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semスキン用のアイコン01 流れからの2点 【JFL’09前期第17節 ホンダロック 2-0 TDK】 semスキン用のアイコン02

  

2009年 06月 28日

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 ここ2連勝と上向きのホンダロック、前回のホームでも勝ち、さらには開幕以来首位を走っていた「プロ軍団」の鳥取にアウェーで勝っているというではないか。前回のホーム戦が、用事が重なって観られなかったことが残念だ。というわけで、前回から一ヶ月ぶりの観戦である。

 雨上がりの生目の杜、どんよりとした天気で湿気も漂っている。駐車場の空き具合から見て観客は少なそうだ。早速スタメンを見てみる。後ろはいつもだいたい同じメンバーだが、攻撃陣が観るたびに変わり、なかなか安定しない。今日の前3人は、熊元・原田・下木屋となっていた。後から調べてみると、前だけでなくスタメン11人が2連勝したメンバーであるようだ。「勝っているチームはいじらない」のセオリーできているのだろう。

 相手のTDKは、秋田をホームとするアマチュアの企業チームで、成績も中位から下位を行ったり来たりしていて、ホンダロックによく似た位置にあるチームだ。言ってみれば似たような境遇の「ライバル」チームである。秋田は遠いためか、はたまたチームの事情によるものか、これまでのビジターに比べると応援は少なくておとなしい。

 前半からロックが主導権を握り攻め込む。中盤省略の放り込みが多いが、それでも相手陣地での時間の方が長い。長身のポスト・プレーヤー熊元選手は、テクニックで見せる選手ではないものの、献身的にボールを追う。下木屋選手は一応左の攻撃的MFなのだろうが、右サイドにも現れたりして相手を攪乱する。しかしボールがなかなか回ってこなかったり、来てもボールを簡単に失ったりする。空回りしているような印象だ。原田選手は得点は取っているようだが、今一つ鋭さに欠ける感じがする。とは言いながらも、何度もFKやCKを得るなど、いつになく攻勢だ。

 今のホンダロックのように堅く守って放り込みというスタイルでは、強引に決めてしまうブラジル人みたいな、よほど個人技に長けたFWがいないと、流れからの得点は難しいのではという気はする。現に今季JFLでも最低得点だ。たまに入ってもほとんどセット・プレーからヘディングというパターンで、ぼくが観た試合では今年は流れからの得点は一度もない。これではどう弁護しても面白くないサッカーということになるが、それでも最初の頃に比べるとずいぶん面白くなってきた。特に今日は、何か自信のようなものと、「勝とう」という意識が感じられる。勝利が続いた効果だろうか。

 後半始まって5分、「動きが悪いな、交代かな」と思っていた下木屋選手が、オフサイドぎりぎりに相手の裏を取った。そのままドリブルで攻め上がって、左45度からファーサイドにグラウンダーで見事なシュートを決める。この形の得点を何年か前にも観たことがある。たぶん下木屋選手の得意の形なのだろう。動きが悪いように見えても、1点取ればもう合格だ。それがサッカーだ。ここというところで決定的な活躍をした。

 後半から前の選手を替えてくることが多いホンダロック、最初の交代は熊元選手に替えて山下選手。トップは原田選手がスライドした。熊元選手が悪かったのではなくて、激しく動いていたのでフレッシュな選手に替えたのだろう。その直後、右サイドでゴールラインを割りそうなボール、相手DFも追うのをやめたボールに食らいついたのが、替わったばかりの山下だった。角度のない所から見事なシュートを決めた。なんと今日は流れの中から2点だ。

e0006692_1774081.jpg その後、下木屋選手を木下選手に、原田選手を若手の麻生選手に替えて、これで前3人が総替え。2点をリードした余裕からか、相手陣地で見事なショート・パスを回す。これまであまりお目にかかったことがないような攻めだ。特に木下選手の動きが面白い。

 突出したFWがいなくても、若くて元気のよいFWがたくさんいるホンダロック。ドングリの背比べでも、そのドングリ達を競わせながら、しかもフルに使って蒸し暑い夏を戦い抜く、それもまた一つのやり方かもしない。その中から、「金のドングリ」に化ける者も出てくれば言うことなしだ。

 危なげないままタイム・アップ。完勝という感じだ。残留に向けてライバルから貴重な勝点3を直取りしただけでなく、内容的にも楽しめる試合だった。特に、流れから2点を決めたのは大きい。

by pororompa | 2009-06-28 17:21 | ホンダロックにわかサポ | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 233】 MICHAEL JACKSON / DANGEROUS semスキン用のアイコン02

  

