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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 211】 GONZALO RUBALCABA TRIO / AT MONTREUX semスキン用のアイコン02

  

2009年 02月 01日

e0006692_177465.jpg 昨日は職場の若い人の結婚式があり、久しぶりにそういうものに出て疲れた。そんな言い方をしては結婚した人に失礼だが、ぼくは元々結婚式の演出とか雰囲気が好きではないのである。めでたく結婚された若者達には幸せになっていただこう。くたびれた中年は穏やかな休日を過ごして回復せねば。そいうことで、今日は春の鉢花を作ったりしてのんびり過ごし、気分を整えた。園芸は心の健康によい。冬の寒さがやわらぎ、花粉症の季節が始まる前の貴重な晴れの日だった。

 さて、調子も良くなったので、一発元気な音の洪水でも浴びようか。ゴンサロが有名になるきっかけとなったモントルーのライブ。

 こいつの1曲目は強烈である。モンクの「ウィル・ユー・ニードゥント」。キター!鍵盤の端から端まで超絶技巧の指が暴れる暴れる。まさに超弩級の演奏というやつだ。音もいい。その音の洪水にどっぷり浸って、鈍った脳味噌を掻き回してもらう。気持ちいいぜ。

 思えば’90年代の初め、穏やかな僻地の村に引っ込んで、緩いレゲェとかカントリーとか流してなごんでいた頃、FMラジオからこいつが聞こえてきた。爆発的な演奏だ。それなのにうるさくない。血が騒いだね。ナニモンじゃ、こいつは、と思った。それからジャズをまたぼちぼちと聴けるようになってきた。眠っていたジャズ感覚に火を付けた演奏がこれだ。

 早弾きのための早弾きには興味ないし、むしろ遅弾きが好きだったりもするけど、この人の猛烈なアドリブには爽快感がある。どこか余裕のある弾き方は「才能」としかいいようがない。躍動感がジャズだし、バラードもコクがある。

 バックもいいよ。ベースがチャーリー・ヘイデンで、ドラムがポール・モチアンときた。4曲目のヘイデンのバラード「ファースト・ソング」の哀調溢れる歌い回しもいいし、5曲目のモチアンの曲を、だんだん「かき卵」みたいにぐちゃぐちゃにしていく所もいい。アンコールの「オール・ザ・シングス・ユー・アー」でまた弾けて大喝采。こちらも思わず拍手。通して聴くには根性がいるけど、終わったらメンタル面はすこぶる健康だ。
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by pororompa | 2009-02-01 17:35 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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