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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 100】 BILL EVANS TRIO / WITH SYMPHONY ORCHESTRA semスキン用のアイコン02

  

2007年 03月 10日

e0006692_126018.jpg 知人が急逝し、にぎやかな音楽など聴く気分にない休日である。教育研究サークルで活動され、作詞もされる方であったので、もう20年も前からぼくと組んでいくつかその方面向けの歌を発表し、今もずっと歌い続けられている歌もある。病気が思わしくないというのは何となく感じていたが、急な知らせだった。5年前のKさんの時や兄の時と同じである。癌というのはなかなか恐い病気だ。母もそうだし、自分もこの病気につかまるに違いない。そう悟っていた方がいい。

 そんな時に頼んでいたCDが届いたりするものだ。ただその中の1枚、このアルバムは、ちょうど今の気分を癒してくれる響きを持っていた。寂寥感に満ちている。

 このアルバムはエバンスの中ではあまり話題にならないアルバムで、例によってクリード・テイラーがまた余計なことをしてくれた中の一つだろうとぼくもずっと思っていた。通販を送料なしにするために最後に押し込んだ一枚であり、そうじゃなかったら多分買わなかっただろう。

 でもやはりエバンスはエバンスである。必ずどこか聴き所を持っている。そして演奏はいつものエバンス・トリオであり、超然としている。ジャズとクラシックの共演というと、どっちつかずの中途半端なものが多いが、これは両方のいい所を併せ持っている。フォーレのパバーヌが素晴らしい。他の曲もそれぞれいい。

 ぼくはこれを何度も繰り返し聴いた。意外な名盤だった。
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by pororompa | 2007-03-10 12:34 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(3)

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Commented by umiqlo at 2007-03-16 09:35 x
先生、残念ながらこの学校も最後となりました。この学校で音楽を教えてよかったことは、大きな声で歌いましょう!と言わなくても、生徒たちが楽しそうに大きな声で歌ってくれることでした。 
 
 特に先生の歌はそうでしたね。ある時、体育館でのピアノ演奏会のお礼として全校で「空は青空」を歌ったのですが、ピアニストの方がとても感動しておられました。「すごい音楽教育をしてますね」と。 
 
 先生の歌のおかげで、私はかなりいい思いをさせていただきました。
Commented by pororompa at 2007-03-16 20:54
お疲れさまでした。
音楽に興味のある子には簡単ですが、興味のない子もいますからね。興味のない子どもに音楽を教えるのは、なかなか難しく、気疲れするものです。あの歌も、そういった現実に対するものとして生まれてきたのです。

音楽教育のあり方、学校の現状、いろいろお感じになったとは思いますが、今は仕事から離れてゆっくり充電されたらよいのではないでしょうか。
Commented by umiqlo at 2007-03-19 01:15 x
ありがとうございます。久しぶりにドイツに行って,充電してくることにします。 

先生,これからも楽しい歌をたくさん作曲してくださいね。楽しみにしています。