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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 279】 来生たかお / GOODBYE DAY semスキン用のアイコン02

  

2011年 04月 02日

e0006692_19363411.jpg 転勤を挟んで、激動の一週間だった。震災のショックも尾を引いているし、精神的にも疲れていたが、古くからの友達からの誘いで花見に行ってきた。これまで人生のいろいろの節々で飲みながら語り合ったその公園は、昔の勤務先に近く、街並と川が見渡せる小高い山にある。

 こういった古い友達との飲み会は、「自分が流されていないか」を互いにチェックし合う時間でもある。ぼくは2人に新作「よかったね」を贈り、若い友達は、今年もぼくの古い曲「ずっと友達」を子どもたちと歌ってクラスを閉じたことを語った。

 新しい転勤先は意外にも街の中だった。花見をしたこの公園も、偶然にも今度の転勤先の校区内である。ずっと若い頃から、転勤に関する県の方針を聞かされ、最後はどこか遠方の農村に骨を埋める覚悟で過ごしてきたので、今回の転勤はうれしいとかがっかりとかの感情を通り越して、ただ拍子抜けするものだった。通勤は近くなったが、厳しい時代だから都市部なりの問題はいろいろ子どもの生活にも影を落としているだろう。これまでの経験が通用しないこともあるに違いない。難しい仕事になるだろう。自分の力は疑っていないが、体力が持つのかは大いに不安である。そして前回の転勤がやはり辛かった記憶が甦り、気分的にはなかなか前向きになれない。

 そんな中で、明るい希望と自信をもたらせてくれるのは、教えた子どもたちのくれた手紙やメールである。今日はそんな手紙を読み返したり整理をしたりしながら、ゆったりと過ごした。また、教え子のお母さん達から作品をほしいという声がいくつか届き、広げるチャンスもないまま出た残念さとともに、仕事を深く理解していただけたうれしさも感じた。

 そんな日に流れていた音楽はというと、今日は何を聴いてもしっくりこない日だった。何を聴いてもうるさく、煩わしく感じられる中で、すっと入ってきたのはこの来生たかおの陰りのある歌声だった。

 ぼくはこの人をよく知らないし、特にファンでもない。「ベスト盤」とされているこのCDの中にも、つまらないと思う曲も入っている。でも、「夢の途中」と「シルエット・ロマンス」はとびきりの名曲だと思う。今日この人について書かれた長いウィキペディアの文を読んで、とても興味深かった。歌を作る人の裏話はぼくにはどれも興味深い。そして親近感が湧いた。

 ぼくもいい歌が書きたい。そして何より、子どもたちとよい仕事がしたい。やり甲斐のある場が目の前に与えられていることを感じよう。多分最後となるだろう職場の日々が始まった。
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by pororompa | 2011-04-02 19:26 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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