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semスキン用のアイコン01 キヨシ小林 / ウクレレ・スウィング42 semスキン用のアイコン02

  

2006年 01月 28日

e0006692_1545010.jpg ふとした一瞬にささやかな幸せを感じることがある。土曜日の午後、痛めた肩を気にしながらソファに座っていた。カーテン越しに冬の光が背中に当たっていた。ストーブなしでもいられるくらい、ほのかな温もりがあった。久しく読んでいない「ねこ新聞」を開いた。前はトイレに貼り付けて愛読していたが、この頃あまり面白い記事が無くて放っていたものだ。その12月号がかなり面白かった。珍しく紅茶を淹れた。義妹からもらったという苦いショート・ケーキがうまかった。

 そんな時にかかっていたのがこれだ。小林清。時々気になって側のウクレレを手に取り、CDに合わせて弾く。昨日4弦をオクターブ低いLOW-Gに張り替えて、やっと音程が落ち着いてきたばかりだ。

 このアルバムに出合ったのは、去年の水害の直前、横浜に息子を訪ねた折りだった。帰る直前に横浜の新星堂で試聴して気に入った。その時はたくさん買った後だったので見送ったのだが、ずっと気になっていた盤である。ウクレレを買ったので、ちょうど買い時となった。

 このキヨシさん、帰ってインターネットで調べて初めて気づいたのだが、実はこれが初めての出合いではない。高田渡の愛聴盤「ヒルトップ・ストリングス・バンド」のメンバーだった。佐久間順平さんは印象に残っていたのだが、この人は名前が平凡なためか印象に残っていない。キヨシ小林としたのも、名前を印象付けるためだろう。プロだから名前は重要である。

 それでこのアルバムだが、テクをひけらかすのではなく、音楽的で味わい深い。楽器でも「歌心」が大切だと語る人らしい音楽だ。装丁もしゃれていて、本人の曲目解説もあり、2曲にはTAB譜まで付いている。驚くのはリズム・ギターが10代の息子さんということだ。身内だから入れたというレベルではなく、バリバリ弾いていて高校生という感じはしない。「ジャンゴ・ラインハルトの音楽を伝える何かを持っている」と父親も誉めているが、父としての喜びも感じられた。さぞ楽しかろうと思った。

 欠点は曲順が良くないことだ。惜しいなと思う。そこだけ星半分落とした。
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by pororompa | 2006-01-28 15:41 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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