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semスキン用のアイコン01 運動会に思う semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 25日

 勤務校の運動会が終わった。

 運動会のシーズンになるといつも疑問に思うことがある。特定の学校や教師を批判しているわけではない。どの学校でも見かけることなので、広く学校教育の常識として行われていることなんだろうと思う。それがどうも気になる。

 それは「喜びの練習」だ。仮定の勝利で「バンザーイ!」とか子どもたちに叫ばせる。仮定では喜べるはずがないので、子どもたちは気のない声で叫ぶ。でも実際の勝負の場では、当然のことながらそんな様式化した喜びの表現はしない。「イエーイ!」とか「ヨッシャー!」とか、その時代の子どもの表現の仕方で口々に喜ぶ。当たり前だ。一斉に声を揃えて「バンザーイ!」と叫んだら、よっぽど不気味だ。喜びは練習させるものではない。まあ、敗者が勝者に拍手するのは練習させていいと思うが。

 それから「入退場だけの練習」というやつ。これほど子どもたちにとって味気ないものはない。もちろん、十分中身を仕上げた上で、直前リハーサルとしてやるのはいいと思うが、中身が余りないのに形だけ整えようとして繰り返す。日本型「包み紙文化」とぼくは呼んでる。中身の割に飾りや枠を異常に気にしすぎる。包み紙も大事だけど、中身あってのものだろう。「力一杯の走り」や、「躍動するダンス」の前には、整然と出たとか入ったとかは、小さなことだと思うんだが。

 まあこういう議論をすると必ず出てくるのは、「運動会の目的は運動だけでなく集団行動だから、これでいいのだ」というような考え方である。運動会のルーツは軍事教練にあるのはもちろん知っているし、今も集団行動訓練的なねらいで行われているのは事実だが、それに何の疑問も持たないでほいほいとやっている。

 だいたい、もうこれ以上日本人に集団行動を教えなくてもいいだろう。海外で行列作って見て回る日本人が嘲笑されるだけではないか。今子どもに必要なのは、「よく考えた個人行動」だと思うがね。

by pororompa | 2006-09-25 21:31 | 本業方面 | Trackback | Comments(4)

semスキン用のアイコン01 浅川マキ / ブルー・スピリット・ブルース semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 17日

e0006692_22415092.jpg 嵐の夜に浅川マキを聴いている。

 と言っても嵐は西の方に行ったらしい。とりあえず無事だったことにほっとしている自分がいる。とは言え昨年酷い目に遭った者としては、よその出来事も他人事のようには思えず気になる。またどこかで悲しむ人が出たのだろう。あれから一年、また台風の季節がやって来たわけだ。

 時々強い風が吹く。何を聴いても落ち着かないような晩だが、この歌は今夜の気分に合っている。よく考えたら、このLPは水害で流れたのだった。今聴いているのは、録音してCDにしていたものだ。

 この人の歌は暗いということになっている。表面的には確かに暗い。と言うか、これほど徹底的に暗い歌もなかろうと思う。ジャケットも黒づくめだ。ぼくはこれを高校の頃好んで聴いていた。「昨日私が死んだー、嫌な夢を見たのさー」と歌い出す1曲目の「ブルー・スピリット・ブルース」を、高校の教室でかけて嫌がられたことがあった。だが、自分自身が暗い人間とは思わなかったし、そう暗い気分にもならなかった。

 そうだ。この人は、本質的な部分では暗くない。むしろ健全な面があると、そうぼくは感じていた。生きる者として当然ある「死」や、ダーティな面、そんな人間の弱さを、温かく見つめながら歌いかけてくる。どこか「情」を感じて共感するし、癒されさえする歌だ。バックの演奏も趣味がよい。腕利きが揃っている。萩原信義という人のギターが特に好きだ。

 気が付くと「難破ブルース」という歌の中で浅川マキが叫んでいる。
 「キャプテーン、もうすぐ嵐だー、船は別の岸を目指してるー、
  んー女が荒れている時ゃやらせておきなさいー」

 嵐の夜には、この人の歌がやはり似合っていた。
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YouTube 浅川マキ「難破ブルース」

by pororompa | 2006-09-17 23:14 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 娘のギター semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 10日

e0006692_2153179.jpg 大学の夏休みで帰ってきている娘が、急にギターが弾きたいと言い出した。中学の頃買って使わなくなっていたクラリネットを売り払ってギターを買おうということになり、今日一緒に買いに行った。

 買ったのは、TAKAMINE SAN-06。実売5万ぐらいの日本製である。ボディがかなり小さく、ヘッドが「ニューヨーカー・スタイル」といってクラシック・ギターのような糸巻きになっている。何より弾き心地がよい。音程も正確だ。初心者である娘が部屋で爪弾くのだから、音の良さよりもまず弾き易く、音程が正確で、サイズも小ぶりのものがいいと思ったのだ。見かけもそう悪くない。

 タカミネにはいい印象を持っている。中学生の頃から弾いていたクラシック・ギターは、音はそう出なかったけれど、正しい音程で、弾き易く、長持ちした。「高峰楽器製作所」というラベルが貼ってあった。値段は6000円であったから、当時としても安かった。良心的な製品だという印象があった。水害がなかったらまだ弾いていただろう。
 
