けた時この音楽が流れてきたら、もうセリフは何も要らないではないか。音楽が持つ強い力を感じる。静かだが激しい情熱を秘めた音楽だ。

 2曲目の「ワルツ・フォー・デビー」。美しいメロディが、姿を変えて踊り続ける。特にピアノソロに入っての2:10付近の素晴しいメロディの跳躍。冷たい頭から生まれない、今、躍動するリズムに乗って作り上げるジャズだからこそ出た音の流れだ。ポール・モチアン、あまり評価されないこの人の叩くリズムが大好きだ。スウィングしているのだ。トリオが一体になってスウィングしている。

 3曲目の「デトゥアー・アヘッド」。これも寂しい響きだ。寂しい中に何か諦めのような悟りがある。ここではベースの応答が印象的だ。ピアノの旋律に対等に絡んでくるベースに、多くを語らせている。そしてそれに答えてまた高まってくるピアノ。何度聴いても飽きない演奏だ。全曲全演奏素晴しいこのアルバムの中で、最も地味と言えるこの曲の、何という奥深い素晴らしさ。

 4曲目、LPではB面1曲目「マイ・ロマンス」。曲は甘いが、ビルの演奏はだんだん熱を帯びて、力強いものになる。そしてラファロのソロのバックで奏でるピアノのうまさよ。曲の甘さを損なわないまま、ぐんぐんとスウィングして終わる。

 そして5曲目。バーンスタインの名曲「サム・アザー・タイム」。ビルのために書かれたような曲。圧倒的な説得力。すごいねえ。聴かないで騒いでいる客は、作品になった後で恥かいたかなあ。

 ラストは躍動的な「マイルストーン」で終わる。ほんとに名演ばっかり。すごいアルバムだ。入門用によく紹介されているけれど、確かにそれは分かるけれど、30年聴いても圧倒される。世界遺産。
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by pororompa | 2010-06-06 19:43 | 音盤的日々 | Trackback(1) | Comments(0)