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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 196】 RALPH TOWNER & GARY BURTON / SLIDE SHOW semスキン用のアイコン02

  

2008年 11月 03日

e0006692_2158323.jpg いつの間にか11月である。そしていつの間にか3連休も終わり、いつの間にか11月も3日になっている。休んではいけないような時期に休むと、落ち着かないものだ。

 それでも昨日は気晴らしに山を歩いてきた。こういう休みの過ごし方はぼくには珍しいが、古くからの知り合いのラーメン屋のご主人に誘われたからである。以前家族で行ったことがある霧島の大浪池だ。このカルデラ湖を一周してきたが、眺めが素晴らしくて足の痛さを忘れた。たまにはこういう遊びもいいなと思った。恐ろしげな絶壁から火口湖を見る。風は冷たいが、気持ちいい冷たさだ。森はカラフルで、秋を感じた。

 11月とはなったが、まだストーブは出していない。フリースを1枚羽織っていれば足りる。外ではうるさいほどに秋の虫たちが鳴いている。この冷ややかさに合う音楽を探した。ゲーリー・バートンの4本マレットの音の隙間を、ラルフ・タウナーの鉄弦の響きが跳ね回る。鉄と鉄の音楽だ。曲によってはナイロン弦もあるし、バートンがマリンバを演奏する曲もあるが、とにかくこの秋の夜のようにクールな作品である。

 去年の今頃も、この二人の「マッチ・ブック」を聴いている。秋が深まると聴きたくなるのだろう。ただしこの「スライド・ショー」、「マッチ・ブック」よりはやや落ちる。音の面でも、LPの「マッチ・ブック」の生々しい響きは、このCDからは出てこない。それでも同じ雰囲気はある。続編という感じ。例えて言えば、ジム・ホールとビル・エバンスの「アンダーカレント」に対する「インターモデュレイション」という感じだ。

 「ブルー・イン・グリーン」以外はタウナーのオリジナルである。タウナーが主のアルバムと言っていい。レーベルはECM。ジャケットはさすがという感じだ。ECMのジャケットによく出てくる手書き文字がいい味出してる。

 ECMには、何枚かタウナーの作品がある。これを聴くとこの人に関心が湧くのだが、結局この2枚しか持っていない。もう1枚ぐらいあっていいと思った。毎年の11月の夜のために。
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by pororompa | 2008-11-03 22:43 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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