2009年 06月 27日

e0006692_14225417.jpg マイケルが死んだ…。

 ぼくは今日、帰りの車の中で、誰か有名な人、例えば陽水あたりに何かが起きていたりするような、嫌な気がした。帰ってみたら、マイケルだ。もちろんそれは偶然だ。しかし、霊とか「何々の知らせ」とか信じたりするような人なら、きっと大騒ぎしてしまうに違いない。気味の悪い偶然だった。

 ぼくはマイケルのファンだった。マイケルの天才をぼくは信じている。よくマイケルを聴いていたのは我が家の子どもたちが幼い頃だったので、子どもたちにも強い影響を与えている。「BAD」を真似て、「アンベー、アンベー」と狂ったように歌い踊る、当時保育園児の長男の姿がビデオに残っている。とにかく、あの強烈なプロモビデオ集を繰り返し観たのだからしょうがない。そりゃあなるわな。

 「スリラー」「バッド」「デンジャラス」、これがマイケルの3大傑作アルバムだとぼくは思う。「オフ・ザ・ウォール」もあるけどちょっと落ちるかな。考えてみるとこの人はあまり作品の多い人ではない。でもそれを感じさせないほどインパクトが強い作品揃いである。

 その中でも「デンジャラス」は、リアル・タイムで発売時に買って繰り返し聴いた思い出のアルバムだ。プロモの印象が強い「ブラック・オア・ホワイト」や「リメンバー・ザ・タイム」、クールな「イン・ザ・クローゼット」、最初はよく分からなかったがだんだん名曲と思うようになったバラード「ヒール・ザ・ワールド」、そして「ディンジャラス~」と思わず歌ってしまいそうなタイトル曲。どれも忘れ難い。

 ところが今日改めて聴き直してみると、聴き覚えのない曲がいくつかあるので驚いた。それで思い出したのは、ぼくはこのCDから好きな歌だけ抜粋してカセットに入れて聴いていたのだった。それでも十分アルバムを堪能した気がしたのは、この作品からCD時代に入っていて全体が77分もあるので、2,3曲とばしたぐらいが聴くにはちょうどいいのだ。元々ぼくはディスコ・ミュージックが嫌いで、打ち込みの音にも今よりずっと抵抗があった。マイケルを聴く中でだんだんなじんでいったのだが、このアルバムも最初はそういう部分がきつすぎる曲はなじめず、カットして聴いていたのだ。それに1曲が長すぎて凝りすぎの部分もある。このアルバムはLPで凝縮していたなら、もっと密度の濃い作品になったのではないだろうか。

 ところで、世間ではマイケルと言えばまず踊りで、ぼくもそれは凄いと思うのだが、それよりもぼくはまず歌のうまさに惹かれる。映像がなくても、マイケルは十分楽しめるとぼくは思う。映像で有名になり、見かけで苦しんだ彼だが、純粋な音楽的天分は、昔の時代の方がもっと鮮明になったかも知れないと思うのだ。でも、映像を観ると、やっぱりその凄さにうなってしまうね。やはり踊りあってのマイケルなのだろう。それは分かっているけど、もっともっとマイケルの歌について語られてもいい。

 ああ、もっともっと花開いたかも知れない才能。稀代の天才の早過ぎる死が残念でならない。「イン・ザ・クローゼット」の物悲しいサビを聴きながらそんな感情がこみ上げてくる。
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Michael Jackson - In The Closet(YouTube)

by pororompa | 2009-06-27 15:21 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 232】 BILL EVANS & JIM HALL / UNDERCURRENT semスキン用のアイコン02

  

2009年 06月 25日

e0006692_1632081.jpg 生まれて初めて「人間ドック」なるものに行ってきた。行ってびっくりした。日程がスカスカだ。昨日の昼から今日の昼まで、検査の時間は2時間もないぐらいだ。分刻みの毎日と比べると、あきれるほど膨大な時間が残った。あんなに暇なものと知っていたら、それなりの用意をしていったのだが。人間、暇だけあってもどうしようもないものである。
 
 きつかった場合にそなえて、午後は年休を取っていたが、ぼくはバリウムを飲むとしばらくは調子悪いので、そのことは正解だったと思う。これも一種の休養だと考えて、家でボーッと過ごすことにした。この頃書いていないブログでも書こう。

 忙しかったから書けなかった訳ではない。メインの「音盤的日々」を書く気が、いや、音楽を聴く気が起きなかったのだ。原因はよく分からないが、立て続けに買った盤がどれも気に入らなかったためではないかと思う。食欲がない状態のように、聴きたいという「欲」が減退した。

 こんな時には何がよいか。いろいろ試したが、やはりビル・エバンスだ。それも安心して聴ける名盤にしよう。でも弛緩した肉体と脳にはあんまり激しいのはよくない。バラード中心のこれにしようか。

