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semスキン用のアイコン01 「なんちゃってペグ三線」購入顛末記 semスキン用のアイコン02

  

2016年 03月 27日

 土曜も日曜もなく働きに働きまくって、ようやくゴールが見えて来た。ゴールしたかと思うとまたスタートしなくちゃいけないが、とにかくやっと書き込みができるようになったので、三線購入の顛末を書き残しておく。

 なんでそんな忙しいときに三線など買ったかというと、勤務校の子どもたちの吹奏楽部の定期演奏会というのがあって、そこに我らが職員バンドが今年も前座で出ることになり、その中で三線を弾く曲があったわけだ。それで持っている人から借りてしばらく弾いている内に、「こりゃあおもしろい、オレも買おう」みたいなことになったが、どうせ買うなら糸巻きがギターのペグみたいなのはないかとなって、探して手に入れたのが今回の三線なのである。沖縄のD工芸というお店から通販で購入した。23000円、よく分からないが、手頃かなと思ったのだ。

 ただ、何となく不安だったのは、この会社、蛇柄でなくたくさんの柄を用意していて、ぼくも蛇はあまり好きではないのでそれはいいと思ったんだけど、代わりに用意している柄が何とも恥ずかしいものばかりで、選ぶことができないのが残念だった。まあ、しょうがない、蛇柄でいいかと。しかし、デザインのセンスは、もののできにも関係することを、今になっては思う。

 それから肝心のペグの部分だけど、写真で見るとギターで言えばヘッドにあたる部分に穴が6個あいている。余分な穴が3個もあるのは不格好というか奇妙な印象を受けたが、まあ六線というのもあるらしいから、それと部品を共有しているのかなと思って納得した。でもこのいい加減さもやはり考慮すべきだった。

 購入を頼んだら、メールで返事が来た。ぼくの質問に答えて、「無地はないが代わりの布を送ってくれればそれで作る」というようなことが書いてあったので、そこまでする気はないのでお断りした。

 そして数日後、「12日お届けでヤマト便にて発送手配致します。」というメールが来た。それでその12日に外出もせず待っていたら、その当日のお昼11時頃に、「本日、下記の商品を発送させていただきました。」というメールが来るではないかいな。おいおい、「12日お届けで」というのはどうなったんだ。「すみません」も何もない。「ここの三線は瞬間移動でもするのかあ!」と思ったが、まあ多分、南の方はおおらかな風土なのだろう、ぼくもそんなのは嫌いじゃないので気にしないことにした。でも、妙な胸騒ぎがあった。

e0006692_1854631.jpg そして次の日、ブツが届いた。

 早速チューニングしようとすると、一部ギターやウクレレと巻きが逆である。巻き替えようとすると奇妙なことに気がついた。ペグにはヘッドの左側と右側用では形が違うのが当たり前だが、それがごちゃごちゃに取り付けられている。写真の一番上の左側に取り付けられているペグは、本来は右側用のペグのはずだ。だから巻きが逆で勝手が悪いのだった。そしてまたまた奇妙なことに、なぜか穴が5つ…。なんか落ち着かないが、ま、いいか。余った穴に、ストラップでも通そう、演奏はできるわけだし…。と考えたのは甘かった。この後、衝撃的な事実に気がつく。
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 写真を見てほしい。ギターで言えば1弦、三線で言えば女弦のヘッドの部分を。どんな弦楽器でも、ギターで言えばナット、三線で言えば歌口の所から、演奏者側へ折れ曲がっている構造になっている。ところがこいつは、そこに長いペグを通したもんだから、巻き取るペグの穴の方が歌口より高く突き出ている!!!。だから、弦がナットの溝に乗らず、浮いてしまう!!! ギョエーーー!!!!!、だからまともに音が出ない。

e0006692_19304688.jpg 信じられない。でも、この職人は三線は作るプロなんだろうが、ギターやウクレレなどのことに関しては全くの無知なのではないだろうか。ただギターもどきのヘッドを付ければそれでOKという単純な発想なのだろうか。

 気を落ち着けていろいろ試してみた。巻きを逆にして、溝への角度を付ければ何とか音が鳴り出した。ところがそれも甘かった。部屋で静かに弾いている内はそれでもよかったが、前日リハーサルで市民文化ホールで弾いたら、何度も何度も「脱線」して、とんだ恥をかいた。でもリハでよかったよ。本番までまだ時間はある。あれこれ知恵を絞った末、いい考えを思いついて急場をしのいだ。それは巻き取る上部に何重にも輪ゴムを巻いてそこに弦が巻けないようにし、できるだけ巻く位置を下に下げたのだ。これで格好は悪いが何とか音は出るようになった。

 肝心の音だが、これも職場の同僚から借りた、ケース付19800円のものに負けている。まあ、そこは主観もあるし、高価なものでもないので、それは問わないことにしよう。一応三線の部分は生きているので、それだけはよかった。しかし、とんでもない、「なんちゃってペグ三線」だった。これを今年息子や娘からもらった誕生日プレゼント兼落とし玉にしようと思っていたのだが、何だかなあ。まあでも、それも一つの思い出か。

 それにしても、一番腹が立つのは、この店、このことを何度メールしても、一度も返事がないことだ。都合の悪いことは急にだんまりというわけだ。取り替えろと言っているのではない、金返せと言っているのでもない、一人の購入者の感想として送ったのに、一切無視とは、あまりにもふざけている。だからぼくは今でも激しく怒っているのだ! 今後の購入予定者の参考に、事実を正確に詳細に書き記したので、ペグ三線をお探しの諸氏は参考にしていただきたい。 

by pororompa | 2016-03-27 19:43 | こころの糧 | Trackback | Comments(0)

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