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2015年 09月 06日

テイラー312CE_e0006692_17215749.jpg
 テイラー312CE。当分、いや多分死ぬまで、これをメインのギターとして弾き続けることになると思う。

 定年退職してから少ししっかりしたギターを買おうと思っていたのだが、職場にバンド仲間ができたことだし、買えるだけの金も貯まったので、前から欲しかったテイラーのエレアコを買った。前にブログに書いた通り、ギターは弾いて買うものだと思うが、田舎だから信用できる店が近くにない。テイラーは弾き易く、個体差が少ないと聞いていたので、前から通販でテイラーを買おうとは決めていた。たまたまイシバシ楽器店のセールで出ていたので、これを買った。送料入れても20万かからなかった。

 テイラーで有名なのは314CEである。これはそれよりやや小ぶりの312。フィンガーピッカー向けと言われている。ぼくはどちらかというとピックでジャカジャカとやる方かな。でも体が小さいので、大きなギターは好きじゃない。だから312にした。

 手にしてみると、ずっしりと重い。そう感じるのは、今まで小さな「リトル・マーチン」を愛用していたからだろう。構えてみると、大きくは感じない。ちょうどいい大きさである。写真で見ても、自然な感じに見える。

 弾いてみると、確かに弾き易い。だが、リトル・マーチンも弾き易かったので、それほどの感激はない。とりあえず弾き易くて、当たり前だが音程も正確なのでほっとした。

 音は、低音がとても気に入った。確かテイラーは、低音はあまり出さないような作りになっていると聞いた。バンドの中では低音があまり響くと邪魔だという理由だが、それは確かにある。だから抑えてあるはずだが、控えめではあっても、心地よい引き締まった低音が出る。Gを弾いたときの6弦のルート音が気持ちよい。

 中音はやや金属的というか、ギラギラした感じはする。カポをつけて激しく弾くと、若干ビリビリしている。でも、メリハリのあるリズムを刻むにはいいだろう。これまでも愛用していたエリクサーの弦が張られていたが、半月弾いても衰えもせずにギンガンと鳴っている。高音も特に不満はない。きれいな音だ。

 ピックアップが新型のES2でないのはうっかりしていた。だから安かったのか。だが、ES1とES2には優劣はなく、好みの問題という話もある。聴き比べのサイトで聴くと、ES1の方がシャキッとしてきらびやかな感じがする。だからその点はあまり気にしてないが、アンプを通したとき、2弦だけがやたらに響く。これはなぜだろう。これが唯一の不満だ。手元のトーンをいじると少し改善するので、そうしている。

 こういった、買った楽器の感想はよく読まれているので、ぼくも買おうという人の参考にと思って書いた。同じ312使いの人がいたらコメントをいただけるとうれしい。

by pororompa | 2015-09-06 18:04 | こころの糧 | Comments(0)