ぽろろんぱーぶろぐ

pororompa.exblog.jp

ブログトップ | ログイン

semスキン用のアイコン01 <   2010年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧 semスキン用のアイコン02

  

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 253】 BILL EVANS / QUINTESSENCE semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 28日

e0006692_11111554.jpg やっと仕事も一段落し、ほっとした朝を迎えた。この1ヶ月間、いやもっとだ。味わって音楽を聴くことはなかった気がする。

 コーヒーを飲みながらまず聴いたのは、ポール・デスモンドのライブ。癒しという言葉がぴったりだ。そして次に引っ張り出したのはこれ。LP時代からの愛聴盤。

 '70年代のエバンスの最高作は何かと問われたら、迷わずこれだと答える。最後のライブでも、「ユー・マスト...」でもない。

 '70年代のエバンスに、どうしてこの作品が作れたかと言うと、それは共演者のおかげだろう。この、凄腕にして趣味のよいメンバーが、孤高と言うより独りよがりに走りがちだった晩年のエバンスを、ほどよく抑制している。

 そう、抑制の美がこの作品の魅力だ。こんなプレイもできるのねというフィリー・ジョー。サックスなのに脇役に徹したハロルド・ランド。そしてケニー・バレル。この人はどこに入ってもうまいねえ。ピアノとけんかせず、うまく隙間を埋めてしまう。サッカーなら、たまに上がってシュートを決める渋いボランチという役所。

 そんな抑制された音の中で、ひときわ鮮明に浮かび上がって聞こえるのがレイ・ブラウンのベース。これがベースですという感じ。このアルバムを、レイ・ブラウンの代表作としてもいいのではないかという感じさえする。

 ハイライトは「チャイルド・イズ・ボーン」だ。長男が生まれた連絡が入った時、頭の中で鳴り出したのは「クインテッセンス」のこの響きだった。ビルのあのバラード語りの裏で、絶妙に動くベース・ライン。ひそやかに背後で響いているライド・シンバル。重なるように入ってくるバレルのソロ。やっぱり'70年代のエバンスのアルバムのトップはこれよ。
e0006692_11411269.gif

by pororompa | 2010-03-28 11:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 出口が見えてきた semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 27日

e0006692_8374181.jpg 追われっぱなしの学年末の仕事にも、やっと出口の光が見えてきた。文集も刷り上がり、タイトル通り「よかったね」の気分だ。と言っても、まだまだ仕事は山積みだし、結局3週間ぐらい休みなしのノンストップなんだけどね。せめて4月3・4日ぐらいは、休みらしい休みを取りたいと思ってるんだけど、すぐ始まるからねえ。

 結局、なんでこういうことになるかというと、ぼくの場合文集と写真編集というのが他の人と違って時間を食うわけだ。そうなれば評価を先にできるかというと、評価はやはり可能な限り遅くまで見た方がいい。それに、2月の演劇に集中しているときには集計は無理だから、ごく事務的な部分だけ1月にやっておくしかない。それでもやはり休みなしの3月というのは避けられないんだろうな。単に体力が持たなくなってきただけなのかもしれない。

 さて、今年の学級だが、とても気持ちのいい子どもたちだった。だからこそ仕事が溜まっても、やり甲斐でなんとか走り抜けれるんだろう。この仕事は、疲労することはあっても、退屈することはない。

by pororompa | 2010-03-27 08:59 | 本業方面 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 クラスでうたうこどものうた ベスト(4) semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 16日

e0006692_2233278.jpg 学年末の大仕事の一つである通知表がやっと今仕上がった。ほっと一息した所で、久しぶりに書き込んでみよう。さっき音楽センターからこれが届いていたからだ。

 音楽センターから出ている「クラスでうたうこどものうた」シリーズに採用されていたぼくの歌の中の1曲「ちょっとまって流れ星」が、今度再編集して出ている「ベスト」シリーズにまた入れてもらったようだ。前回は楽譜とCDが別売りだったが、今回のは「CDブック」という形だ。
AMAZONにも出ている。

 この歌は、正直言うと、編曲にちょっと不満があるけど、ほかの歌はいい曲が多いので、教員や保育士さんで子どもたちに歌わせたい歌を探している人なら、買って損はないと思う。

