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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 124】 BILL EVANS TRIO / PORTRAIT IN JAZZ semスキン用のアイコン02

  

2007年 08月 14日

e0006692_23334635.jpg  図書館で借りてきていた、「ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄」という本を読んだ。著者の中山康樹という人は昔からあんまり好きではなかったが、その前に読んだマイルスの自伝を訳していて、それは結構面白かったし、文はうまい人だと思った。そんなこともあって借りてきたのだが、読み始めると、中身は「いくつかの事柄」というより、エバンスの生涯を追ったちょっとした伝記だった。夕方から読み始めて飯も食わずにずっと読んでいた。リバーサイドでのレコーディングの話になったので、「ポートレイト・イン・ジャズ」をかけた。

 ところでぼくはかねがね、例の4部作の中で、この「ポートレイト・イン・ジャズ」が一番弱いかなと感じていた。もちろんそれは残りの3つと比べての話だけれど。一つには、ぼくはもう一方のスタジオ盤「エクスプロレイションズ」が大好きで、「ポートレイト・イン・ジャズ」に比べて不当に低く評価されているような気がしているので、よけいにそう思っていたのかも知れない。あるいは最初に聴いた時の印象をずっと引きずっていたのかも知れない。でも今日また思い直した。やっぱりこれも凄い。 

 今日は体力も十分にあったので、大きな音でこの名作を堪能した。この作品を含めて、「4部作」が世に残った喜びと、たった4枚しか残らなかったという悔しさと、ジャズを聴く者はいつも両方感じていることだろう。中山氏の本には、ベースのスコット・ラファロの交通事故の経緯も詳しく出てくる。本人の居眠り運転だったようだ。
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by pororompa | 2007-08-14 00:04 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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