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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 301】 MILT JACKSON / BAGS' OPUS semスキン用のアイコン02

  

2011年 12月 10日

e0006692_1692356.jpg いろいろ考えたが、もう少しこの「音盤的日々」を書き続けることにした。ただ、このエキサイトブログをいつまで使うかは分からない。広告を外すために有料契約したのに、ずるいやり方でこっそり携帯やスマートフォンからの閲覧に広告を付けていることに気付いたからだ。ブログごとの引越しを考えている。もっといい有料サービスがあるんじゃないかと思う。

 今日で55になった。四捨五入すると60だ。もうずっと頭の中で四捨五入し続けたので、逆にまだ五十代だと言い続けるようにしたい。自分から老け込むことはない。

 このところ気分的にはやや沈みがちだったが、先週末は古い友人と飲んで、久しぶりに元気を取り戻した。そう言えば昔はその友人達がよく言っていたっけ。ぼくと飲むと、自分が「これでいいのだ」と思えてきて、元気を取り戻せるって。今度はぼくがそうさせてもらった。

 もっとも、長い間ぼくを見てきた妻に言わせると、これは転勤一年目の症状であるという。前回も、その前も、もっとぼやき続けたけれど、出る時はいつもある程度満たされて出ている。そして新しい環境での激しいギャップ、その繰り返しだと言うことだ。そうなのかもしれない。

 このアルバムは長年の愛聴盤である。ミルトのリーダー作の中では、最高作であると思う。一度ばかなことをして盤面を傷めた。そしてCDを買ったのだけど、それこそLPとの「ギャップ」があり過ぎた。いきいきとしたこの音楽が、そのCDでは缶詰のようになり死んでいた。

 今日久しぶりにLPで聴いたら、思ったより傷みは少なかった。冬の日が入る冷え切った部屋に、冴々とヴァイブの音が響いた。

 なんて、いい曲ばかりのアルバムだろう。1曲目、「Ill Wind」でしみじみと始まる。ミルトがMJQ以外でなかなかいい作品がないのは、この人は「枠」が必要な人だからではないかと思う。いい額縁に嵌めないといきてこないのではないか。MJQではジョン・ルイスがいた。ちょっと窮屈になって飛び出した。でも、自由になってみると、とりとめがない。

 ここでの枠は、もちろんベニー・ゴルソン。本人の作編曲で、「I Remember Clifford」と「Whisper Not」の2大名曲の決定的名演が聴ける。ジョン・ルイスの「Afternoon In Paris」や、しっとりとしたバラード「Thinking Of You」も素晴らしい。リズム隊もオール・スター。アート・ファーマーのラッパも品の良いこと。同じ「オパス」でも、サボイの方より断然こっちの方が上でしょう。深みが違う。

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by pororompa | 2011-12-10 16:04 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(2)

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Commented by miyabine at 2011-12-15 17:50
hatanakaです。久しぶり。
そうですか、55になりましたか。
自分もなったので、当たり前やけどね。
エキブロに飽きてるみたいやけど、こちらは最近ミクシィから乗り換えて始めて見ました。
相変わらず音楽的・文学的日々を送っとるようやけど、落ち込みやすさも相変わらずみたいやね。
グチグチ言いながらながら長生きしましょう。お互い。
また遊びに来ます。
Commented by pororompa at 2011-12-17 00:02
おや、これは珍しい。30年ぶりかな。来てくれてありがとう。口の悪さも相変わらずやね。
いや、ぜんぜん飽きてるわけじゃないのよ。広告が嫌いでね。それだけなんだけどなあ、エキサイト・ブログも。あとは気に入ってる。
ぶつくさいってるのも、気晴らしにはなるよ。家人には「悩みのない人」なんて言われてる。読まされてる方はいい気持ちはしないだろうけど。
ところで、この、ブログという形態は、イノシマ"Xylocopal"師匠の影響を受けて始めたんだけど、ぼくの気性には合ってた。話題があちこち飛んでも、勝手に整理してくれるしね。
また来てください。そちらもいってみます。