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semスキン用のアイコン01 カテゴリ:下小松大水害( 14 ) semスキン用のアイコン02

  

semスキン用のアイコン01 避難勧告 semスキン用のアイコン02

  

2006年 07月 23日

e0006692_12424399.jpg 昨日の夕方、川は大丈夫かと親戚から電話が入ってちょっと驚いた。雨は降っているなと思ったけど、それほどとは感じられなかったからだ。町内会からも、「ちょっと早いけど避難勧告出ましたよ」と知らせがあった。前回のこともあるので妻が不安がる。ぼくはどちらかというとのんびりしている。前回は見事に床上浸水、ぼくの負けだった。落ち着かないので、ちょっと見に行ってみるかということで川に行ってみたが、暗くてよく分からない。パンやラーメンを買い込んで帰ったが、そのためにJリーグ、田中達也の復帰初ゴールを見逃してしまった。

 2時ぐらいまで起きていたが、大丈夫だと決め込んで寝た。朝起きるとまだ雨が降っている。もう一度川に行ってみた。大谷川の油出橋付近から流れを見ると、まだそれほど水位は高くない感じだ。でも前回も急に水が増えたので(その理由には諸説あるらしいが)、楽観はできないのだろう。左岸はずっと土嚢が積まれている。前回水が最初に溢れた所はコンクリートの堤防が作りかけで、途中から土嚢を積んで応急処置をしている。雨の中の作業、大変だったと思う。確かにその辺り一帯が堤防が低い。すぐ側にあって前回大きな被害を受けた「ひろみ食堂」は営業していたが、不安なまま夜を過ごしたに違いない。

 大淀川にも行ってみた。台風の時よりは水位はかなり低かった。でも河川敷まで水が来ていて、簡易ゴルフ場は浸かり、グリーンが島のように浮いて見える。写真の白いテントは、ゴルフする人の休憩所だろう。

 今回は、自分はまだ避難するほどではないと判断した。でも、下小松一帯の人は皆、何となく不安な気持ちで今も過ごしているだろう。

by pororompa | 2006-07-23 13:03 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ソファーがない semスキン用のアイコン02

  

2005年 10月 25日

e0006692_2132941.jpg 畳とふすまでずいぶん元の暮らしに戻った。強制的に総替えさせられる形になったので、前より良くなった部分もある。それでもまだないものがいくつかある。特に困るのはソファが見つからないことだ。板張りの部屋というのはソファがないと辛い。
 これがなかなか難しいんだよなあ。座ってみないと分からないのでネットじゃ買いづらい。けっこう大きいのでサイズはよく確かめないといけない。猫がすぐ汚すのであまりデリケートなのはダメ。固いと疲れるし柔らかいと眠ってしまいそうだ。やっと気に入ったのがあったと思ったら、高かったりする。
 仕事の帰りによった某家具店。ううん…。これなんか、肘掛けがサイドテーブルみたいでいいなあ。でも、猫が爪研ぎしそうだなあ…。それに、6万じゃあちょっと高いなあ…。結局買いませんでした。

by pororompa | 2005-10-25 21:32 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 失ったもの semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 26日

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 災害から二十日過ぎてずいぶん落ち着いてきた。本業の方も運動会が終わり、2学期制なら前半終了というところである。2学期から自分色を強めようと思っていた矢先に大きくつまづいたが、十月から再出発と考えてがんばりたい。その前にこの辺りで、失ったものを冷静に数え上げておくとしよう。

 金で買えるものはいつか金で買えるかもという希望がある。金で買えないものこそ真に惜しいものだ。

 まずは写真。今日は長男の赤ちゃん時代の写真からわずかに残った分を、スキャナでデジタル化した。やりながらふと思い出したことがある。写真を撮った妻は何でも捨てずにとっておくところがあって、確かネガフィルムも大きな束にして持っていたはずだ。それはどこにいったのか。
 未整理の写真が押入の一番上に入れてあるのは知っていたが、その中にあるのではないか。確かめはしなかったが、きっとそうだと思えて気が軽くなった。

 アルバムはほとんど本棚の2段目にあったので、ぎりぎりセーフだったのだが、入りきれなくて一番下の段に入れてあったのがこの長男の赤ちゃん時代の写真だった。その他にあと2冊のアルバムが犠牲になった。それは、新採の年と二年目に受け持ったクラスの子供たちの写真である。これらは損傷がひどく、すべて助からなかった。
 写真はすぐ乾かせば助かったらしいのだが、そんな心の余裕がなかった。

 パソコンが壊れたのも大きい。今年受け持った5年生のほとんどのデジタル写真が失われた。よい写真がたくさんあったが、もう帰ってはこない。
 ただ、宿泊学習の写真だけは職員室のPCに残っていた。これは本当にうれしい。

