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semスキン用のアイコン01 <   2008年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧 semスキン用のアイコン02

  

semスキン用のアイコン01 白い子ちゃんの猫的事情 semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 28日

e0006692_1845644.jpg 寂しい雨の中を家に帰ると、外猫の白い子ちゃんが玄関ドアの側にある「猫小屋」に入っていた。外猫から家猫になったシンチャンが、死ぬ間際まで愛用していた小さなねぐらである。ピンコは使わないので試しに玄関に置いてみたら、やっぱりこの寒さはこたえるのか、シロイコが使い始めた。

 妻にシロイコが来ていることを教えると、すぐにペットボトルの湯たんぽを作って入れてやっていた。小さな毛布も敷いてやっているし、これで寒さは防げるだろう。

 この猫はずいぶん前から来ているし、本当なら今頃部屋で寝ころんでいてもいいはずなのだが、残念ながらご遠慮願っている。それは、モスが居なくなった途端に、この猫が猛烈に家中にマーキングを始めたからである。これには妻もぼくも驚いた。なぜって今までメスだとばかり思っていたからだ。「え?」 マーキングはオスしかしないよね。シロイコはオスだったのか?

 子どもを産まないなとは思っていたが、誰かが避妊手術をしてくれたんだろうぐらいにしか思っていなかった。オスでも去勢されると外見的にはよく分からなくなるんだろうか。マーキングは残るんだろうか。よく分からないが、とにかくそこら中に小便かけられてはたまらない。この子の方でも外猫気分が抜けないのか、家の中に入れるとそわそわと落ち着かず迷惑そうにしている。それで結局今でも外猫のままだ。と言っても、シンチャンのようにいつも家の周りにいた「常駐型外猫」ではない。毎日どこかから巡回してくるので「巡回型外猫」と呼ぶことにしよう。きっとこいつも、二つ三つ名前を持ったやつなのかも知れない。

 そういえば最近、見慣れない黒キジが巡回してくる。どうもオスが1匹居なくなると、決まって新しいオスがやって来るような気がするが、そこら辺の「猫的事情」がシロイコちゃんにもあるのだろうか。

by pororompa | 2008-01-28 19:28 | 駄猫列伝 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 155】THE MODERN JAZZ QUARTET / EUROPEAN CONCERT VOL.1 semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 27日

e0006692_18392167.jpg フォークだウクレレだと続いた反動か、それとも久しぶりに何も考えずたっぷり休んだためか、大きな音でジャズが聴きたくなった。愛聴盤中の愛聴盤、MJQの「ヨーロピアン・コンサート」に針を落とす。

 このアルバムは何と言っても音がいい。音が悪いので有名なアトランティックのMJQの中では異質だ。冒頭の「ジャンゴ」、テーマが終わってジャカジャッと切り出すブラシの音にいつもゾクゾクする。

 このアルバムはCDでも欲しいと思っているのだが、未だに買っていない理由の一つに、この音がCDでも出てくるのかというのがある。最近は昔の録音でも音のいいCDがあるから、大丈夫なのかもしれない。

 もう一つは、このアルバムには黄色いジャケットの「VOL.2」があって、どうせCDにするなら2枚連続して1枚にして出してくれないかという思いがあったからである。2枚合わせた長さが81分というのが微妙な長さで、ちょっと無理があるのか、それとも商売上の戦略か、去年出た国内盤も残念ながら2枚組だった。

e0006692_19135283.jpg 実は輸入盤で1枚にしたものはあることはあるのである。しかもかなり安い。でもジャケットがこれではねえ…。縦に並べるのは許せても、背景があまりにも酷い。

 そう、このアルバムの魅力はジャケットにもあるのだ。赤と緑のストライプにシルエット、大人の入り口に立っていたジャズ青年にこのジャケットはインパクトがあったねえ。大きなLPジャケットでこれを手にした時はドキドキしたものだ。今でもスピーカーの上に立てかけるだけでそのあたりの空気を変える。
 
 音やジャケットのことばかり書いたが、演奏はもちろん素晴らしい。MJQを何から聴けばいいかと聞かれたら、迷わずこの「ヨーロピアン・コンサート」だと答える。
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by pororompa | 2008-01-27 19:31 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 コアロハのウクレレ semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 26日

e0006692_18221151.jpg 正月に帰ってきた息子が、ウクレレ(Nancy NU-30)を気に入って持って行ったので、代わりのウクレレを買った。前のよりちょっといいのにしようと思って、コアロハにした。ヤフオクで39000円だったが、コアロハはもともとそれほど高価ではなく、直輸入なら新品でも5万円台で変えるようだから、あんまり安い買い物でもなかったかもしれない。それでもまあ、「コアロハ」という名前がついているから、気に入らなかったらまた売ればいいと思って落札した。

