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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 214】 NILSSON / A LITTLE TOUCH OF SCHMILSSON IN THE NIGHT semスキン用のアイコン02

  

2009年 02月 11日

e0006692_1714234.jpg もし理想的な勤務時間というものを想定するとしたらどうなるだろうか。週7日のサイクルを前提として考えるなら、平日の中日の水曜を休みにして、3日休み4日働くぐらいがよいのではないだろうか。水曜休みとなった今日そんなことを考えた。もちろん戦前の紀元節を「建国記念」などと言い換えるアナクロニズムには賛成できないが、そんなことを別にしたらいい休日だった。

 もしかしてここ宮崎では、もう冬は去ったのかもしれない。そろそろ花粉でも飛んでいそうな陽気だった。鼻の調子が悪いこの季節は、持病の無呼吸症もひどくなり、午後にはいつも強い眠気に襲われる。休みだから遠慮なくうとうとして、ふと目を開ける頃には日はもう傾きかけていた。すっきりしない頭でトレイに乗せたのはこれ、ニルソンがスタンダードを歌った「夜のシュミルソン」。

 覚め切らない春の午後に聴く「夜のシュミルソン」は、まるで白昼夢だ。全編ゴードン・ジェンキンスに委ねたストリングスは、容赦なくまどろみの午後を演出する。ニルソンの甘い声はその中にうまくはまり込み、溶け合ったまま流れていく。

 このニルソンについてはそれほど知らないが、ジャズには無関係のロック畑の人である。ロック畑の者がこの手のレパートリーを歌うという企画は時々あるが、これはそのはしりであるという。こういう企画は、曲がいいからそれほど悪くもならないが、それほどよくもならないという感じはある。ロッド・ステュワートやこのニルソンは比較的成功例か。あのジョニ・ミッチェルまで出しているらしいが、まだ聴いていない。こういう企画は、やはり相当の歌唱力を要求されると思うが、ニルソンはそういう意味では十分それに堪える歌手だ。声質もこういう歌に合っている。少なくともぼくの嫌いなシナトラなんかよりよっぽどいい。

 このアルバムはラジオで聴いて買ったのだが、残念なのはその時に一緒に流れていた「虹の彼方に」がぼくのCDには入ってないことだ。それは「続編」として出たアウトテイクだったらしいが、最近の再発盤にはオマケで入っているのを今日知って、ちょっと悔しく思った。
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by pororompa | 2009-02-11 17:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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