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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 255】 EMMYLOU HARRIS / ROSES IN THE SNOW semスキン用のアイコン02

  

2010年 04月 25日

e0006692_10355250.jpg ようやく春らしくなってきた。気が付けばもう初夏も近い。家庭訪問期に突入しそのまま連休に入っていくこの季節は、好きな季節の一つだ。庭のバンマツリが白と紫で溢れている。サクランボも大きくなり、素朴な味の実をぽつぽつと付けている。メダカも活発に動き始めた。猫が外に出たがって哀れな声で鳴くのだけがつらい。

 この1週間は通勤の行き帰りにジャンゴ・ラインハルトを集中的に聴き、「マイナー・スウィング」が頭の中で鳴り続けた。今日はマリア・マルダーを聴いて、それからこのエミルー・ハリスだ。カントリー仕立てである。トニー・ライスだとか腕利きに囲まれ、ドリー・パートンやジョニー・キャッシュも招いて、丁寧に作られた感じのするアルバムだ。

 自作で勝負する人ではないから、選曲が重要になる。このアルバムはカントリーの有名曲を中心に組まれているようだが、中には聞き覚えのある曲も何曲かあり、いっそう親しみを持って聴ける。カントリーと言えばフィドルが入って「チータカ、チータカ」という感じを思い浮かべるが、このアルバムもそんな感じで始まる。これを延々とやられると正直きついが、カントリーは幸いそればかりではないから助かる。2曲目に聞こえてくるマイナー・キーの歌は、ジョーン・バエズのデビューの頃の素朴な弾き語りが耳に残る「さすらいの旅人」だった。これはカントリーというよりもフォークである。

 そして3曲目のワルツも聞き覚えがあるのだが、何なのか思い出せない。リッキー・スキャッグス、ドリー・パートンも入っての掛け合いが素晴しい。その後聞こえてくるのが何とS&Gの「ボクサー」。悪くはないのだが、どうも美女が歌う歌ではないような気がして、違和感が残る。

 5曲目の「Darkest Hour Is Just Before The Dawn」という曲も、最近どこかで聴いたぞ。これはゆったりとしたカントリー・ワルツ。こういうカントリー・ワルツは大好きだ。6曲目でまたチータカチータカ。その後だから生きるような、7曲目のミディアム・スロー。またリッキー・スキャッグスと見事なハーモニーを聴かせる。思わず手元のウクレレを取って参加するが、こういう音楽は構造は単純だから、参加した気分になれるのが楽しい。

 8曲目でジョニー・キャッシュをゲストににぎやかにやった後、またまた耳に馴染んだワルツが流れてきた。「Miss The Mississippi And You」、そうだ、ジミー・ロジャースだ。それからカーター・ファミリーの曲でオリジナルのアルバムは終わり。そしてボーナス・トラックに入ってハンク・ウィリアムスの曲、これがドスが利いていていい。こういう歌もうまいなあ。ラストの曲はリコーダーで始まるのでびっくり。なるほどこういう笛の音もカントリーにはあるのね。しみじみとしたワルツで余韻を残して全編が終了。

 これはこのアルバムいい曲ばっかりだね。あんまりじっくり聴いていなかったことがわかった。今日聴き直して、確実に星半分ぐらい印象が上がった。
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YouTube Emmylou Harris - The darkest hour is just before dawn

by pororompa | 2010-04-25 11:34 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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