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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 118】 GEORGES MOUSTAKI / THE BEST semスキン用のアイコン02

  

2007年 06月 24日

e0006692_18563596.jpg 原水爆禁止運動の中で歌われた名曲「青い空は」の作曲者、大西進氏にお会いする機会があったので、自作CDを謹呈してきた。こういう場合、謹呈なんかされた方は大概迷惑なものだ。それは分かっていたが、何かの機会に耳にしてもらえたらと思いお渡ししてきた。

 大西氏は、今は、金子みすヾの全ての詩に曲をつけた人として有名のようだ。500以上あるというからまずはその量に圧倒される。プロとかいう人達はまず量的に凄いということがある。でも、500もあれば歌われないかも知れない歌も出てくるような気がして、ぼくなどはそれだけで何か物悲しい思いがしてしまったりする。

 帰ってジョルジュ・ムスタキを久しぶりに聴いた。昔買った大西進氏の編集と思われる歌集に、ムスタキの「ヒロシマ」が載っていたっけ。そんなことから連想したのかも知れないが。

 あんまり上手とは言えない、つぶやくような素朴な響きのフランス語が流れる。日本がアメリカの半植民地みたいじゃなかったら、ぼくの聴く歌も今みたいに英語の歌ばかりじゃなかっただろうと時々思う。この「私の孤独」や「異国の人」にしたって、青年時代にラジオからよく流れていて、それでぼくもムスタキを知ったわけだし。ヨーロッパにはぼくの知らない面白い歌がまだたくさんあったかも知れないと思う。

 対訳はついているが、歌の意味をいつも真剣に考えて聴いているわけではない。フランス語の響きとギターの音色、そしてアコーディオンやチェロ、マンドリンなんかが時々からみ、部屋を満たす。シャンソンというより、フランス語のフォークという感じのサウンド。どことなくノスタルジックだ。人の声とギターは何語でもよく合う。

 6月ももう終わりである。知らない内に庭では草がぼうぼう伸びていた。さっきまでぼくは草を刈っていたのだった。半分ほど刈ると、ぼくは面倒になって蒸し暑い部屋に籠もった。そしてこの夏初めてクーラーのスィッチを入れて、「除湿」にした。それからこのムスタキを聴くともなく流したのだった。別に悩むほどではないが、体力の衰えをなんとなく自分で感じるこの頃だ。青春はもう遠い。そんな言葉が出るのも、ノスタルジックな響きのせいか。
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by pororompa | 2007-06-24 19:32 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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