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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 197】 スガシカオ / FAMILY semスキン用のアイコン02

  

2008年 11月 17日

e0006692_1012549.jpg 更新に間は空いたが、音盤的な日々でなかった訳ではない。慌ただしい毎日の裏でいろいろな音楽が回っていた。

 通勤の行き帰りに、スガシカオの1作目から順に聴いていたら、「愛について」がかなりいいことに気がついて、ずっと1曲リピートで帰ってきた。「愛について」は初期のスガシカオの代表作の一つで、今頃気がついているようでは、ぼくはやはりスガシカオの熱心なリスナーではない。

 彼は自分の音楽は「ファンク」であるとことあるごとに口にしているが、それはフォークからジャズまでアコースティックな音楽を中心に聴くぼくとしては、どちらかと言えば苦手なジャンルである。「ソウル」とか「R&B」ぐらいまでなら共感できるが・・・。だからスガシカオのアルバムで一番好きなのは「シュガーレス」だ。その他のアルバムでは、音的に見るともう少しアレンジを変えればメロディが生きるのにと思うことがよくある。

 それでもぼくがこの人を凄いと思うのは、この音にしっかりとした日本語の歌詞を乗せるソング・ライティングだ。しかもそれを明瞭な発音で歌う。この点では今の日本のミュージシャンの中では草野正宗と双璧であるとぼくは思う。

 スガシカオの父親は国文学系の人であると、あるインタビューで語っていた。それを聴いてぼくは妙に納得した。この人には国文学の血が流れている。その作品は黒人音楽と文学的天分の絶妙な絡み合いから生まれている。それは「運動神経がよい」というような意味と同じで「言語神経がよい」人間からできた音楽だ。熟達した日本語で大人の世界を描く、最近の日本には少ない大人のための歌だ。

 帰宅して「愛について」を歌詞サイトから引っ張り出し、ギターで爪弾いてみた。サビの「もう少し」という所の「C」から「Caug」みたいな流れがかっこいいなと思っていたら、そのサイトでは単に「E7」となっていた。スガシカオの中では歌いやすそうだが、言葉の乗せ方が独特で、歌うのはなかなか難しい。また息子や娘達に「全然違う」と笑われそうだ。 
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by pororompa | 2008-11-17 11:46 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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