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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 267】 コチアン四重奏団 / ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲「アメリカ」 semスキン用のアイコン02

  

2010年 09月 18日

e0006692_22255677.jpg ようやく秋めいてきた。例年ならこの時期はジャズだが今年はなぜかクラシックをよく聴いている。

 満ち足りた気分はしない。なぜならばこの3連休は成績集計の仕事に充てるつもりだったからだ。ところがいざ始めようとしたら、重要な書類を持ち帰っていない。呆然としてしまった。まだ時間は十分あるから来週でもよいわけだが、もうすぐ娘が帰省するのでその時期に仕事などしていてはタイミングが悪い。それに3日間も仕事に充てようと構えていたので、何か肩すかしを食ったような気分なのだ。だが仕方がない。やれる仕事もけっこうあるし、成績の方は秋分の日にでもやるとするか。

 時間は空いたが落ち着かない。そんな心に音楽はすっとは入ってこない。昔から好きだったドヴォルザークの「アメリカ」を聴くことにした。「アメリカ」は有名なアルバン=ベルクSQのも持っているが、今日はこちらを選ぶ。

 コチアン四重奏団というのはよく知らない。カップリングされているチェロ協奏曲のアンゲリカ・マイという人もあまり聞いたことのない人だ。ずいぶん前に1300円で買った。今はクラシックのCDも安くなっていて、1000円盤でよいものもいっぱい出ているが、この時代のこのシリーズは安っぽい感じがした。ジャケットも、いかにも廉価盤という感じの風景写真だ。

 だが、聴いてみると、アルバン=ベルク盤に比べても、そう遜色はない感じだ。いや、むしろ柔らかくてこちらの方がいいと感じる時もある。クラシックを聴き慣れていないから違いがよく分からないのかもしれないが、もう一方のチェロ協奏曲にしても十分感動できた。ジャケットに「PCMデジタル」のロゴが出ている。ジャズでもそうだが、'70年代のDENONのデジタル初期の録音は、何かいい印象がぼくにはある。

 どこか張りを失って初秋の夕暮れ時にあの人懐っこいテーマに耳を傾けた。歌謡性が色濃い。ドヴォルザークという人はクラシック通の間では二流扱いの人だそうだが、メロディ・メーカーだなあと思う。部屋をあっという間にノスタルジックに染め上げてしまった。昔のことをいろいろ思い出したりしている内に、いつのまにか外気温の方が低くなって虫の声がしていた。
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by pororompa | 2010-09-18 23:00 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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