【音盤的日々 168】 MILT JACKSON & COUNT BASIE / THE BIG BAND VOL.1
2008年 05月 10日
そんな時に届いたCDはどういう訳かクラシックばかりだ。自分でもおかしい。そんな気分の時もあるんだが、こんな日には陰気くさかった。そうか、この音楽がいけないんだと思い、替わりにかけたのがこれ。ミルト・ジャクソンがベイシー楽団の炸裂するブラス群を泳ぎ回る。これが今日にはぴったりだった。一気に気分が温もったぜ。
これは買った時はあんまり気に入らなかった。暑かったのかもしれない。元々ビッグ・バンドはうるさいのであんまり好きではない。このアルバムも、いいのはいいのだが、やたらにうるさいのもあって、微妙なアルバムだと思っていた。しかし、合う季節に聴けば、これはなかなかいいアルバムだと分かった。
しかし、時々、「ギッギッ、ギッギッ…」と聞こえるフレディ・グリーンのリズム・ギター、雰囲気あるよね。いつも思うけど。主役じゃないんだが、何か絶妙なスパイスみたいな。
by pororompa | 2008-05-10 18:08 | 音盤的日々 | Comments(0)