ぽろろんぱーぶろぐ

pororompa.exblog.jp

ブログトップ | ログイン

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 268】 PAUL DESMOND / FIRST PLACE AGAIN semスキン用のアイコン02

  

2010年 10月 15日

e0006692_18171644.jpg もう10月半ばか。さすがに秋だ。3連休中は曲を仕上げていてかなり進んだ。新作品集も今年の内に完成する見通しが出てきた。それを聴きながら朝夕通勤したので、気分的には前向きのはずだが、昨日は腹痛、今日はめまいと何だか体の方がついていかない。

 そんなわけで、金曜日の夕方に聴く音楽はこれかな。ポール・デズモンドの「ファースト・プレイス・アゲイン」。

 この人は、あまりの美音のために、何を吹いても許される所があるのではないか。何をしても許してもらえる美女のようなものか。よく聴くと案外素っ気ないフレーズを吹き流しているような気がして、何か物足りない時もある。それにけっこう辛口のフレーズも吹く。例えばマリガンとのバトルなどでは、そういった面が前に出てくるし、ブルーベック・カルテットでもそんな風に感じる時はある。そうは言っても、この音が響くと全てを許してしまうというわけだ。

 イージーな感じもする一連のRCAのジム・ホールとの作品の中で、これは比較的引き締まった感じのするアルバムだ。ベースとドラムはMJQのリズム隊で、スリルや刺激には乏しいが、合っていると言えなくもない。「グリーン・スリーブズ」を中に挟んで、クールなスタンダードを素材にした素っ気ないような美音が、たおやかに流れていく。「聴きたくないなら聴かなくたっていいのよー」「いえいえ、聴かせていただきます。」この美音には抗えない。
e0006692_18181022.gif

by pororompa | 2010-10-15 18:18 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://pororompa.exblog.jp/tb/13425015
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。