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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 314】 NAT KING COLE / AFTER MIDNIGHT semスキン用のアイコン02

  

2012年 05月 27日

e0006692_12574059.jpg 題名は「ミッドナイト」だが、5月の昼下がりにもよく似合う。ナット・キング・コールの有名な弾き語り盤だ。

 存在は知っていたけど、インスト盤かと思っていた。ポップス畑で有名になってしまった御大が、「ジャズももちろんやれまっせ」という所を見せた盤という話だが、甘い歌もたっぷり聞かせる。編成は、自らのピアノ・トリオにソロイストを加えたカルテット。数々の大ヒット曲もいけれど、ジャズ・ファンならこっちかな。

 手に入れたCDは「コンプリート」と謳ってあって、オリジナルのアルバムと曲数だけでなく曲順も違うそうな。吹き込み順となっている。マニアなんかは喜ぶのかもしれないが、研究資料みたいで、そこまでしなくてもいいのにといつも思ってしまう。

 でも、このCDの場合は始まりからの曲の流れがよい。元々のアルバムを聞き馴染んでいないので違和感がないのだろうが、緩やかに入ってくる1曲目「You Can Depend On Me」が何とも言えないくつろぎを作りだしてしまう。これも、その次の、リー・モーガンの演奏で有名な「キャンディ」も、オリジナル盤には入っていないというのだから驚きだ。

 ゲスト・ソロイストは一人に4,5曲演奏させて入れ替わるという趣向になっていて、これもなかなか楽しい。ハリー・エディソンのトランペット、ファン・ティゾールのトロンボーン、スタッフ・スミスのバイオリン、ウィリー・スミスのアルト・サックスという、さすがの豪華ゲストだ。どれも甲乙付けがたい。

 これ以上ないほど聴きやすくて、聴くほどに味が出る。なるほど、ナット・キング・コールの最高傑作に挙げられるのも当然だ。これに対抗できるのは、「エラ&ルイ」か、「コルトレーンとハートマン」、あるいはレイ・チャールズのカントリー集ぐらいだろう。
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by pororompa | 2012-05-27 13:33 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

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Commented by siwapuri at 2012-05-27 23:56 x
ぼくもそのアルバム、インストかと思ってました。筒美京平が無人島にもっていくレコードにあげていたこともありましたね。
Commented by pororompa at 2012-05-28 19:41
>インストかと
おや、ぼくだけじゃなかったんですね。

>筒美京平が無人島に
「そこきたか」という感じですね。