【音盤的日々392】BENNY GOODMAN & PEGGY LEE / WHY DON'T YOU DO RIGHT
2017年 08月 27日
そんなわけでちょっと藤井君関連の本でもと、本屋をのぞいた時に、514円の安っぽいCDのワゴンの中にこれがあった。確か似たのは持っていたんだけど、「今宵の君は」が入っていなかったような気がして、家で確かめてみたら、やっぱりそうだった。
このペギー・リーの「今宵の君は」は、昔ラジオの録音テープで持っていた。「投げ節」と言われるぶっきらぼうな歌い方のこのペギーのヴァージョンは気に入っていた。派手な曲ではない。むしろ地味だ。でも、今聴き直してみても、地味ながらに味わいがある。
元々、この曲は子どもの頃から好きである。「ミュージック・イン・ハイフォニック」というラジオ番組のテーマだった。最初はクラシックの曲かと思っていたが、ジャズを聴くようになって、スタンダードなポピュラー曲だと知った。
グッドマンはあまり好きじゃない。この録音はグッドマンが主役の半分だけど、でもやっぱり人間の声が入るとそれは脇役にはできないもんだな。ペギー・リーのアルバムにもなっている。ただ、ダブってないのがほんの何曲かしかなかった。「今宵の君は」だけのために買ったようなものだった。
by pororompa | 2017-08-27 17:29 | 音盤的日々 | Comments(0)