 ソプラノのスタンダード・タイプ。Hi-Gで弾こうと思っていたから、コロコロとウクレレらしい音がすると定評のあるコアロハがよいと思った。小傷はあるが我慢できないというほどではない。前所有者はお店のディスプレイに使っていたというからもったいない話だ。持ってみると、ペグの関係かヘッドが意外に重くてバランスが悪いような感じがした。

 弾いてみるとさすがに音が大きい。ただ、高音がやや刺激的な音に感じる。人前で弾くには目立ちそうだが、部屋で爪弾くにはちょっと落ち着かない音色かなという気がした。けれども、チューニングが安定してから、休日に思い切り弾いてみると、なかなかよい響きでだんだん気に入ってきた。特に、シングル・ノートで弾いた時の2弦、3弦の響きがいい。弦も古いままだというから、張り替えればもっとよくなるだろう。

 この楽器、普通のコアロハと違う所がある。一つはサウンド・ホールで、今のコアロハは三角形っぽい穴がトレード・マークなのだが、これは完全な円形だ。気になって調べてみると、円や楕円だった時期があるらしい。ちょっと前のものということになるが、古いということは楽器では必ずしも悪い要素ではないから別にかまわない。もう一つの違う点は、ペグにコアロハのマークがない。これも古いせいかと思うが、ひょっとして規格外品とかそういう理由なのかもしれない。もっともコアロハは会社の都合でマークのないペグを使うこともあるそうだ。

 ウクレレのよい点は、狭い部屋でも邪魔にならないことだ。そこら辺に放っておけば、気が向いた時に爪弾ける。疲れた勤め人の手すさびに最適だ。

by pororompa | 2008-01-26 19:00 | こころの糧 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 154】 THE WEAVERS / THE WEAVERS AT CARNEGIE HALL [PLUS] semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 20日

e0006692_1646388.jpg ピート・シーガーの話が出たのでこのアルバムを思い出して聴いた。ピートも在籍したザ・ウィーヴァーズは「フォーク・グループ」の元祖みたいな存在である。歴史上に悪名高いマッカーシーの「赤狩り」に狙われて、1952年に解散を余儀なくされたが、ほとぼりがさめかかった1955年のクリスマス・イヴに、再起をかけてカーネギー・ホールでコンサートが行われたという。これは大成功を収めたそのコンサートの記録である。

 歴史的資料と言うだけでなく、録音もいいし音楽的にもいける。もちろん時代が時代だから歌い方などちょっと硬いところもある。特にピート以外のメンバーにそんな感じを受けるが、「ライオンは寝ている」「グッド・ナイト・アイリーン」「ワインよりも甘いキッス」「スリラム」など、昔懐かしい曲や今でも有名な曲が並び、十分楽しめる。

e0006692_17204426.jpg 書き方が多少歯切れが悪いが、実はピート・シーガーの話をするのにこのアルバムを出すのは、ちょっと気がとがめる面がある。と言うのも、このアルバムには1960年録音の「第2集」があって、ぼくが持っているキング盤には後半におまけとしてその第2集の大部分が収められているのだが、それにはピート・シーガーは参加していない。そして何気なく聞き流していた耳がこの第2集になって急に惹き付けられるのである。

 その第2集でピートに替わってウィーヴァーズを仕切っているのは、エリック・ダーリング。もちろん前作から5年も経っているので、サウンド的にもいくらか洗練されただろうし、このメンバー交替だけが要因ではないだろうが、第2集の圧倒的な演奏を聴くと、エリック・ダーリングという人の並々ならぬ演奏力やアレンジの才を感じてしまう。もしこのアルバムの第1集は聴いたが第2集は持っていないという方がおられるなら、ぜひ第2集をお薦めしたい。ジャズの言葉を借りれば、俄然スウィングしているのである。

 バンジョーのリズムに揺られて始まる「オン・マイ・ジャーニー」、有名なトラッド曲「イースト・バージニア」、そして「ルーベン・ジェイムス号の難破」など、フォーク・コーラスのよさを味わわせてくれるし、ピートも得意としていた「平和への誓い」もしっとりしていていい。圧巻は「ラン・カム・シー」。ここではもう完全にエリック・ダーリングのグループになってしまっている。「アメイジング・グレイス」のアカペラもある。

