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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 281】 BENNY GOODMAN SEXTET, FEATURING CHARLIE CHRISTIAN (1939-1941) semスキン用のアイコン02

  

2011年 04月 17日

e0006692_189586.jpg 天気は人間の気分にかなり影響を与えると見える。教室が妙に静かだと思うと寂しい雨が降っていたりする。春の、というより一足早い初夏を思わせる日射しの昨日と、どんよりとした肌寒い曇り空の今日ではずいぶんと気分も違う。休もうとしてもつい仕事をしてしまった昨日だったが、今日は一体何をしたのだったか。

 それでもメンタル方面が上向き傾向だというのは、こういう音楽がしっくり合うのでも分かるというものだ。前回のケンさんのつながりでベニーさん。しっとり感は薄いが、より活気はある。「元祖モダン・ジャズ・ギター」のチャーリー・クリスチャンもウリのCBS盤だ。

 スウィング王の白人と「元祖モダン・ジャズ・ギター」の黒人の組合わせは異質にも思えるが、発掘人にして仕掛人のジョン・ハモンドの自伝を読んでいたから、その辺りの事情は知っていた。このグッドマンという人、名前のような「グッドマン」じゃなかったようだが、人種的偏見の激しかったこの時代に白黒混合のバンドを作っていた点は評価できる。一聴スマートなサウンドは洗練されて耳障りはいいが、どこか硬いというか淡泊な響きが物足りなくはある。ライオネル・ハンプトン、この人も今の耳で聴くとあまり面白いとは感じない。

 クリスチャンはやはり革新者だということを考えて聴けば、それなりにすごい。本来やりたかったことを我慢して、「出世の足がかり」みたいな演奏ではあるが。この後、バップの誕生に絡みながらも、若くしてあっけなく死んでしまったので、そう思えばここでの記録は貴重と言うものだ。

 聴いていくと、それほど崩さないから、スタンダード曲の曲としての美しさに惹かれる。「スターダスト」や「メモリーズ・オブ・ユー」はもちろん、「プア・バタフライ」「アイ・サレンダー・ディア」「ジーズ・フーリッシュ・シングズ」と立て続けにやられては、「参った」と言うしかない。やはり名曲は名曲だ。
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by pororompa | 2011-04-17 18:45 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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