 今日は娘と、「スタンド・バイ・ミー」を一緒に弾いた。以前にちょっと教えた簡単なコードを、大体間違えずに弾けるようになっていた。初心者の壁と言われるFコードを、繰り返しトライしているし、音も出るようになったから、後は放っておいても歌の伴奏くらいはできるようになるのではないか。

 娘はぼくのCDで歌も歌ってくれたし、子どもの頃からピアノもかなり弾いたが、親子の会話は音楽ばかりかというと、なんとサッカーが圧倒的だった。でも、ギターにも少しは興味を示していたので、高校の頃いくつかコードを教えたことがあった。受験もあったのでその時はそれで終わっていたが、今度は大学に入って歌のサークルを始めたので、これまでになく弾く気になったようだ。

 ぼくが子どもの頃買ってもらった高峰をオヤジになるまで弾き続けたように、このタカミネも、人生の折に触れて手にして欲しい。そして時々はこれを下げて帰ってきて欲しい。

by pororompa | 2006-09-10 22:20 | こころの糧 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 オシム日本への若干の疑問 semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 05日

 オシム氏の日本代表監督就任を歓迎した者の一人ではあるが、今までの様子を見ていくつか解せない点がある。

① なぜ大熊に吠えさせておくのか?

 これが一番の疑問。タチの悪い少年サッカーの監督みたいな、のべつ幕無しの怒鳴り声が、まさかオシムの元で聞かされるとは思わなかった。瞬間的な判断力を養うはずなのに、あんなにしつこく吠えられたんじゃあやっとれんだろう。だいたいなんで大熊が指示するのか。通訳の言葉を聞いてやっているはずもないし。はっきり言って出しゃばり過ぎ!

② 攻撃的MFに魅力がない

 ここは試合の鍵を握る、華のポジションだ。サントスはまあいいとして、遠藤? 安定感は分かるとしてもねえ・・・。ボランチならまだしも、ここでは大きくは期待できないでしょ、と思っていたら、案の定平凡な展開。それでもまた遠藤??? なんで?

③ 度が過ぎないか?練習量・・・

 走り負けてはだめだというのは分かるけど、疲労というのもあるのでは。休みから得るものもあるし、走りすぎて死ぬこともある、と僕は思うけどねえ。度が過ぎてはまずいんじゃないかな。

 そんな疑問をもちながらも、基本的にはオシム監督を支持しているし、明日のイエメン戦を楽しみにしているのだが・・・。

by pororompa | 2006-09-05 20:25 | TVサッカー観戦記 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 詐欺に注意 semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 03日

 夕方、気持ちよく音楽を聴きながら本を読んでいると、来客がある。玄関に出てみると、「野の花会」と名乗る女性が、パンフレットを広げながらたどたどしい口調で、「私たちは福祉活動をしています・・・」と説明を始めた。寄付金を集め障害者や児童養護施設に援助しているという。事実なら結構なことだが、いかにも胡散臭い雰囲気が漂っていた。

 「野の花会?、待てよ? どこかで聞いた名前だな・・・」と思ったら思い出した。統一協会だ。インチキ募金や集団結婚で社会問題になったあの韓国のカルト宗教団体である。知り合いでりっぱな演劇活動をされている「野の花館」が、似たような名前で迷惑していると聞いたことがある。なるほど、これならひっかかるよなあ。宗教の「し」の字も書いてない。詐欺そのものだ。危ない危ない。もちろん、すぐにお帰り願った。おかげでいい気分がすっかり壊れたが・・・。

 みなさんもお気を付けください。

by pororompa | 2006-09-03 18:46 | 日常雑事 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 LAURINDO ALMEIDA & CHARLIE BYRD / TANGO semスキン用のアイコン02

  

2006年 09月 03日

e0006692_1213431.jpg たいしたことないと思っていた盤も、聴く時に聴くとよく聴こえることがある。初秋の日曜日、真昼の曇り空にはこの音楽が似合った。

 ジャズ畑のギタリストが奏でるタンゴ。ジャズといっても二人ともクラシック・ギター奏者で、アルメイダなんかは演奏スタイルはむしろクラシックの人だ。バックは、勝手が違うのかややデリカシーを欠くジャズ風のドラムとベース。そんなカルテットで淡々とタンゴの名曲を紡いでいく。買った時は期待外れだと思っていたが、呆けた午後に何気なく流れているのも悪くない。

 9月の初めの日曜日。ぼくは去年のことを思い出していた。ブログを読み返すと、土曜日に兄を見舞い、日曜日は今日のようにのんびりと小野リサを聴いている。そして次の日、台風がやって来て校舎を竜巻で壊したのだった。でもそれはぼく自身には序章に過ぎなくて、その夜の明ける頃考えもしなかったあの避難生活が始まったのだ。

 ぼくは普通に暮らせるようになった部屋で音楽を聴きながら、ブログを読み直してあの頃のことを思い返した。助けに来てくださった方々、本当にありがとう。ぼくも何かで人に貢献せねばと思いながら、今もってできていないが、その気持ちはいつももっていたいと思う。

 さて、人を助けるどころか自分の仕事も溜まっている。よっこらしょ。

by pororompa | 2006-09-03 12:36 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)