 パソコンは今年の2月に再インストールした時に、主なファイルを一度CD-Rに書き込んだので、過去の創作物や学級資料は全て残った。今年は昨年CD第三集を作ったことや転勤もあってあまり新作を作っていなかったことが幸いした。いくつかの詞と、できかけの2曲が失われただけだった。でもその2曲はもう思い出せない。

 LPは250枚ほど駄目になった。クラシックと歌物である。2段目のジャズは助かった。
 そしてCDは全て助かった! 700枚以上はあるので、金額にしても大きいが、それよりもこれが全滅したらメンタル面でかなりやられていただろう。

 ビデオはほとんどやられても惜しくない物だが、家族ビデオが3本やられ、それを捨てるときはさすがに悲しかった。これもしかし8ミリからダビング編集した記憶があるので、残っている可能性がある。

 毎年必ず作って残してきた学級文集も助かった。一つ心配していたのは、思い出深い宮崎小5年生の文集を、今年の5年生を受け持つ上での参考にするために枕元に置いていたのが駄目になったことだが、これもスペアが残っていた。

 本棚やタンスは全滅したが、もともと安物しか買っていないのでそう惜しくはない。電化製品もノートPC以外はかなり古い物だ。オーディオは学生時代から使っているチューナとカセット・デッキがやられたきりだった。あ、それとラックと。冷蔵庫も洗濯機も、いいか悪いか分からないが動くので使った。

 床板は案外損傷が少なかった。もともときれいに掃除なんかしていないので、あんまり気にならない。畳も一度も替えていない汚れ畳なのでよしとしよう。

 あ、それから車。ガンタレだったけど、愛着はあった。でも、ま、しょうがない。

 こうしてみると、我が家の被害は思ったより少ない。床上42cmというのが微妙だった。あと5cm上だったら失っていたものがたくさんあった。

 でもぼくはこんな目にあって思う。床上1メートルや2メートルの人を。それがどういうことか想像できる。だから何もかも失った人のことを考える。
 今大谷川沿いの道を、夜通ってみてほしい。暗くひっそりとしている。

 シーガイアに「焼け石に水」の50億円を無駄につぎ込んだわが宮崎県。どうして深刻な被災者を助けてやることができないのか。
 行政が、一部の大資本家か、たくさんの普通の人々か、本当はどちらの方を向いているのか、こんな時によく分かる。

 

by pororompa | 2005-09-26 23:30 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 私の青空 semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 22日

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 夕暮れに 仰ぎ見る 輝く青空
 日が暮れて 辿るは 我が家の細道
 狭いながらも楽しい我が家
 愛の日陰のさす所
 恋しい家こそ 私の青空

 今日から我が家暮らしが始まった。避難していた先の家には本当にお世話になった。姪っ子たちとも仲良くなり、「もっといていいよ」と言ってくれた。
 それでもやはり戻らないと復旧はいつまでも進まない。幸い休みの続くこの時期は片付けもはかどるだろう。

 帰ってはみたものの、ダンボールの間に布団を敷いて、カーテン代わりに汚れたふすまを外から立てかけて、なかなか暮らしは大変である。何しろ外から丸見えだ。カーテンなんか、たかが布だと思うんだが、サイズが特殊なのと注文が殺到しているのでなかなかできないようである。椅子も食器棚もソファも、2週間先だそうだ。

 とりあえず、ずっと気になっていたパソコンを買い、やっとこうしてつなげてみた。最近はパソコンも家電化している。「パソコン工房」という専門店で、やっとイメージ通りのものが買えた。メールが恐ろしいほど来ている。そのほとんどは迷惑メールだが、中には温かい激励メールもあった。古い順にたどりながら、感謝の気持ちで全部読んだ。ソフトのインストールはぼちぼちやるしかない。略語なんかも一から入れ直しだ。

 写真は半野良猫「モス」だ。こんな格好で帰りを待っていた。苦しいときも笑わせてくれる。

by pororompa | 2005-09-22 02:11 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(3)

semスキン用のアイコン01 我が家へ semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 20日

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連休の間、片付けがてら我が家で寝てみた。いつまでも頼ってばかりでは進まないと思ったからである。
荷物に囲まれての毎日。猫どもは人が帰ってきた喜びで興奮している。助かったCDを鳴らし、本棚はまだないけど二階から本を下ろして娘達の寝床を確保する。カーテンや椅子は二十日後に届くそうでそれまで我慢だ。息子の赤ちゃん時代の写真が濡れているのが見つかった。大半は捨て、わずかに形が残っているのを干してみる。だめでも目に焼き付けておこう。
荒れ果てた我が家、それでも我が家はいいものだ。

by pororompa | 2005-09-20 19:45 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ぬか喜び semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 14日