 第1集はその歴史的な意義に、第2集は純粋に音楽的な感動に、五ツ星を献上。
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by pororompa | 2008-01-20 17:30 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 153】 RY COODER / MY NAME IS BUDDY semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 12日

e0006692_209179.jpg こいつは凄い。今になってこういうものを出すとは正直驚いた。「ブエナビスタ」の活躍はうれしかったが、ご本人は所詮脇役だったし、その前は映画音楽の人だった。それが全編歌いまくっての新作である。それだけでも驚きなのに、予想を大きく上回るできばえなのだ。

 まずはこのジャケット!猫好きなら素通りできない強烈な面構えのやつがドーンと鎮座している。これだけでも買う気になるのに、中身だけで厚さ5ミリ近いブックレットが付いている。日本盤には完全対訳の32Pブックレットまで別に付いている。表紙は分厚いハードカバーのデジパック仕様で、全体の厚さが13ミリもある。ライ・クーダーのこの作品にかける並々ならぬ意気込みが伝わってくるのである。

 そしてその中身を開いてまた驚いた。「我が輩はバディ」と名乗る赤猫が、アメリカを放浪するという筋立てと聞いていたのだが、この「赤猫」、茶トラなんてかわいいものではなく、なんと思想的に「赤猫」なのであった。しかも相棒の鼠の名前が「レフティ」。行く先々で組合運動を応援したり、弱者を励ましたり、人種差別主義者に迫害されたりしながら旅を続ける。ジョー・ヒルだ、ポール・ロブスンだ、ピート・シーガーだと、分かる人には分かる名前が続出する。

 さて、肝心の音楽はどうかと思ったら、これが素晴らしい。古いアメリカン・フォークの世界が、瑞々しい音でいきなり飛び出してきた。単純素朴な音楽だ。あまり洗練されていては面白くない種類の音楽。それを、ものすごくうまい連中がやっている。うまいけれどもその味わいをよく分かっている連中が、余裕を持ってやる、その音の凄さ。そして味わい深さ。曲はライの作ということになっているが、基本的に素朴な民謡調で、それがたまらなく心地よい。ピート・シーガー本人までバンジョーで出てきた。

 ようやく分かってきた。これは猫に形を借りた、アメリカン・フォーク・ソングへのオマージュだ。ウディ・ガスリーの昔から、社会の矛盾を歌い、弱者に目を向けながら歌い続けてきたフォークの先達に対する、ライの精一杯の敬意の表現なのである。このテーマなら手は抜けないとばかりに、渾身の力を込めて作ったのだろう。まさに傑作。一大傑作ができあがっている。ひょっとして最高傑作かもしれない。聴き終わる頃には涙が出てきた。ライ・クーダー健在。
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by pororompa | 2008-01-12 21:56 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(4)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 152】 PETER,PAUL & MARY / HISTORY (私製ベスト盤) semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 05日

e0006692_742329.jpg 暇に任せてYouTubeを観ているうちに、同窓会があった後だからなのか、中学生時代に聴いていたモダン・フォークの映像を観たくなった。探してみると、あるある。あの頃観たら感激の涙がちょちょ切れるような映像が、それこそわんさか出てくる。

 特にぼくのアイドルだったのは、ピーター・ポール&マリー。と言っても彼らの全盛時代は過ぎており、いわゆる「後追い」だった。ビートルズなどのポップスやロックと違って、このジャンルはブームが過ぎるととたんにマイナー扱い、田舎の中学生が愛好するには困難を極める。

 今でも鮮明に覚えているのは中学時代。兄や姉が都会から帰省中に大きな交通事故に遭って大分で入院したことがあった。もちろんぼくも母と一緒に病院に駆けつけたのだが、ほとぼりが冷めると僕は街に出てPPMのレコードを探したものだった。

 そんな中で一番よく聴いたのは、4曲入りの通称「コンパクト盤」。たしか「虹と共に消えた恋」「パフ」「風に吹かれて」「500マイル」の組み合わせだったと思う。盤面が赤かったのを覚えている。もう1枚「悲惨な戦争」や「レモン・ツリー」なんかが入っているのがあって、それも気に入っていた。大晦日の真夜中、友達と近くの浜辺で火を焚いて日の出を待ちながら、ポータブル電蓄で「風に吹かれて」を聴いた。今なら深夜徘徊とのお咎めを受けることだろう。「そんなの関係ねえ」の時代だった。