 特にぼくが初めて聴いた時衝撃を受けたのが、「インド風チキンカレー」。「油の中にー、すりニンニクをー、きつね色になるまでしばらく炒めたらー・・・」妖しいアラビアン・モードに乗ってカレーのレシピが歌い込まれるこの歌は、とにかく強烈である。子どもたちにも馬鹿受けで、最初抵抗を示していた子も、しだいにその魅力に取りつかれる。元々は有名な合唱組曲の一つで、曲を書いた吉岡弘行という方は芸大出の有名な作曲家、作詞の方はその奥様だそうな。

 ほかにも、そうそうたる名前が並んでいるが、そこに紛れ込ませてもらうのはなかなかに気分のいいものである。

by pororompa | 2010-03-16 22:01 | 歌が生まれる時 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 生還 semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 07日

e0006692_2053842.jpg
 死をも覚悟したダダが、今日退院した。一緒に喜んでくださった獣医さんには感謝の言葉を伝え、一週間ぶりに我が家へ連れ帰った。

 久しぶりに我が家は、静かな喜びに包まれた。死んだ3匹を思うと、芯から喜ぶ気にはなれなかった。苦い喜びだったが、それでもやはりこの猫が歩き回る姿を見るのはうれしかった。少しだが飯を食っている。ちゃんとした糞をしている。ソファに跳び乗っている。こうして生きて連れ帰ることができた。その喜びだった。

 鳴いて家中を歩き回った。仲間を探しているのに違いなかった。親から疎まれ出してからは、一緒に育った姉妹猫たちと片時も離れたことがなかった猫だ。それがいないと言っているのだろう。仕方がないので親の所に行く。親に怒られながらしばらくくっついて寝ている。もう二匹で仲良く生きていくしかない。

 ガラス窓から、じっと外を見ている。猫の室内飼いの経験がない。猫は外で走り回るものと思っていた。でも少なくとも今は外に出す気にはなれない。

by pororompa | 2010-03-07 21:17 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(3)

semスキン用のアイコン01 地獄の日々 semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 06日

 地獄の日々の出口がようやく見えてきた。猫の悲劇など誰も読みたくはないし、書きたくもない。でも同じ様な目に遭い参考になる人もいるかも知れないから、要点のみ書き留めておく。

 飼猫5匹、親と4姉妹猫。2月中旬から、嘔吐で苦しみ続け、何も食べなくなる。2月20日土曜日の朝に、黒猫のググが死んでいるのが見つかる。避妊手術を受けてその方は経過順調、抜糸予定の日だった。ググは早くから野良猫に孕まされていたので、慌てて4匹とも避妊手術を受けていたのだったが、そのせいではないようだった。ググの死は、これから大変な事が起こるよという警鐘だった。黒猫キキと雉猫ララも発病。原因不詳も、伝染病の反応は出ず。何らかの薬物の可能性。

 23日火曜日、親猫のモモと、一番懐いている白黒のダダも発病。全滅という最悪の事態が現実のものになってきた日だった。何も食べないでは死ぬから、とにかく点滴を打って、生きるところまでやりぬくことに。少ないながら貯めていたぼくのへそくりをとりあえず資金に充てる。先生も「お金はいつでもいから気にしないで、とにかく助けたい」と言ってくださる。

 ようやく週末だと思った26日金曜日の夜中、苦しみながらララが死ぬ。つらい毎日の中でも、この時が一番つらかった。原因は殺鼠剤に絞られる。血液凝固ができなくなるのが特徴で、先生も血便や血尿は出てないか前から聞かれていたのだが、この猫達の体質なのか典型症状がなかなか出なかった。後から発病したモモとダダに急にその症状が出てきたのだ。

 週末はずっと面倒を見ながら過ごし、回復の兆しも見られたが、月曜の未明に、キキもとうとう絶命。懐かない猫が、最後は頼る素振りも見せていたのに。「元気になって仲良くなろう」と呼びかけたが、叶わなかった。日曜は獣医さんも休みなので、入院を選択しなかったが、結果的にキキにはまちがいだったかも知れないと妻は悔やむ。

 残るモモとダダが突然大量出血したことから、殺鼠剤の疑いは決定的になる。意図的なものか、二次的なものかは分からない。ダダは、急遽輸血を受けて、この日からようやく回復傾向に。血を提供してくれた獣医さんの猫に礼を言う。ただし、まだ安心は出来ない状況で、入院中。モモは一昨日退院。まだ自分からは餌を食べようとしないので心配は残る。

 これほど家の中が暗く悲しく、精神的につらい日々はなかった。経済的なダメージも大きかった。 

by pororompa | 2010-03-06 13:46 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(2)