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semスキン用のアイコン01 竜巻に遭遇 semスキン用のアイコン02

  

2005年 09月 05日

 ニュースでも報道されたが、勤め先の学校が竜巻と見られる突風に襲われ、大きな被害を受けた。

 臨時休校となったため、教室で夏休みの宿題の点検をしていた。ぼくの教室は、南のはずれの広い運動場に面した校舎の2階にある。場所的には最も風を受けやすい所だ。
 午前10時過ぎごろだったか、突然非常ベルがけたたましくなり始めたかと思うと、それまでの風の音と明らかに違う「ゴオオオーッ!!」という不気味な音がして、透明だった窓がサアーッと白く濁った。そしてこれまで体験したことがないようなもの凄い勢いで、突風が吹き荒れ出した。校舎が一斉に激しく鳴り、窓ガラスが今にも割れてしまいそうな音を立てた。バキーッという木の折れる音が聞こえた。ただごとでないと思い、恐怖を感じた。

竜巻に遭遇_e0006692_2013537.jpg しばらくすると突風は収まったが、非常ベルは鳴りやまない。落ち着かない気持ちのまま窓を見ると、窓辺が異様に明るい。窓辺を覆っていた大きなセンダンの木の太い幹が折れている。それだけではなく、運動場全体に折れたセンダンの幹や大きな枝が散乱している。非常ベルが鳴り続けるので、職員室に内線電話を入れてみると、そちらもかなり混乱しているようだ。悲鳴が聞こえたりしている。

 どうしたものかと思っていると、同僚が上がってきて、「竜巻のようですね。近所の住宅の屋根が飛んでいます。」と言う。言われて気がついた。立派な2階建ての家の屋根が飛んで、木材がむき出しになっているではないか。これは大変な災害だと改めて気が付いた。
竜巻に遭遇_e0006692_2083034.jpg それだけでなく、窓ガラスが割れた教室もある、鉄製の柵も倒れている、ネコ車が風に吹き飛ばされている、などと被害の状況がだんだん分かってくる。職員の車も、後ろのガラスが全部割れたり、屋根が大きくへこんだりしている。ぼくの隣の車も、ミラーが折れていた。

 それにしても、風雨は強まってはいたが、まだ暴風圏にも入っていないというのにこの状態である。超大型台風の恐ろしさに職員は大きなショックを受けつつも、片付けや応急処置に追われた。

by pororompa | 2005-09-05 18:34 | 日常雑事 | Comments(0)