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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 144】 GONZALO RUBALCABA / THE TRIO semスキン用のアイコン02

  

2007年 11月 19日

e0006692_18135758.jpg 日曜参観も終わりほっとしたところで、今日は代休である。先日届いたもう1枚はレッド・ガーランドで、それも悪くなかったのだが、もう少し歯応えのあるものが聴きたくなった。だからこれを引っ張り出した。

 90年代頃には無敵に思えたこの人も、思ったほどは有名になっていない。一つは名前のせいではないかと思う。日本語的に見ると馴染みにくい。これが「キース・ジャレット」とか「ブラッド・メルドー」とかいう名前だったらもう少し売れたのではないかと思うが、「ゴンサロ・ルバルカバ」ではちょっと近づき難い。だがもう少し有名になっていい人だ。

 まあ確かに大衆的な音楽ではない。このアルバムも、体裁はスタンダード集だが、あくまでも即興演奏の素材であって、どれも10分前後の火花散る徹底的なソロの応酬だ。原曲はジャズ的に解体され、再創造されてゆく。

 ただやっぱり3人とも若い世代の人であって、8ビートにも親しんでいる人だから、チンチキチンチキと4ビートばかりやっているわけではなく、リズムがもっと自在でカラフルだ。特に2曲目「キャラバン」で、ドラムのデニス・チェンバースが散りばめるリズムに乗って展開する音を聴いていると、昔の素材を使っても今のジャズなんだなあという感じが強くした。ジャズは電気やフリーの方に行くのではなく、アコースティックなままで、世界中の多様なリズムの世界に乗った即興芸術音楽として発展して欲しかった。そんなことを感じさせるトリオだ。

 大きな音で1枚を聴き終わり、今日も「ジャズを聴いた」という充足感に浸ることができた。
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by pororompa | 2007-11-19 18:14 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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