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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 206】 GARY PEACOCK / TALES OF ANOTHER semスキン用のアイコン02

  

2009年 01月 11日

e0006692_17544717.jpg 朝起きて何気なくメールを開くと、オークションで手頃な中古CDプレーヤーが出ているとの知らせだ。トレイが出たり入ったりのCECにうんざりしていたので、代わりのプレーヤーを探していたのだ。即決ありというところもいい。もう競り合いとか面倒なのですぐ落とした。

 ヤフー・オークションもいい目ばかりを見たかというとそうでもなく、けっこうひどい目にあっている。それでもやめないのは、やっぱり金がないため。安物買いの何とやらになってしまいかねないが、当座の金がないので、中古ですますことになる。今度こそまともであってほしい。少なくとも定年まであと8年はもってほしい。新品なのに2年ぐらいしかもたなかった「ハズレ」の「CEC CD3300R」は、代わりに不具合を書いてオークションに出した。捨てるよりはよかろう。

 そんなわけでCDを聴く気がしなくなった。しばらくはLPにしよう。ゲーリー・ピーコックのECM盤「テイルズ・オブ・アナザー」。メンツはキース・ジャレットの「スタンダーズ」と同じだが、こちらの方が早い。元祖スタンダーズだ。

 長年ジャズを聴いたがどうもキースはもう一つ好きになれない。このアルバムは例外的に好きだが、リーダーがキースでない所がよかったのかもと今になっては思う。曲は全曲ゲーリーの作。A面1曲目が特にいい。

 熱が入ってくると始まるキースのうなり声。粋でもないし、美しくもない。こいつがなければなあ。でもアドリブ・ラインは後の時代に比べると抑制が利いてきれいだ。他人のアルバムだからだろうか。

 ピアノもベースもいい音だ。さすがECMのアナログ盤。扱いが悪かったからプチプチがひどいけれど、それを忘れるくらい深い響きがある。ただ、今はどうか知らないが、このゲーリー・ピーコックという人は音程が不安定な感じがする。それでも斬新なフィーリングがあって、すでに新しい時代のベーシストという感じがした。

 アコースティックのピアノ・トリオなのに普通の4ビートじゃなくて、'70年代に聴いた時はずいぶんと新鮮に感じたものだ。「主流ジャズの未来形」と思いながら聴いていたのは、当たっていたとも言えるし、当たっていなかったとも言える。もう少しこの方向での傑作を、現代ジャズで聴きたいものだ。 
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by pororompa | 2009-01-11 18:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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