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大丈夫かと思ったパソコンはやっぱりだめだった。

妻ががんばって上半分だけが生き残った食器棚をうまく生かしていた。「けっこういいかも」と明るく笑う。
これが今日の一番進んだことか。

by pororompa | 2005-09-14 22:03 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 浮いていたギター semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 12日

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学校の仕事もたくさん溜まっている。クラスの子どもらはいろんな事件をしでかしてくれているけど、今日は久しぶりに授業をして楽しかった。
夜はお世話になっている先を頼ってばかりでも進まないので、こまごまとした物を整理する。
写真は奇跡的に助かったギター。膝まで浸かって室内を見にきた時、座椅子の上に乗ってふすまにもたれかかりプカプカ浮いていた。
これでもマーチンの端くれです。

by pororompa | 2005-09-12 21:20 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 付近の惨状 semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 11日

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 今日も教員仲間や居候している先の家族などたくさんの応援に励まされて仕事が進んだ。そして昔小1で教えた原田君とその友達もやってきてくれた。貴重な日曜日に来てくれた方に今日も心から感謝。
 写真は家の周り。水害と関係ない所までそうじしてくださったので、外側は前よりもきれいになっている。内側はまだ住める状態まではいっていないが、これは自分でぼちぼちとやるしかない。

 自分の所がかなり進んだので、周りに目が行くようになってきた。車が無いと不便なので、近所の中古車屋「オートバジェット」へ。ここはうちの猫つながりもあって何度か車を買っているのだが、良心的ないいお店である。いやな気分になったことがない。よそと比べたことはあまり無いが、安いという感じはする。でも、たとえ高くても、少しぐらいならここで買いたくなるというようなお店である。
 気分を変えようという気持ちもあって行ったのだが、大変なことになっていた。店のおばさんが憔悴しきっている。置いていた車が40台ほどだめになったそうだ。保険も高いのでかけられなかったとおっしゃるので、励ます言葉が見つからなかった。
 いろいろ悲しい話も聞いた。一人暮らしのお年寄りの話とか、川のそばの食堂の惨状とか、高級車をあっという間に失った気の毒な人とか‥‥。今、水害にあったこの辺りの町の路地を行けば、どこもかしこも落胆と悲しみに満ちている。ぜひこのことを話題にして、幸せも不幸せもみんなで分け合うことを考えてほしい。

 まだまだ商売という感じではなかったが、ぼくは、安いけれど車を1つ見つけてもらうように「オートバジェット」に頼んできた。注文することが励ますことになると思ったからである。

 みなさん、下小松の「オートバジェット」はよいお店です。車買おうかと思っている人は、どうせ買うなら災害支援だと思って「オートバジェット」で買いましょう。猫好きな人、猫の居る店「オートバジェット」で買いましょう。気分良く車買いたい人も「オートバジェット」へ。

by pororompa | 2005-09-11 22:21 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 水がはけ、消毒も終わる semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 10日

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 今日もたくさん応援が来てくれて床下の排水と、全体の消毒が終わった。
 昼過ぎに実にいいタイミングで市が消毒に来てくれたが、それも人力で昼までに水を汲み出してくれた男性陣と、隅々まで拭きあげてくれた女性陣のおかげである。
 これからの作業は人にしていただくことが少なくなり、自分でやるしかない仕事が多くなる。
 まだ畳が上がっていない家もあるらしい。友人のO先生は、ぼくの方は目途が立ったので途中でそういうところを助けに回った。
 また雨だ。今は青空が欲しい。

by pororompa | 2005-09-10 22:01 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 またまた感謝! semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 09日

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 床板が見えてきて、泥の館がようやく人間の家らしくなってきた。
 今日は職場から応援がたくさん来たので、主に床拭きをお願いした。そのおかげでご覧のように人の住めそうな状態になってきた。
 来てくださる方は、どの方も手が離せない仕事を抱えておられるのだが、これが同僚ともなると、今どういう状態で来てくれているかが見えるのでいっそう心苦しい。運動会の係指導が4時ごろ終わって、或いは終わらないうちに、直ちに駆けつけてきてくれたのだろう。それがどういうことか分かるので、頭が上がらなかった。
 やっていただいた仕事もさることながら、精神的な面でのうれしさがあった。無観客試合から、いきなりサポーターが全力で応援を開始したような、或いは窮地に陥った登場人物が、急に登場したウルトラマンや仮面ライダーに救われたような心境だった。
 夜半に急激な雨。テントの下の書物が気になる。入院中の兄に初めて連絡。

by pororompa | 2005-09-09 22:31 | 下小松大水害 | Trackback | Comments(0)