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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 151】 JUNIOR MANCE TRIO / JUNIOR semスキン用のアイコン02

  

2007年 12月 29日

e0006692_21285825.jpg 横浜にいる子どもたち2人が帰ってきたところに、兄貴の子も来て、ずっと2人だった生活がいきなり5人になった。にぎやかな年末である。今日は、気になっていた玄関前の枯れた朝顔の棚もようやく片付けて、ちょっとばかりすっきりしたが、まだ年賀状が残っている。こいつが終わらないと正月が来ない。いや、正月には同窓会もあるので、それが終わらないとどうも落ち着かない。同窓会のBGMでも作ろうかと思って「青春歌年鑑」を引っ張り出したが、ちょっと耐え難かったので、口直しにピアノ・トリオでも聴くことにした。

 ということで少し前に買ったジュニア・マンス。最初聴いた時は、ちょっとおとなしめのオスカー・ピーターソンみたいな感じがした。そう言えばオスカー・ピーターソンが亡くなったらしい。本人の作品じゃないので追悼にもならないが、ライナーを見るとずいぶんこのジュニア・マンスを誉めていたようだからあながち無関係でもなかろう。ようやくパソコンの席が空いて、年賀状の構想でも練りながらこれを聴く。

 このアルバムは後半が好きだ。LPならB面だろう。アート・ファーマーの「モダン・アート」の中でぼくの一番好きな「ジュビレーション」が流れてきた。驚いたというか見直したのは、この人の作曲だったことだ。へえ、曲も書く人なんだ。最後の2曲も本人の作である。その間に挟まれたスタンダードの「バークス・ワークス」もいい。小粋という感じの、嫌みのないよくスウィングするピアノである。

 ただこのアルバム、主役のマンスには気の毒だが、何度も聴くとベースが凄い。このベースでもっているアルバムだということがだんだん分かってくる。調べてみたら、名手レイ・ブラウンの代表作でもあった。若い頃から座右の書にしている粟村政昭氏の「ジャズ・レコード・ブック」のレイ・ブラウンの項にも、「ベースの音がみごとに捉えられているジュニア・マンス・トリオの『Junior』をまず推薦盤の一枚に挙げておく」とある。

 このレイ・ブラウンという人は、ベースという楽器の本質はソロではなく、しっかりとビートを作り出すことにあるという信念の持ち主であり、音もいつだって気持ちよいボムボムという太い音だ。この人の音に気を付けながら、ピーターソン・トリオを聴き直してみるかな、正月は。ジュニア・マンスを聴きながらそんなことを思った。
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by pororompa | 2007-12-29 22:04 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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