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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 345】THELONIOUS MONK QUARTET / MISTERIOSO semスキン用のアイコン02

  

2013年 11月 04日

e0006692_13135524.jpg 3日も休んで体力があるので、ジャズの元気なのを大きな音で聴いた。これはモンクの中ではかなり気に入っている作品だ。

 ざわめきの中から「ナッティ」のイントロが聞こえてくる。ジャズ・クラブの空気感がいい。やがてジョニー・グリフィンのテナーが歌い出す。淀みなく、朗々とした響きだ。淀みのあるモンクのピアノが、突っかかり引っかかりしながらそれに続く。

 モンクのリーダー作ではあるが、ワン・ホーンだからどうしてもホーンが目立つ。この作品を聴いてグリフィンという人を見直した。全編にわたって吹きまくるグリフィンのテナーを聴くアルバムでもあると思う。

 だからと言って、誰のリーダー作か分からなくなることはない。曲は1曲を除いて全部モンクの曲だ。隅々に渡ってモンク・ワールドが展開される。それにしても、「共演者泣かせ」と言われるモンクとやって、何の違和感もなく、また変な遠慮もなく、モンクの曲のよさを十分に理解してバリバリと自信に溢れたソロを吹くグリフィンは、やはり大物ホーン奏者の一人なのだなあという感じだ。

 時々左スピーカーのグリフィンの辺りから、ソロの合いの手のようにうなり声が聞こえる。サックス・ソロの合間にうなるのは変だから、ドラムのロイ・ヘインズだろうか。会場もかなりうるさく、5曲目でモンクがソロで静かにバラードを弾いている時に、客が声高に騒いでいるのが残念だ。

 この作品はジャケットもいい。同じ時の録音の「In Action」の方が先に出て、こちらの方が続編だそうだが、こちらの方が値打ちがあるように見える。と言っても、「In Action」の方はまだ未聴なのだった。

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by pororompa | 2013-11-04 13:52 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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