 だが、予想通りと言おうか、ピリピリとしたバトルが展開する冒頭の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が、そんな聞き流しを許さなかった。このアルバムは、この有名な1曲目と残りの5曲のバラードからなるのがオリジナルの形だが、この1曲目が強烈過ぎて、誰もがそのことばかり書くような気がしていた。そうじゃなくて、この幽玄なバラードの世界に浸るのが正しいとずっと思ってきたが、なるほど、この丁々発止のバトルは改めて凄いわ。これはジャズを聴く人なら素通りはできんだろう。この1曲目があって後があるのかも知れない。耳から入った音が、脳をマッサージして、たちまちジャズを聴く耳にしてくれる。

 バラードに入っても、ピリピリは続いている。眠らせてはくれない。純度を高めるために、オリジナルの6曲だけにして聴いてみたから、LPならB面1曲目の「ロメイン」が早めに出てきた。ジム・ホールの曲だ。MJQの「ピラミッド」で大好きになった曲だが、これがまた独特の気品とテンションに満ちている。その後、ほっと安らぎをもたらすように出てくるジョン・ルイスのワルツ、「スケーティング・イン・セントラル・パーク」。旨いもの食った後のデザートのように甘い。それにしても、ジョン・ルイスが料理したジム・ホール、ジム・ホールが料理したジョン・ルイス、それに絡んだミルト・ジャクソンやビル・エバンスの名人芸。互いにレスペクトし合うようなこの選曲が絶妙だ。

 おっと、デザートか言っていたらもう1曲あった。「ダーン・ザット・ドリーム 」。これがまた絶品だ。優美だ。これを聴いて何も感じない耳には、脳味噌にはなりたくないな。そうなったらもう、「人間ドック」に行く意味もないだろう。
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by pororompa | 2009-06-25 16:59 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 静かなる突破 ≪W杯最終予選 ウズベギスタン 0-1 日本≫ semスキン用のアイコン02

  

2009年 06月 07日

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 物心ついてから、可能な限り代表戦を見続けてきたぼくだが、昨夜はある外せない飲み会が重なり、W杯が決まる試合だというのに酔っぱらっての観戦となった。案の定、しっかり観ていたのは岡崎の得点と終盤の必死の防戦の場面だけだったのだが、それで十分という気もする試合ではあった。とにかく、W杯が決まる試合としては緩い観戦だった。

 どうしてそうなったかというと、一つは岡田監督なのであまり応援するのに気のりがしないこと、そして、残る3戦の内1試合勝てばよいと、状況がかなり楽だったことがある。これが、もっと信頼できる監督で、しかももっとヒリヒリした状況であったなら、いかに「外せない飲み会」であっても断ったはずであるし、酒も飲まず1時間前からテレビの前で待機していたことであろう。

 しかし、考えてみると、「状況うんぬん」というのは、随分と贅沢な言い分ではある。いったい、この数十年の間、出場自体が「夢」の中で、何度その儚い夢を見送ってきたか。その度にまた4年、そして失望してはまた4年が繰り返されてきたではないか。それがようやくW杯に出ても驚かれないレベルにまでなった。アジア枠の拡大に助けられただけではない、日本サッカーはやはり確実に強くなってきたのだ。たとえ強くなっても予選敗退の危険はいつの大会でもあるわけだが、今回は組み合わせにも恵まれた。「盛り上がり」という点では少々物足りない静かな予選突破だったが、決めるチャンスにちゃんと決めることができたことを素直に喜びたい。

 岡田監督については、できるならより信頼できる監督に代わってほしい気持ちに変わりはないが、それでも以前のイメージからはかなり変わってきたように感じる。以前の臆病なだけのサッカーではなくなってきている。メンバーの選出だけなら、オシム氏より共感できる面もある。昨日の試合でも中盤の構成が非常に攻撃的である。

 その中盤が押し込まれて防戦一方になっただけではないかと言われるかも知れないが、あの審判、あの状況で、勝ったということは評価できるし、守備的な選手ばかりでやったらうまくいったとも思えない。憲剛があの場所にいたから、突っ込んだのが岡崎だったから、決まった得点だとも言えるのではないか。後方の選手も攻撃の意識が高い選手が多く、無駄なボール回しが減ってきて縦への球出しが増えた。だから最近の代表戦は観ていても面白い。前線も小さくても俊敏な選手で固めて、シュートへの意識が全体に高まっている。岡田氏についてははっきり言って限界はあると思うが、この方向で進化していくなら、たとえ3戦全敗してもよしとしたい。

 今後はぜひ森本を試してもらいたい。化けた岡崎と、パワーアップした本田に、いよいよ本領を発揮し始めた森本が加わり、さらに大久保が調子が戻り、達也の怪我が治れば、これはかなり面白くなる。

by pororompa | 2009-06-07 15:05 | TVサッカー観戦記 | Trackback | Comments(0)