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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 336】CHARLS MINGUS / MINGUS THREE semスキン用のアイコン02

  

2013年 05月 03日

【音盤的日々 336】CHARLS MINGUS / MINGUS THREE_e0006692_21295491.jpg 連休初日はとりあえずのんびり過ごした。最近枕で悩んでいて、新しいのを試したが、まだ何とも言えない。まあまあかな。庭もしなくちゃならないけど、先週草を刈ったら急に安心して腰が重くなった。とにかく仕事も一段落のこの時期は、ただのんびりを決め込むに限る。

 さてと、「マイ・ブーム」化して買い込んだLPを聴くとするか。ミンガスのトリオ・アルバム。ドラムは子飼いのダニー・リッチモンド。ピアノがハンプトン・ホーズだ。

 盤の傷みもあんまり気にならず、ジャケットもしっかり作ってあってまだきれいだ。これが送料含めても500円ちょっとで手に入るから、装置さえあればなかなか安上がりで楽しい遊びだ。

 まずは、「イエスタディズ」でガツンと来る。こんなゴリゴリの音では弾くのが大変だろうなあ。でも腹に来るベースだ。アナログで聴くからにはこうでなくちゃ。後の時代のベロベロのベースは聴いてても味気ない。

 このハンプトン・ホーズという人は、今一つ親しみが湧かない人だな。ブルースは得意みたいだけど、甘さが足りないというか。でも、硬派のミンガスの相手としてはいいのかな。

 B面に入って、「サマータイム」や、ミディアム・テンポのブルースがいかにもという感じで続く。最後の「ティ・フォー・ツー」みたいなバラード「ローラ」がちょっと意外な感じで、しっとりと終わる。あ、でも、チャーリー・ヘイデンの古いデュオ作品で、こんな感じで弾いていたな、ハンプトン・ホーズ。

 そう言えば先日、久しぶりにジャズの生演奏を聴いてきた。山下洋輔カルテット。と言っても洋輔さんが直前で怪我したとかで、山下洋輔抜きの「山下洋輔カルテット」。でも案外よくて、久しぶりに大音響のハードで辛口な演奏に身を浸した。この連休は大きな音でガンガン聴いてみようか。
【音盤的日々 336】CHARLS MINGUS / MINGUS THREE_e0006692_21571791.gif

by pororompa | 2013-05-03 21:30 | 音盤的日々 | Comments(0)