 さて、タイトルに挙げた盤は市販のものではなく、自分の好きな曲を集めたものである。音楽ファンならこんな自家製ベスト盤を作って聴いておられる方も多いと思う。好きな曲が次々と出てくるのはやはり快感である。音源は就職してから買い集めたLPやCDからのもの。残念ながら、大人になって聴き直してみても、中学生時代のような感激は得られなかった。でも、こうして好きな歌ばかり集めたものを今聴き直してみると、やはり素晴らしい。

1.LEMON TREE
2.CRUEL WAR
3.WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE
4.PUFF
5.GONE THE RAINBOW
6.TINY SPARROW
7.ALL MY TRIALS
8.HUSH-A-BYE
9.STEWBALL
10.THERE IS A SHIP
11.BLOWIN' IN THE WIND
12.500 MILES
13.THE CUCKOO
14.FOR LOVIN' ME
15.IF I WERE FREE
16.EARLY MORNIN' RAIN
17.SOMETIME LOVIN'
18.PACK UP YOUR SORROWS
19.FOR BABY (FOR BOBBY)
20.THE GOOD TIMES WE HAD
21.KISSES SWEETER THAN WINE
22.LEAVING ON A JET PLANE
23.I DIG ROCK AND ROLL MUSIC
24.I SHALL BE RELEASED
25.THE LAST THING ON MY MIND

 「デイ・イズ・ダーン」を入れたかったが、まだ手に入れていない。確か大分で買って帰ったのがこの「デイ・イズ・ダーン」のシングル盤だったような気がする。
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「風に吹かれて」(YouTube)
「500マイル」(YouTube)

(ぼくが持っていた4曲入りの赤盤と同じと思われる物を、ネットで発見した。「ヴァンク佐藤のお宝これくしょんず」というページにある左下の2枚「ポピュラー・ゴールデン・コンパクト・シリーズ 33r.p.m 東芝音楽工業」がそれではないかと思う。ご本人のお許しを得てリンクを貼らせてもらった。)

by pororompa | 2008-01-05 16:04 | 音盤的日々 | Trackback(1) | Comments(3)

semスキン用のアイコン01 スピッツ 「旅の途中」 semスキン用のアイコン02

  

2008年 01月 03日

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 新年明けましておめでとうございます。当ブログを読んでいただきありがとうございます。
 今年も、去年並みのペースで書いていこうと思っています。コメントも大いに歓迎です。
 よろしくお願いします。
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e0006692_16183344.jpg 幹事役となっていた中学の同窓会も無事盛会に終わり、家に帰ってきたところである。ようやく何かほっとした気分になっている。

 帰省している息子が持って帰ってきていたのがこの本。スピッツのメンバーが、出会いから今までを回想するという形式になっている。面白い。興味深い。一気に読んでしまった。

 文体が揃っているので、おそらくメンバーの口述を然るべきライターがまとめたものだろう。この文体を不自然に思ったり、野暮ったく感じたりするファンもいるかもしれないが、読みやすくてよいとぼくは思う。

 内容は、地味とも言えるもので、ポップスターの浮ついたイメージはない。出会いの頃の瑞々しい感動、売れなかった時代の葛藤、変質させられないための抵抗と、やむを得ない妥協、売れてしまってからの悩み、演奏技術に対する不安と自信、音へのこだわりなどが、それぞれの口から語られていく。

 結局彼らが共通して語っているのは、「共に演奏する楽しさ」である。ビジネスであってもビジネスになりきれない、不器用とも言えるほど純真な心を持ちながら、演奏する快感を共に感じて20年走り続けてきたことがよく分かる。そのナイーブさこそがこのバンドの持ち味である。

 スタッフに70年代フォークの香りを感じると言われて、草野がエンケンや友部正人などのURC作品を聴いてみるくだりがあるが、なるほど、音はロックでも精神としてはそれに近いものがある。また、作詞のヒントを得るために大正ダダイズムの詩なども読んだという話も興味深かった。

 それぞれのアルバム制作時の苦労話も面白い。特に、プロデューサーがどんな関わり方をしていたかが詳しく語られて、読みながらそれぞれのアルバムを聴き直してみたくなった。作品をより深く味わいたい人のための、ライナーノート代わりにもなる。スピッツのファンならCDの隣に置いておきたい本だ。

by pororompa | 2008-01-03 16:56 | 読書的休日 | Trackback | Comments(2)