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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 143】 BILL EVANS / THE TOKYO CONCERT semスキン用のアイコン02

  

2007年 11月 16日

e0006692_23322061.jpg 帰ってみると、「オシム監督が脳梗塞」のニュースが流れている。高齢と言ってもまだ六十代だ。あらゆる試合に顔を出されていたが、疲れが重なったのか、あるいはストレスが激しかったのではないか。世界的な名将も、こんな所で倒れるのは不本意であろう。気の毒で仕方がない。最悪の事態にならなければよいがと、気になるニュースである。

 知人が50で死んだり、兄も死んだりして、死が身近に思えてきだした。別に恐れているわけではないが、そういうこともあるだろうという心境になっている。

 さて、この頃ジャズづいているが、今日は昨日届いた内の2枚目、ビル・エバンスの日本でのライブ盤である。ビルが亡くなったのは1980年。ぼくはビルの生演奏を聴いたことがない。来日の予定が発表され、楽しみに待っていたら、突然の訃報が届いたのだった。学生時代の友人のM君は聴いたことがあった。前屈みになって弾く姿をしきりに話していたから、その前の来日だろう。

 このライブ盤は73年とあるので、まだ元気な頃、ビルの初来日での録音だ。ぼくは70年代のエバンスはそれほど好きではない。どうも人を寄せ付けないような雰囲気が出てきているのと、同じ曲ばかり演奏するためだが、このライブ盤は選曲が変わっているので前から注目していた。

 始まりはいい感じだ。初来日を待っていたファンの、激しい拍手で幕を開ける。日本のスタッフなのか、音がいい。この時代の録音によくあるピラピラしたピアノでない、まろやかで澄んだ音色だ。1曲目の「Mornin' Glory」から爽やかに始まる。「Up With the Lark」、「Yesterday I Heard the Rain」という曲の流れが、題名だけ読んでもいい感じだ。これは意外に名盤かなという期待で聴き続けた。

 ところが4曲目の「My Romance」、これはCDで聴き慣れたファンも会場でとまどったのではないだろうか。思いのほか激しい演奏だ。そして聴き苦しいベースのアルコ・ソロ。どうもこのエディ・ゴメスという人は音色がよろしくない。それにちょっと出しゃばりすぎる。

 結局、後半は前半に比べてやや取っつきにくかった。ただ、もう少し聴き込めば印象も変わってくるかもしれない。また元気のいい日に聴き直してみることにする。
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by pororompa | 2007-11-16 23:28 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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