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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 181】 BOB MARLEY & THE WAILERS / EXODUS semスキン用のアイコン02

  

2008年 07月 21日

e0006692_23114523.jpg ジャズをかけながら成績の集計をしている内に、ふとボブ・マーリーを聴きたくなった。冷房を効かせていると外の暑さは忘れることができるが、その不自然で人工的な空間が、どこか落ち着かなく感じられることがある。外の自然に連動しているかのような暑い国のこの音楽が、すっと体に入ってきた。

 ぼくはボブ・マーリーをリアルタイムで体験したわけではない。この仕事に就いてからしばらく、ジャズが、いや音楽そのものが聴けない時期があった。何を聴いても面白くない。ジャズなどは無意味で味気ないフレーズの垂れ流しのように聞こえた。そんな頃にラジオで初めてボブ・マーリーを聴いた。その、どこか人懐っこいサウンドはぼくの耳に残り、ぼくはアイランドのベスト盤「レジェンド」を買い求めた。それを繰り返しぼくは聴いた。それからほとんどのアイランド盤を買い求めていった。30過ぎの頃である。

 このアルバム「EXODUS」は、その中で特に気に入ったアルバムというわけではない。タイトル曲があまり好きではなかったし、「BURNIN'」や「CATCH A FIRE」など、強烈なアルバムがあったのでそちらをよく聴いていた。

 今日聴き直してみると、これもなかなかに凄いアルバムである。1曲目からそちらの世界に強引に持っていってくれるし、名曲揃いだ。驚いたのは、半分の5曲が、ベスト盤「レジェンド」と重なっていることだ。だから一つはこのアルバムをあまり聴かなかったのかも知れない。もう十分聴いていたから。

 考えてみると、この人には駄盤が見当たらない。アイランドのどのアルバムも、ある程度のクオリティと聴き所を持っていた。この人が亡くなって後の「レゲェ」が、なんと寂しく見えたことか。いや、にぎやかではあるんだろうけれど、なんとも重みを失って軽薄なジャンルに成り下がったことか。レゲェのために、早すぎた死が惜しまれる。
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by pororompa | 2008-07-21 23:38 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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