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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 135】 MICHEL PETRUCCIANI / TRIO IN TOKYO semスキン用のアイコン02

  

2007年 10月 21日

e0006692_14482997.jpg 久しぶりに病気で年休をとった。なんか体がおかしいと思ったら、一種の軽い喘息のようだ。何年か前、帰り道で息が苦しくなり、過去体験したことがないような感じなので、病院に行ったら、喘息と言われて驚いたことがある。あれに似ている。休んだらなんとか調子が戻ってきたが、今度は目がおかしい。まあ、人間五十にもなるとちっとは故障もしてくるだろうと思うので、あんまり苦にはしない。こういう性分だから喘息も起こりにくいのだと妻は言う。今回も特に悩んでいたわけでもないので、急激に変わった季節のせいだろう。

 そうだ、秋になったんだ。秋ならジャズのはずだ、ぼくの場合。ところが今年は夏が長引いて、そんな気分にならない内にいきなり秋が来た。もう10月が半分以上過ぎてしまっている。先週はスピッツの新作ばかり聴いていたが、そろそろジャズでもという気になる。体力十分の爽やかな日曜日の朝、書きかけの指導案を前に、元気めのジャズを何枚かかける。

 こんなのがあったっけ。ずいぶん前にタワー・レコードで試聴して買ったものだ。音はいい。前半はちとうるさい。ジャズ・ピアノ・トリオなのに8ビートものもやっていると思ったら、そうそう、ドラムがスティーブ・ガッドだった。でも4ビートでもそれほど違和感がない。ベースがアンソニー・ジャクソン? これも電気の方の人だよな。でも聴いていてすごく自然な感じがする。特にウッドの音を真似しているというのではないんだけど、しばらくは気がつかないでかけていた。普通のエレクトリック・ベースの音とも違った、独特の軽めの音がボンボンと鳴る。それが出しゃばることもなくピアノとドラムにいい感じで溶け込んでいく。二人とも、音楽をよく理解しているという感じで、芸域の広さを感じる。

 後半からよくなる。特に5曲目がかなりよい。主役のペトルチアーニは身体障害者で、数年前その病気が元で惜しくも亡くなっている。知らない人が外見だけ見たら、とてもジャズ・ピアノなど弾きそうには見えないだろうが、CDで聴いている限りでは障害は全く感じさせない。障害者に偏見を持っている人などに、写真を見せた後演奏を聴かせたら、そういった偏見も少しは減るだろうと思ったりした。ペダルなどはどうしていたのかと思ったら、特殊な装置を使っていたそうだ。彼のフレーズは好きな時と嫌いな時があるけど、現代のトップ・ジャズ・ピアニストの一人だったことは疑いない。早逝が惜しまれる。

 久しぶりに大きな音でジャズを浴びた真昼だった。 
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by pororompa | 2007-10-21 15:31 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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