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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 90】 斉藤哲夫 / 僕の古い友達 semスキン用のアイコン02

  

2007年 01月 08日

e0006692_12125830.jpg 斉藤哲夫のCD4枚と長谷川きよしのCD2枚、合わせて6枚を、2回に分けて通販で注文した。その内の3枚が今朝届いた。6枚で14337円也。ちときついよな。この頃安い輸入盤や中古盤ばかり買っていたので、よけいに高く感じる。

 ぼくは昔から借りて録音してすますというのは嫌いで、気に入った作品はミュージシャンにちゃんと金が入るように必ず買っていた。でも最近中古ですますことが多い。ミュージシャンに金が入らないという点では中古でも同じだよなという後ろめたい気持ちはある。ここはやはり頑張ってきた二人の現役ミュージシャンに敬意を込めて、全部新品で買うべきじゃないだろうか。

 とか何とか、かっこいいこと言っても、やっぱ高えなあ。6枚の内5枚は水害までLPで持ってたやつ。水害水害といつまでも言いたくはないが、こういう時にまだ水害は終わっていないと感じる。
  
 今日届いたのは、長谷川きよしの「遠く離れたおまえに」と「サンデー・サンバ・セッション」、そして斉藤哲夫のこのアルバム「僕の古い友達」。届いたCDには昔のLP時代そっくりの赤い帯が付いていた。ぼくは普通、帯は外して捨てるが、このジャケットは帯を外すとなんか間の抜けた感じになる。ジャケットに挟み込んでやっと落ち着いた。

 さて、肝心の音だが、久しぶりに聴き直してみても落ち着いて聴けるサウンドが出てきた。どういう人がやっているんだろうとライナーを見ると、林立夫のドラムに後藤次利のベース、ギターが大村憲司でキーボードが松任谷正隆、思わず「失礼しましたー」と言ってしまうような錚々たるメンツであった。リマスタリングということであるが、確かに音もいい。アレンジは全て瀬尾一三。斉藤哲夫と共同プロデュースにも名を連ねている。陽水の初期のアルバムが星勝の音だとすると、このアルバムは瀬尾一三の音ということになるか。

 曲は粒ぞろいで、このアルバムで何が好きかは人によってかなり違うような気がする。一般に人気のある「さんま焼けたか」はぼくはあまり好きではない。最初にこのアルバムを聴いた時一番気に入ったのは「あなたの船」だが、これは残念ながら彼の曲ではなくて、このアルバムにも参加している渡辺勝の代表作だ。このアルバムの値打ちを一番支えているのは、「ワイングラスいっぱい」「すり切れたレコード」「ソー・ダンス・オールナイト」と言ったノスタルジックな地味目のナンバーではないかという気がする。若い頃はその懐古的な歌詞に疑問を持ったものだが、今聴くとしっくりする。

 とは言っても、この人は、精神的には明るく前向きの人だ。そこがいやだという人もいるだろうが、そこがいいという人には愛聴盤になり得る作品だ。人柄の良さが歌声から滲み出ている。
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by pororompa | 2007-01-08 13:25 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

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Commented by siwapuri at 2007-01-11 11:12
買われたのはURCーSONYですか?大人買いですね。

斉藤哲夫は人柄の良さみたいなのがにじみ出てますよね。
URC出身でありながら精神的に明るく前向なところに惹かれます。
楽曲の良さというのはもちろんなんですが。

このアルバムから一曲を選ぶとしたら
確かに分かれそうですが
僕は“僕の古い友達”か“まさこ”ですね。
好みは年齢やなにかと共に変わっていきそうですが
ずっと愛聴盤として君臨しそうです。
Commented by pororompa at 2007-01-11 19:30
その通りです、siwapuriさん。ぼくはもともとそういう買い方はあまりしないんですが、何か急に手に入らなくなるような気がして。

ぼくはずっと昔からURC系です。
高田渡、エンケン、友部正人、西岡たかし、岡林、はっぴいえんど…、
青年時代にその辺をいっぱい浴びて育ちました。
URCの人は、暗そうな人も本質的には明るいんじゃないかと思うんですが、確かにあまりポップな人はいませんね。
この人はポップな人なので、URCの出がマイナスになったかもしれませんね。「哲学者」とかね。
でもけっこうURCの1枚目も好きだったんですよ。今聴くとどうかな。第2弾の3枚が届くのを楽しみにしてます。