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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 104】 RAY BRYANT TRIO semスキン用のアイコン02

  

2007年 04月 14日

e0006692_1984645.jpg このアルバムは、今回買った中では一番期待していなかったが、素晴らしくスウィングするピアノ・トリオ・アルバムだった。

 レイ・ブライアントについて持っていたイメージは、粘っこいブルース・フィーリング。しかしこのアルバムから出てきた音はちょっと違っていた。オスカー・ピーターソンをちょっと謙虚にしたような、デューク・ジョーダンがほろ酔いで弾いたような、哀愁とエモーションが交錯する、そんな感じのピアノだ。

 有名な1曲目「ゴールデン・イヤリングズ」に、「エンジェル・アイズ」と、マイナー・キーが冒頭から2曲続き、アルバムの雰囲気を支配する。5曲目の「ジャンゴ」や6曲目もその流れだ。間に挟まる自作曲も、程良い熱気と、趣味のよいくつろぎに満ちている。アドリブはメロディアスで心地よい。

 そして、ドラムがいい。聞いたことのない名前だが、いつも一緒に組んで歌伴をしていた人だという。ピアノを引き立てるブラシがシャキシャキと気持ちよく刻まれ、要所でバシッとアクセントが入る。普通のジャズ・ドラムなんだけど、役所を心得た、気持ちのいいドラムだ。

 音もいい。この1100円シリーズ、ライナーは手抜きだが、正しい手の抜き方というか、肝心の音はどれもいい。
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by pororompa | 2007-04-14 19:44 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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