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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 170】 ROLAND HANNA / WHEN YOU WISH UPON A STAR semスキン用のアイコン02

  

2008年 05月 17日

e0006692_15521998.jpg 以前AMAZONに注文したんだが「入手できません」とかで断られた盤。夕べ晩飯の帰りに寄ったブック・オフで見つけた。1650円と中古にしては高いが、これは買わねばなるまい。

 ブック・オフというこの全国チェーンの店は、値付けが大雑把だ。つまらないものが笑えるほど高かったり、レアなものが安くで出ていたりする。昔はやったロックなんかでたまに面白いものがあるが、ぼくの住むような田舎町だと、数も少なく、ジャズなんてあんまり期待できない。昨日はなぜかジャズがけっこうあったが、値段が新品の輸入盤と変わらないようなのばっかりだ。ざっと眺めて帰ろうとした所にこれを見つけた。

 ローランド・ハナとジョージ・ムラーツの「ポギーとベス」が70年代ジャズの名盤と信じて疑わないぼくは、他にもこのデュオでよいものがないか探していた。このCDは、二人のデュオに全く別のトリオ演奏を加えて編集したということも知っていた。ところが、それが何曲ずつなのか、どの曲がトリオでデュオなのか、表を見ても裏を見ても分からない。それどころかメンバーが書いてあるだけなので、知らない人は全部トリオの演奏なのかと思って買ってしまうだろう。ジャズ・ファンには不親切な作りだ。ジャケットもソフト過ぎる。そう言うことを問わない、雰囲気だけ求めている人向けに作ったのだろうか。

e0006692_16295992.jpg かけてみると、期待通り演奏も音もよい。9曲中の最初の6曲がハナとムラーツのデュオだった。元はLPの時代に、右のジャケットで、タイトルも「SIR ROLAND HANNA AND GEORGE MRAZ / SUNRISE, SUNSET」として世に出た作品のようだ。ジョージ・ムラーツの名前もタイトルに出ているように、ベースがじっくり味わえる。特に本来のタイトル・ナンバーだった「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテーマ「サンライズ・サンセット」がいいねえ。この曲を手に入れただけでも買った価値はある。「ポギーとベス」の「サマー・タイム」に匹敵するできだよ、これは。

 さて、残りのおまけ3曲はどうでしょ。だいたいこんなのは余計なんだよね、普通。雰囲気を壊すことが多い。ベースもロン・カーター?。ううむ・・・。なんて思っていたら、これも素晴らしい演奏だった。よかった。ドラムレスで聴いてきて、急にリズムが入るので、かえってドラムの良さが感じられる、そういうタイプの演奏。ロンさんも悪くない。すんません。

 改めてじっくり聴くとこのローランド・ハナさん、もっと評価されてもいい人じゃないかな。惜しくも亡くなったが、晩年までいろいろ作品を残している。他にも聴いてみたくなった。
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by pororompa | 2008-05-17 16:47 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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